男子200メートル予選 ゴール後に厳しい表情を見せる飯塚翔太。1組6着で敗退した=国立競技場

東京五輪第12日・陸上(3日、オリンピックスタジアム)男子200メートル予選では山下潤(ANA)が20秒78の3組5着、飯塚翔太(ミズノ)が21秒02の1組6着、サニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が21秒41の2組6着となり、全員が準決勝に進めなかった。

男子200メートルで3大会連続出場の飯塚は、予選1組で21秒02の6着に沈み、初の準決勝進出は果たせなかった。30歳のベテランは「めちゃくちゃ悔しい。悔いだけは残さないように思い切り走ったが、21秒かかってしまった」と肩を落とした。

自己ベストは日本歴代3位の20秒11の実力者だが、今春から右膝の違和感を抱えて日本選手権も6位にとどまっていた。地元開催の五輪本番までに不調を脱することができず、不本意な結果に。表情を曇らせながら「今季はいろんな人にサポートしてもらい、チャンスをもらったので感謝している」と話した。

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