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第2 役満和了の役分布解析

 今回は役満和了に関する役解析を掲載する。

 早速データを見てみよう。
 次の表に役満の役分布をまとめた。

 

 表を見てみよう。
 割合とあるのは、役満和了中の役の複合割合である。
 太字になっているのは、その一個下の役(例えば、国士無双なら大三元、字一色なら地和)の役よりも統計上(99%以上の確率で)逆転しないものを示している。

 つまり、

 四暗刻と
国士無双の大小関係は偶然ではない(両者の割合が同じ場合、このようなデータが出る可能性は1%未満である)
 国士無双と大三元の大小関係は偶然ではない。
 大
三元と小四喜の大小関係は偶然ではない。
 小四喜と
数え役満の大小関係も偶然ではない。
 
四暗刻単騎と字一色の大小関係も偶然ではない。
 
地和と
清老頭の大小関係も偶然ではない。

 と言える。

 役の頻出度は、四暗刻、国士無双、大三元、小四喜、数え役満の順番になった。
 そして、それに続いて、四暗刻単騎、字一色、地和、清老頭、緑一色と続く。
 天鳳では、ダブル役満はないから、四暗刻単騎はシングル役満ではあるが、それなりの頻度はあるようである。
 
 ちなみに、ダブル役満はいくつかあり、

 
字一色・小四喜が15件
 字一色・大三元が4件
 字一色・大四喜が3件
 四暗刻大三元が1件

 あった。
 とはいえ、これらは四暗刻単騎の回数には及ばない。
 その役が狙えるなら当然その役を狙うべきではあるが、起死回生を狙うなら、一般論としては四暗刻が一番なのかもしれない。


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