日本内科学会雑誌
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1.カルシウム代謝調節因子:最近の進歩
3)ビタミンDの生成と作用
絹田 恵子清野 佳紀
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1999 年 88 巻 7 号 p. 1277-1282

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抄録

ビタミンDの分子作用メカニズムの解明は,ビタミンDレセプター遺伝子欠損マウスによる研究で最近めざましく進歩している.今までによく知られているカルシウム代謝調節因子としてだけでなく,免疫調節,細胞の分化増殖調節,さらに性腺に及ぼす影響等さまざまな新しい作用が解明されつつある.しかし,依然としてビタミンD欠乏症が存在することも特記しておかなければならない.ビタミンD生成と新しい作用について述べる.

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