日米首脳会談、安全保障の連携強化を確認

日米首脳会談、安全保障の連携強化を確認
4月30日、日米首脳会談でオバマ大統領と野田佳彦首相は、安全保障での連携強化を確認した。写真はホワイトハウスでの共同記者会見で撮影(2012年 ロイター/Yuri Gripas)
[ワシントン 30日 ロイター] 日米首脳会談でオバマ大統領と野田佳彦首相は、安全保障での連携強化を確認した。共同記者会見でオバマ大統領は、亡命を求めている中国の人権活動家、陳光誠氏について直接言及は避け、中国は人権面での改善が必要と述べた。
クリントン国務長官とパネッタ国防長官は、フィリピンのロザリオ外相やガズミン国防相と会談し、野田首相の訪米とあわせ、オバマ政権はアジア同盟国との安全保障の緊密化をうたった。
フィリピンなどとの防衛面での協力強化を模索しているが、オバマ大統領は中国を外交的に刺激することは避け、中国を封じ込める意図はないとし「(中国が)ルールや規範が尊重される国際社会の一部であることを確保するための措置だ」と述べた。

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