ロシアがWTO加盟 18年の交渉経て156番目の加盟国に

ロシアは22日付で世界貿易機関(WTO)の156番目の加盟国となる。 ロシアがWTO加盟 18年の交渉経て156番目の加盟国に
8月22日、ロシアが18年の交渉経て世界貿易機関の156番目の加盟国となる。ジュネーブのWTO本部で2008年7月撮影(2012年 ロイター/Denis Balibouse)
[22日 ロイター] ロシアは22日付で世界貿易機関(WTO)の156番目の加盟国となる。ロシアの経済規模は世界9位の1兆9000ドルで、WTOに加盟していない「最後の大国」と呼ばれていた。そのWTO加盟交渉は18年という長期にわたった。
米国では、ロシアに恒久的最恵国待遇を付与する議会手続きが遅れており、財界から、早期の承認を求める声があがっている。
WTOのラミー事務局長は、ロイターに対し、米議会がロシアへの恒久的最恵国待遇付与について「実現しなければ米国のビジネスにとってマイナス」になるとして、議会の承認を楽観する姿勢を示した。

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