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「エクアドル選手が不正」 W杯出場国入れ替わりの可能性―チリ・サッカー連盟

2022年05月06日09時20分

 【サンパウロ時事】チリ・サッカー連盟は5日、ワールドカップ(W杯)カタール大会南米予選に出場したエクアドル代表選手が国籍や生年月日などを偽っていたとして、国際連盟(FIFA)規律委員会に対応を求めたことを明らかにした。エクアドルは4位で予選を突破し、チリは7位で敗退した。FIFAが不正を認定して処分すれば、出場国が入れ替わる可能性もある。 

W杯サッカー・1次リーグ各組概要

 問題となっているのは、エクアドルのDFバイロン・カスティージョ選手。エクアドルで1998年11月10日に生まれたとされているが、チリ連盟は「コロンビアで95年7月25日に誕生した、という数え切れないほどの証拠がある」とし、出生証明書が偽造された可能性を指摘している。同選手はチリ戦2試合に出場し、1勝1分けの成績に貢献した。
 これに対し、エクアドル連盟は声明で「カスティージョ選手は法的に完全にエクアドル市民だ」と反論。「W杯出場を阻もうとする動きを断固非難する」と強調した。

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