お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(49)が23日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・0)に生出演。SNS上で横行する「ネタバレ」について持論を述べた。
番組では現在公開中の人気アニメ映画「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」について、SNS上で半ば強制的なネタバレが横行していることを紹介。ネタバレとは物語上の仕掛けや結末といった重要な部分、またはその情報などを暴露するこで、コナンにおいては事件の犯人をバラされる被害が続出。番組の調査では100人以上が被害に遭っているとした。
ネタバレの手口としてはSNS上で「コナンの映画観に行く。楽しみ」などとつぶやいたところに見知らぬユーザーから「犯人は〇〇です」と返信がある。また、アカウント名でネタバレを謀るケースもあるという。対策としては特定のキーワードを表示しない「ミュート機能」の使用などを紹介した。
加藤はこのネタバレについて「完全な愉快犯だと思う」としたが、「何をつぶやいてもいいんだけど、『コナン観に行くって』言う必要ある?」とそもそもの行動に疑問を呈した。
番組で紹介した被害者はSNSでつぶやいたところにネタバレされていることもあり、加藤は「なんにも見ないで行けばいいだけ」と指摘。共演者から作品に評判など「情報拡散の効果がある」との声もあったが、加藤は「わかってます。わかってますけど俺はないなあ。何も見ないで行けばいいだけじゃない。ダメ?それじゃ」と納得いかない様子。また紹介された対策についても「システムのことはわかります。ただ人間の行動として、『今からどこどこ行きます』って言う必要あるの?大人なのに」と持論を展開した。