ガンビアで公務員が週休3日に、「祈りの時間増やす」

ガンビアで公務員が週休3日に、「祈りの時間増やす」
1月20日、ガンビアのヤヒヤ・ジャメ大統領(左)は、2月1日から公務員は週休3日にするとの大統領令を布告した。昨年7月撮影(2013年 ロイター)
[バンジュール 20日 ロイター] 西アフリカに位置するガンビアのヤヒヤ・ジャメ大統領は、2月1日から公務員は週休3日にするとの大統領令を布告した。土日に加えて金曜日も休みとし、祈りや農業にささげる時間を増やすという。
ジャメ大統領は週休3日の導入について、一般市民からの要望に照らして決定したと説明。同国では2月以降、公的機関の就業時間は月曜から金曜の午前8時から午後6時までとなる。
大統領は声明で「新制度により、祈りや学校行事、農業にあてる時間が増えることになる」としている。
1994年の無血クーデターで権力の座に就いたジャメ大統領は、物議を醸すことの多い指導者の1人として知られる。2007年には、煮出したハーブからエイズ治療薬を発見したとし、西側の医療専門家から「患者に偽りの期待を抱かせる」と非難を浴びていた。

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