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11/13【全日本】秋山は大森のグランドスラム後押し宣言 ワイルドバーニングが2種の合体技試し斬りで最強タッグ制覇→世界タッグ返り咲きに手応え(写真あり)

 『2014世界最強タッグ決定リーグ戦』(11月16日開幕)に出場する秋山準&大森隆男が13日、神奈川・横浜市の全日本道場で練習を公開。世界タッグ王座を返上し、暮れの祭典に不退転の覚悟で臨む二人は2種の合体技を公開。初戦の対ジョー・ドーリング&諏訪魔戦をヤマ場に定め、「最初勝てれば波に乗っていける」と言い切った秋山は大森のグランドスラム達成を後押しする構えもみせた。

 最強タッグ開幕が3日後と迫ったこの日、優勝候補の一角である前世界タッグ王者・秋山&大森が公開練習を行った。「しょっぱなの諏訪魔&ジョーというのが一番マークする相手でもあると思うんで、最初勝てれば波に乗っていけるんじゃないか」(秋山)、「この二人を倒さないことにはその先のリーグ戦の全貌も見えてこない」(大森)と口を揃えた二人は、開幕戦の11・16後楽園大会をヤマ場に設定。Evolution最強コンビを攻略するためにも、新たに合体技を開発し、この日公開した。

 まずは大森のアックスギロチンドライバーの発展形をお披露目した。通常のアックスギロチンに加え、秋山がハイジャックパイルドライバーの要領でコーナーからダイブして体重を浴びせるもの。何度か試し斬りし、練習台となったSUSHIをもん絶させた。もう一つが秋山のランニングニーと大森のスライディングアックスボンバーを同時にぶち込む荒技だ。

 いずれも一撃必殺の破壊力がありそう。「二人の力を一挙に集中していけば諏訪魔&ジョーだろうが誰だろうが倒せる自信がある」と秋山が好感触を強調すれば、大森も「何が何でも優勝大トロフィーを手に入れて、大阪のリングに最後に残ってかちどきを上げてやる。上げたハードルを自分たちで飛び越えてやるぜ」と最強タッグ制覇→世界タッグ返り咲きに自信をみせた。

 優勝戦が行われる大阪は今年4月、秋山と大森がチャンピオン・カーニバル決勝戦を争った舞台。春の祭典に続き、暮れの祭典でも同世代二人で主役を張るつもりだ。しかも大森は今年、三冠&世界タッグ両王座を戴冠し、カーニバルも制覇。最強タッグも制すればグランドスラム達成となる。「あの時は俺、決勝で負けて苦い思いしたけど、今回はチームとして同じ場所に帰るんでね。パートナーにもグランドスラム達成してもらいたいし、させたい」と後押しする構えをみせた秋山に、大森も「それに報いる戦いを見せなきゃいけない。力を合わせて世界一高いハードルを俺たちは乗り越えてやる」と呼応した。

 ともにキャリア22年とベテランの域にある二人だが、まだまだ元気いっぱい。2大兵器を携え、ワイルドバーニングが暮れの祭典で健在ぶりを示す。
※秋山&大森のコメントは別項に掲載します

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