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【新サービス】

新世代検索「Google」に日本語ベータ版サービス登場

■URL
http://www.google.com/intl/ja/

Google

 検索サービスの「Google」が、日本語版サービスを公開した。現在ベータ版と表示されているが、日本語環境からGoogleのトップページにアクセスすると自動的に日本語ページに移るようになっている。

 Googleはスタンフォード大学の大学院生によって1998年に設立されたベンチャー企業。集めたページの中身やリンクから重要性などを解析し、的確に検索結果を返すことで定評がある。また、検索の高速さや検索時間の表示、ヒットしたページへのアクセスが重いときやヒットした時点のページを見たいときにGoogleで読みこんでいるページを表示できる「マッチ表示(キャッシュ)」機能、ヒットしたページの関連ページを検索する機能、検索を実行するときに一覧ではなくトップのサイトに直接飛ぶ「I'm Feeling Lucky」など、数々のユニークな工夫がこらされている。ポータル化しコンテンツやサービスを増やす検索サービスが多い中、検索機能のみのシンプルなインターフェイスも特徴だ。最近、Yahoo!がデフォルトのサーチエンジンとして採用したことでも話題になった。

 日本語サービスから日本語キーワードで検索してみたところ、海外のサービスであることを意識せず、国内の検索サービスと同じように使えた。検索結果のランク順や「I'm Feeling Lucky」も的確に選ばれ、英語サイトを検索したときの小気味良さが日本語でも生きている感じだ。


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(2000/8/3)

[Reported by masaka@impress.co.jp / hiro@nakajima-gumi.net]


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