2006年の「結婚できない男」で、指揮者になりきりクラシックに酔いしれる主人公を熱演する阿部
ギャラリーページで見る 俳優、阿部寛(54)の主演で2006年に放送されたフジテレビ系人気ドラマ「結婚できない男」が13年ぶりに復活。10月に火曜午後9時枠で続編がスタートすることが25日、分かった。
偏屈で独善的で皮肉屋だが、どこか憎めない40歳独身の建築家、桑野信介が結婚を真摯に考えるまでの日常を描いた物語。06年7月期に放送され、一人焼き肉に舌鼓を打ち、クラシック音楽も一人で大音量で楽しむなど阿部のリアルかつコミカルな結婚できない男ぶりが笑いを誘い、東西で平均17%強(ビデオリサーチ調べ)の高視聴率を記録。アラフォー独身男性がメディアで特集されるなどドラマ名が社会現象となった。
前作に続き、続編の脚本も尾崎将也氏が担当。今回は、相変わらずの独身生活で偏屈さに磨きがかかった桑野が53歳となり、人生の折り返し点を過ぎて不安を感じ始めたとき、偶然出会った女性たちとの間で運命の歯車が大きく動き始める。
阿部は当たり役となった桑野について「随分長い間結婚してなかったんですね、やっぱり。彼に再会できることがうれしいです」とにっこり。
自身は前作放送の翌07年に15歳下の女性と結婚。当時は「『結婚できない男』が結婚することになりました」と笑わせていたが、久々の独身貴族に戻れて大喜び。