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ドコモ代理店が自称組員に身分確認せず…携帯400台“横流し” 警察当局実態解明へ  (1/3ページ)

2010.10.28 07:21
このニュースのトピックス携帯電話・スマートフォン

 NTTドコモ(東京都千代田区)の複数の販売代理店が暴力団員を名乗る男の要求に応じ、身分確認など正規の手続きを経ずに他人名義の携帯電話を不正に提供していたことが27日、関係者への取材で分かった。提供された携帯電話は平成19年8月以降、計400台以上に上り、代理店は違法性を認識しながら契約を繰り返していたとみられる。総務省や警察当局もこの事実を把握しており、本格的な実態解明に乗り出す。

 男が入手した携帯電話は契約者と利用者が結びつかない「飛ばし」と呼ばれ、転売されたり、振り込め詐欺などの犯罪に悪用された可能性がある。

 18年に施行された携帯電話不正利用防止法では、契約時に契約者や代理人の本人確認を義務付け、事業者も監督責任を負うと定めており、ドコモ社側の管理体制が問われそうだ。

 関係者によると、男は都内のドコモ代理店を訪問し、第三者名義で携帯電話の機種変更や新規契約を要求。男が代理人として契約申請する際に必要な運転免許証などの身分証を示さなかったため、代理店は当初、要求を拒否した。しかし、店内に長時間居座るなどの圧力を受け、代理店は店長の独断で、男や名義人の本人確認を行わずに申請手続きに応じるようになったという。

 男は19年8月以降、同様の手口でいずれも都内にあるドコモ代理店数店舗から携帯電話の不正入手を続け、中には、代理店の元店員を通じ、代理店店長に接触したケースもあった。

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