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宮城で震災後の窃盗届け290件 被害総額、1億円

 宮城県警は30日、東日本大震災発生後から26日までの間、窃盗被害の届けが約290件あり、被害総額は約1億円に上ったと発表した。仙台市宮城野区や多賀城市、石巻市など津波によって打撃を受けた地域で被害が目立っているという。
 県警捜査3課によると、車からガソリンが抜き取られたり、営業中の店舗から商品が盗まれたりした被害が多く、計120件の届けがあった。閉店中を狙った店舗荒らしは約80件、空き巣は約70件、事務所荒らしは14件発生した。
 被害総額約1億円のうち、現金は約7500万円。商品の被害は食料品や衣料、電化製品などが多いという。
 捜査3課は「地震後数日間の被害がほとんどで、現在はそれほど発生していない。被災地のパトロールを強化しているので、情報があれば県警に連絡してほしい」と呼び掛けている。


2011年03月31日木曜日


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