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小林村(近世)


江戸期の村名足立【あだち】郡石戸領のうち一説に古くは石戸郷に属したという天正18年9月7日の伊奈忠次知行書立写に「一,こしきや,此内に小林村」とあり(武文),「新編武蔵」には「小敷谷村の内小林村」とある小敷谷村に属し,「田園簿」「元禄郷帳」など公のものには村名を載せず,いわば端村の類とみられる(新編武蔵)はじめ旗本牧野氏の知行,のち旗本松平2氏の知行鎮守は牛頭天王社神社はほかに八王子社寺院は浄土宗小林寺があり,興旧山貞松院と号し,天文年間に感誉の起立と伝える江戸末期か明治初期に小敷谷村に併合されたものと思われる




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7287353