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『2013年を振り返って2014年を考える(後編)③』三橋貴明 AJER2013.12.17(3)

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1月18日 「2014年 日本はデフレ脱却し成長路線に回帰するのか?」( 日本橋人形町)

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 やしきたかじんさんがお亡くなりになられました・・・・。心よりお悔やみ申し上げます。


 昨日、田母神俊雄氏が東京都知事選挙への出馬会見をされました。「サプライズ」は石原慎太郎氏の支援と、記者会見への同席だったのですが、一部のメディアでは事前に報道されていました(どのルートでリークされたのか、気になります)。


田母神氏、出馬を表明=石原維新代表が支援-都知事選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014010700625
 元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)は7日、東京都内で記者会見し、猪瀬直樹前知事の辞職に伴う都知事選(23日告示、2月9日投開票)に無所属で出馬する意向を正式に表明した。同知事選への立候補表明は、日弁連前会長の宇都宮健児氏(67)に続き2人目。日本維新の会の石原慎太郎共同代表が支援する。
 田母神氏は、大災害やテロに備え、自衛隊を活用した危機管理体制の確立を主張。「自衛隊を中心とする都民の救助体制を整えておく必要がある。自衛隊に精通した私が都知事になるのが一番よい」と強調した。 
 会見には石原氏も同席し「首都東京を守るために最高、最大の経験を積んだ人物が名乗りを上げたことは心強い」と述べた。維新は党としては自主投票の方針。 』


 賛同人(敬称略)は、以下になります。(※会見時のペーパーから)
 石原慎太郎、井尻千男、小田村四郎、加瀬英明、クライン孝子、小林正、小堀桂一郎、すぎやまこういち、石平、中西輝政、中山成彬、西尾幹二、西部邁、西村眞悟、平沼赳夫、松田学、三橋貴明、三宅博、宮崎正弘、宮脇淳子、元谷外志雄、渡部昇一 
 
 念のため書いておきますが、石原議員や平沼議員など、維新の会の国会議員の皆様は、「政治家個人」としての支援になります。維新の会自体は「自主投票」でございます


 さて、自民党はどう出るでしょうか。自民党東京都連は舛添要一氏との「政策協定を結ぶ方向で調整に入った」との報道が流れていますが、舛添氏は2010年に自民党を「除名」された人物です。一度、除名(党の処分としては最も重い)した人物を担ぎ上げるとなるなど、筋が通らないのは言うまでもありません。東京都連は「公認ではなく、推薦ならば、除名した人物でも構わない」と強弁するのかも知れませんが、党員や有権者が果たしてどのように判断するか。注目させて頂きます。
 
 東京都知事選は、国政選挙とは違います。何が違うかと言えば、「勝利のための票数」の桁が違うのです。


 何しろ、2012年末の都知事選の総得票数は640万! 200万票を獲得したとしても、勝てるとは限りません。12年の猪瀬氏の得票数は430万、11年の石原氏の得票数は261万でした。11年の選挙時は、東国原氏は169万票を獲得したにも関わらず、敗北を喫したのです。
 勝利の為に必要な票数は、文句なしで「日本の選挙」における最大になります。
 
 というわけで、都知事選勝利のためには「人物の売り込み」と、「争点の絞り込み」、さらに「イメージ」が極めて重要になります。田母神氏の「人物」については、全く心配していません。正直、氏ほどユーモアに富みに、人間的に素晴らしい方には、お目にかかったことがないと断言できるほどでございます。


 無論、都民に田母神氏の「人物」が知れ渡っているとは言い難いですが、今後、マスコミにおける露出が増えれば、徐々に浸透していくでしょう。


 次に「争点」ですが、以下二つに絞れれば、効果は大きいと考えます。
「東京の強靭化」
「対中国」

 会見における、田母神氏の強靭化に関する発言は以下の通りでございます。


「この度、立候補の決意を固めましたのは、東京オリンピックがあるという中で、東京の強靭化対策を、大災害が起きたときの都民を救済する対策をきちんと固めたいという思いからです。
 そうした救助体制は、先進国では軍を中心としてつくられているが、日本は今まで自衛隊をできるだけ使いたくないという思いで、自衛隊を中心とする災害救助体制がつくられていませんでした。

 阪神大震災や東日本大震災を見ていても、いざとなれば自衛隊を使っていますし、そうした体制が重要だということは、国民にも都民にも理解されていると思います。

 国土交通省の発表では、オリンピックまでに3割、30年後までに7割の確率で、首都直下型地震が起こる可能性があるといいます。諸外国と同様に、自衛隊が中心となった体制が作られる必要があり、そういうときに、自衛隊の経験を持つ私が都知事になるというのは、非常にいい機会だとおもっております。そういう意味では、私は極めて適切な都知事ではないかと思っています。
 また、すでに橋や道路の老朽化が進んでいます。国土強靭化が政府レベルで訴えられていますが、そういう対策も進められていきます。それとともに、万が一のときに、自衛隊と連携して、警察消防、その他団体と連携する救助体制を整えていきます。」


 国土強靭化基本法が昨年末に通りましたが、同法律に基づく国土の強靭化のためには、地方自治体の首長(特に知事)が強いリーダーシップを発揮し、各地域における強靭化のための施策をまとめなければなりません。(各地域の施策がボトムアップされ、計画に盛り込まれ、予算化されます)


 直下型地震の危機が迫る中、日本の首都である東京の強靭化、及び「いざ、非常事態になった際の対応」は、我が国の運命を決すると言っても過言ではないほどの重要事です。まさに「今」だからこそ、東京都は「安全保障」「危機管理」を正しく認識し、実際に自衛隊という組織や予算を動かした経験、ノウハウを持つ人物にリーダーになってもらわなければならないのです。
 田母神氏をおいて、他に適切な人物がいるとは思えません


 また、「対中国」でございますが、我が国にとって中国の存在は、来たるべき大震災と並ぶ「二大安全保障の脅威」の一つです。東京都の都知事は、韓国やノルウェーに匹敵する財政を動かす要職であり、影響力が大きいため、中国は「自分たちに都合が悪い人物」が東京都知事になることを妨害してくるでしょう。
 と言いますか、
「妨害してくれ!」
 と思っていたら、本当に来ました


田母神氏が知事選出馬へ、中国は「わが国を敵視する人物」と警戒感
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140107-00000126-scn-cn
 元航空幕僚長の田母神俊雄氏が東京都知事選への出馬を決めたことに対し、中国の環球時報(電子版)は7日、田母神氏について「自国の侵略の歴史を認めないことで悪名高い右翼の人物だ」と論じ、警戒感を示した。
 1971年に自衛隊に入隊した田母神氏は2007年3月に航空幕僚長に就任、08年10月には「日本が侵略国家だったとは濡れ衣だ」と主張する論文を発表した。同論文は政府見解に反するとして航空幕僚長を更迭され、同年に定年退職した田母神氏はその後、軍事評論家などとして活動を行っていた。
 環球時報は「田母神氏は論文で日本の侵略の歴史を否定し、条約に基づいた駐留だったと主張しており、戦争の責任を米国や中国に押し付けようとしている」と批判。
 さらに環球時報は、「わが国を敵視する田母神氏は公然と中国脅威論を喧伝する人物」と論じ、第2次世界大戦後における“日本の自虐史観”を改めなければならないと主張している田母神氏は靖国神社参拝を支持し、国防軍の創設や軍備拡張を主張している人物だとして、都知事選への出馬に警戒感を示した。』
 
 環球時報とは、中国共産党中央委員会の機関紙である「人民日報』」の国際版になります(要するに人民日報国際版です)。というわけで、環球時報に書かれたことは、中国共産党の「指示」に基づいていると判断して構いません。


 現在の日本の政治家にとって、「中国の妨害圧力」ほどありがたい支援はありません。正直、尖閣問題や中国の妨害圧力がなければ、2012年の総裁選挙で安倍総理が自民党総裁に復帰することはなかったでしょう。


「中国共産党に批判されるとは、いかなる意味を持つのか?」

 現在の日本の「仮想敵国」がどの国かを考えれば、誰にでも理解できるはずです。


 さて、最後のポイント「イメージ」です。間違いなく、日本の朝日新聞、毎日新聞等のメディアは、田母神氏に様々なレッテルを貼り、嫌な質問を繰り返し、印象を貶めようとしてくるでしょう。

 とはいえ、ある意味で彼らの「攻撃」は歓迎で、巧い切り替えしさえできれば、却って田母神氏の印象を高めることができます(都知事選で一番きついのは、大手メディアに無視されることです)。


 というわけで、本エントリーのコメント欄において、
マスコミが貼ってくるレッテルや、田母神氏を貶めるレトリックを予想し、それに対し巧みな切り返し手法(これもレトリックですが)」
 について募集したいと思います。優秀な「切返しのレトリック」につきましては、わたくしが責任を持って田母神氏にお渡しさせて頂きます。皆様のご協力を、何卒よろしくお願いいたします。
(というわけで、本日のエントリーのコメント欄で都知事選と無関係なことを書き込むことはやめて下さい)


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