★ジャーナリストを装い撮影!
在宅ロビー活動にご参加いただいている皆様、たいへん腹立たしいお知らせがあります! 前回東京に各国NGOが集結し、朝鮮総連本部前で抗議活動を行ったことをご報告しましたが、そのとき朝鮮総連職員がジャーナリストを装って目の前まで来て、脱北者を撮影していたことが分かりました!
下写真の青い上着を着た男性が朝鮮総連のL氏で、当日は朝鮮総連の門の外で報道関係者に紛れて待ち構えていました。そして脱北者の金恵淑(キム・ヘスク)さん(白い服の女性)が演説を始めた17時15分ころ目の前まで来て、熱心に撮影していたことが判明したのです。
その3分後、門から最高幹部のS氏と対南工作担当のC氏が出てきて、私たちの様子を観察していました。
状況から、S氏とC氏がL氏に命じたと見ていいでしょう。
実はこの行為は、殺人予備の可能性があります。撮影された金恵淑さんや、そばにいた「開かれた北韓放送」代表の河泰慶(ハ・テギョン)さん、また北朝鮮から脱出した経済学者の呉吉男(オ・ギルナム)博士(金恵淑さんの右側のモザイクの男性)は、北朝鮮の暗殺ターゲットだからです。
8月から北朝鮮は、著名脱北者や活動家に対する暗殺作戦を活発化させ、中国で1名暗殺し1名に重傷を負わせ、韓国で3名に対する殺人未遂・暗殺計画が発覚しています。
韓国の脱北者団体代表は、「支援したいという日本人がいるから、一人で来てほしい」と呼び出されたところ、間一髪で危機を逃れています。もし現場に行っていたら、毒針で刺されて苦悶のうちに死んでいたことでしょう。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110916/kor11091612520001-n1.htm
暗殺計画が明らかになったのは、最も成功した脱北者といわれる趙明哲(チョ・ミョンチョル)統一教育院長と、黄ジャンヨプ氏とともに韓国に渡った金徳弘(キム・ドクホン)氏で、厳重な警護を受けています。
http://japanese.joins.com/article/858/143858.html
朝鮮総連の門から外の様子をうかがうL氏(17時22分)
現在準備中であったり失敗に終わったりした暗殺作戦は、この10倍以上あると見るのが自然です。韓国の活動家や脱北者は暗殺の危険を当然のこととして受け入れ、十分備えています。また男性は兵役に行って軍事訓練を受けています。狙うのが困難なターゲットであり、明るみに出たのはほんの一握りといえます。
L氏以外にも、建物内からビデオ撮影が行なわれていたほか、M氏がソニーのビデオカメラで、C氏がニコン一眼レフで撮影していた
金恵淑さんは6月に英国議会で証言し、9月にはアメリカ下院議会外交委員会で証言し、欧米メディアにたびたび登場しています。その証言内容は衝撃的なものであり、暗殺リストの上位に位置していることは間違いありません。
また「開かれた北韓放送」代表の河泰慶さんは、いま北朝鮮問題でもっとも活躍している活動家の一人であり、北朝鮮内部に情報提供者を多数持っていると公言しています。先月中国で暗殺された韓国人牧師よりはるかに知名度が高く、暗殺リストの最上位とみていいでしょう。
呉吉男博士の妻と娘の救出運動は現在韓国メディアの注目を集めており、北朝鮮から見たら暗殺すべき対象です。呉吉男博士は日本人拉致被害者を目撃したと証言しており、このことも北朝鮮からすれば許しがたい行為です。
呉吉男博士が目撃を証言した特定失踪者の生島孝子さん
平壌で同じ高級アパートに住む
呉博士は石岡亨さんも目撃している
もしもL氏が撮影した上記3人や他のメンバーの身になにかあれば、朝鮮総連に大規模な家宅捜索が入ることは間違いありません。世界的人権団体や、各国政府に近い団体が参加したイベントで、警察官多数が警備するなか公然と暗殺準備が行なわれたとなれば、日本警察の顔は丸潰れです。しかも最高幹部S氏が現場にいた意味は重大です。
傷を負って死に物狂いになった猛獣は、ときとして予想もつかないような行動に出ます。
皇居前で暴れた左翼・朝鮮人のデモ隊に正当防衛射撃を行なう警察官(昭和27年)
★欧州コネクションを潰せ!
前回北朝鮮軍部フロント企業とヨーロッパ企業の取引について書かせていただきました。
本ブログ2011年9月20日付記事
残念ながら、まだ中止されたという知らせを聞きません。専門家によれば、マグネシウム輸出は北朝鮮の重要な外貨収入源ですので、なんとしてでも潰したいものです。
今回は、北朝鮮フロント企業と直接取引しているスイス企業クィンテルミナにファックスやメールを送りたいと思います。ほんの少しの労力で、私たちの同胞の人生をメチャメチャにし、日本に重大な脅威を及ぼしている犯罪国家に打撃を与えられます。
かつて敵艦を沈めるために、若き勇士たちが特攻で命を散らしていったことを思えば、なんと得がたいチャンスでしょう! 熱い闘いが始まる前に、静かな闘いで敵を撃滅しましょう!
それでは皆様、ほんの少しだけお時間をください。下記にメールやファックスを送っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
<追記 終了した抗議活動>
ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。クィンテルミナ社の北朝鮮取引は潰すことに成功しました。
送り先
クィンテルミナ本社
メールアドレス: info@quintermina.net
ファックス番号: 41-81-252-0476 (KDDIの場合、ファックス番号の前に001-010とダイヤルするだけですぐ繋がる)
例文
件名: Trading with the North Korean military
Dear Mr David Coplet,
I am writing to urge that you cease all trade with
I understand that Quintermina AG is producing and exporting magnesite in
http://www.un.org/News/Press/docs/2009/sc9679.doc.htm
You have indirectly aided
http://www.haaretz.com/news/middle-east/report-north-korea-sent-nuclear-software-to-iran-1.380409
If you export North Korean mangesite to the
http://www.treasury.gov/resource-center/sanctions/Programs/Documents/nkorea.pdf
The Executive Order 13570 prohibits the importation into the
Thank you for your cooperation in advance.
Yours sincerely,
(あなた様のお名前)
★拉致被害者はどれくらいいるか?
今回は拉致被害者の人数について持論を述べたいと思います。もちろん正確な数は分かりませんが、数十人でないことだけは間違いありません。
調査会のリストは数百人ですが、調査会に行かず警察だけに相談しているご家族は多数います。また家族と疎遠な人が狙われてきたという事実もあります。
政府は拉致被害者を17人しか認定していません。そして本ブログで書いてきたように、政府の一部に特定失踪者を切り捨てて日朝国交正常化を実現しようとする勢力があるので、特定失踪者の存在は十分広報されておらず、あまり知られていません。
拉致問題に関心がある一般の人でも、政府認定の被害者がすべてだと思っている人もいます。
私は、拉致被害者は少なくとも500人はいると考えています。なぜなら、拉致など簡単だからです。「なんでバレたの? バカじゃない」というくらい難易度の低い工作であり、発覚しているケースは、氷山の一角に過ぎないのです。
5月27日に久米裕さん拉致犯人(現在も日本に住む在日朝鮮人)を刑事告発したとき、告発文を読み返して、発覚したのは偶然が重なったからだと実感しました。
久米裕さんは騙されて工作船に乗り込んでいます。襲われて、抵抗した訳ではありません。
発覚したのは、警察が不審船の情報を得て警戒していたこと、そして旅館の女将が「不審な宿泊客がいる」と通報し、逮捕された犯人が拉致を全面自供したからです。
これは極めて発生確率の低いことが重なった結果であり、本来なら99.9%以上の確率で発覚していませんでした。
海岸で男性が歩いているのを見て、「北朝鮮に騙されて拉致されようとしているのでは?」と思う人はどれくらいいるでしょうか? 昔からの知人に、「実家が漁業なんだけど、こんどの週末船に乗ってみない?」と誘われて、北朝鮮の拉致工作だと思う人はどれだけいるでしょうか?
日本人を騙して船に連れて行くことなど簡単な話で、宇出津事件は数千分の一の確率で発覚した稀なケースなのです。
海岸で暴力的にさらっていく拉致にしても同じです。プロの工作員が複数で行なう犯行であり、見張りがいるのに見つかるほうがおかしいのです。現に横田めぐみさんにしても他の政府認定拉致被害者にしても、当初から北朝鮮による拉致だと分かっていた訳ではありません。
そしていったん北朝鮮に拉致されてしまったら、世界でもっとも閉ざされた国の秘密機関の秘密施設から、情報が漏れることなどまずありません。
例えば日本のようなオープンな国でさえ、海上自衛隊の潜水艦が現在どこでどんな活動をしているか、一般国民は知る由もありません。潜水艦の搭乗員でさえ、幹部以外は分かりません。ましてや北朝鮮秘密機関が監禁している日本人の情報など、明るみに出たケースは奇跡に近いと考えるべきです。
つまり政府認定拉致事件にしても、また藤田進さんのケースのように証拠も証言も揃った確実な拉致事件にしても、氷山の一角でしかないのです。数百人、いやひょっとしたら数千人という私たちの同胞が、人知れず涙を流し、地獄の大地で助けを待っているのです。
「数は分からない。しかしものすごい人数の拉致被害者がいる」ということは間違いない事実であり、議論の根本に据えられなければなりません。
藤田進さんは証拠写真がもたらされ、本人であるとの鑑定結果が出ている。また実行犯による証言もある。
写真を手にするのは弟の藤田隆司さん。
拉致問題で安易な妥協をするということは、北朝鮮の国家犯罪隠蔽に手を貸し、本来帰ってこられるはずの同胞を北朝鮮で死なせる、卑劣極まりない犯罪です。数人を取り返して拉致問題を幕引きにすれば、残った数百人は証拠隠滅のために殺される可能性があります。安易な妥協は、殺人に繋がるのです。
そして北朝鮮の体制が崩壊してすべてが明らかになったとき、安易な妥協をした者の家族は、世間から後ろ指をさされて辛い思いをします。自らの子供をも苦しめる愚かな犯行です。
私たちは安易な妥協を決して許しません! なんとしてでも、同胞の命を守りぬく決意です!
もちろん簡単なことではありません。体制崩壊の一歩手前まで北朝鮮を追い込まなければ、全員救出は不可能でしょう。
しかし、やらなければならないのです!
大木を切り倒すとき、時間をかけて何度も何度も斧を振るうように、北朝鮮の外貨収入を執拗に攻撃していきましょう。私たちが倒そうとしている木は、すでに腐って倒れかかっています。もうすぐです。