KBS社長解任案が通過…労組は業務復帰を宣言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.06 11:11
労組などから辞任要求を受けてきた吉桓永(キル・ファンヨン)KBS(韓国放送公社)社長に対する解任案が通過した。
KBS理事会は5日午後4時、ソウル汝矣島のKBS本館で臨時理事会を開き、吉社長解任案を可決した。吉社長が出席して意見を述べたが、表決の結果、賛成7票、反対4票で解任案が通過した。野党側理事4人のほか、与党側理事3人が賛成票を投じた。
反対票を投じた与党側の楊成樹(ヤン・ソンス)理事は表決後、辞意を表明し、理事会場を退場したという。KBS理事会のある関係者は「多くの理事が制作拒否と労組のスト、幹部の相次ぐ職務辞退などで吉社長が社長として職務を遂行するのは事実上難しいと判断したとみられる」と話した。