「会社のトイレを全て和式に」、野村HDの株主が珍提案

「会社のトイレを全て和式に」、野村HDの株主が珍提案
6月1日、野村ホールディングスの株主総会が27日に開かれるのを前に、ある株主から「会社のトイレを全て和式にせよ」などという珍提案が出され、話題となっている。都内の野村証券支店で昨年7月撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)
[ロンドン 1日 ロイター] 野村ホールディングス<8604.T>の株主総会が27日に開かれるのを前に、ある株主から「会社のトイレを全て和式にせよ」などという珍提案が出され、話題となっている。
株主総会の招集通知に掲載された第12号議案は、日常の基本動作の見直しとして、「オフィス内の便器は全て和式とし、足腰を鍛錬し、株価四桁を目指して日々ふんばる旨定款に明記するものとする」と提案。理由については、「今が『ふんばりどき』であり、和式便器に毎日またがり、下半身の粘りを強化すれば、かならず破綻は回避できる」と説明している。
この株主は計100項目の提案をし、このうち18議案が総会に付議するための要件を満たした。提案には「会社の商号を『野菜ホールディングス』に変更するよう求める」ものや、「会社の略称を『YHD』とし、営業マンは自己紹介をする際に『野菜、ヘルシー、ダイエットと覚えてください』と前置きすること」などがあった。
取締役会は、18議案全てに対し反対を表明した。

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