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  • MRI幹部親族も実態知らず投資 資産消失疑惑

     米国の資産運用会社「MRIインターナショナル」が投資家から預かった巨額資産を消失させた疑惑で、日本事務所幹部の親族が同社の金融商品に100万ドル(約9800万円)以上を投資し、社員らの多くも投資していたことが29日、同社関係者への取材で分かった。

     証券取引等監視委員会の検査では、出資金は大半が配当に流用されていたことが判明。日本事務所幹部らは資産運用の実態を知らずに自社商品に投資していたとみられ、不正な会計は米国本社社長(66)側が主導していた疑いが強まった。

     監視委は検察当局への刑事告発に向け、資産の状況や流用の詳しい経緯を調べている。

      【共同通信】