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鹿児島建設新聞
2017/03/07

【鹿児島】2プロジェクトが新規事業化 臨港道路2.4qに280億円

志布志web02-25-1-10 三反園訓県知事は記者会見で、国土交通省が鹿児島港臨港道路(鴨池中央港区線)と志布志港ふ頭再編改良事業の2017年度新規事業採択時評価手続きに着手したことを明らかにした。臨港道路は直轄で進めるほか、志布志港国際バルク戦略港湾の岸壁と浚渫は国、背後の港湾関連用地は県が担当する。今後、同省の事業評価監視委員会で審査が行われ、予算成立後に決定する見通しだ。
 鴨池中央港区線は、臨港道路で唯一のミッシングリンク区間となっている鴨池港区と中央港区を結ぶ道路。延長は橋梁部分の約1kmを含む計2.4kmで、総事業費は280億円。事業期間は22年度までを見込む。
 国は16年度、事業化調整調査費を計上。具体ルートや橋梁の構造形式などの決定を目指し、地質調査や基本設計を実施した。
 志布志港国際バルク戦略港湾は、新若浜地区でふ頭改良事業を行う。新たに公共岸壁(水深14m、L320m)と航路・泊地(水深14m)浚渫(約80万m3)を直轄で進めるほか、県では浚渫土を活用して背後の港湾関連用地を造成する。
 今後、国の交通政策審議会港湾分科会に諮り、16年度内の港湾計画公示を経て、事業化への手続きが完了する。総事業費は106億円、事業期間は21年度まで予定。

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