エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「地味でオシャレに興味無し」「携帯電話も自由に使えなかった」。きゃりーぱみゅぱみゅの意外な学生時代。

今や世界中から注目を集める存在となった、アーティスト“きゃりーぱみゅぱみゅ”。彼女は常に「私なら、いける。きゃりーなら、いける。絶対に大丈夫!」と、常に自分に言い聞かせているという。それだけ周囲からの大きな期待を背負い、ファンから熱狂的な声援を受けながら、きゃりーは前に進んでいかなければならないのだ。

4月20日深夜放送の『未来シアター』(日本テレビ系)では“これが私の進む道”と題し、きゃりーの魅力に迫った。

幼い頃の彼女は引っ込み思案で、目立たない地味な子供だったそうだ。中学生まではオシャレにも興味が無かったといい、紹介された写真はどれを見ても大人しそうな女の子の姿が写っていた。

きゃりーの母親の躾は厳しかったという。周りへの挨拶から始まり、彼女が高校生の時は生活態度についても約束事が多々あった。化粧は禁止、門限は夜の7時。携帯電話は、夜の8時から翌朝6時まで使用できなかった。当時は反発を覚えた母親の厳しい躾も、今となっては感謝しているときゃりーは語る。仕事先で丁寧な挨拶が自然にできるのも、母親の教えが身に付いているからだと日々感じている。そんな日常の積み重ねによって、周囲がきゃりーへの信頼度を高める結果にもつながっているようだ。

きゃりーが高校を卒業する時、母親から贈られた言葉がある。「これからは自由に、自分の選んだ道を進みなさい。」あの厳しかった母親が自分を信頼し、背中を押してくれた。この言葉で彼女は、大きな自信を持って前に進んで行く勇気が湧いてきたのだ。今でも仕事で不安になった時、母親の言葉を思い出すと“これが私の進む道”と明るく前向きになれるという。

「自分だけの個性を大事にして、人目は気にしない。」きゃりーのこの生き方は強い精神力と責任感、そして周りから信頼されなければ成り立っていかないだろう。“厳しく躾けられたおかげで、今の自分がある”と母親に心から感謝し、きゃりーは今日も自由で超ポジティブに生きているのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)