監督 小野学さんインタビュー

#1 小野学さん
#2 角銅博之さん
#3 楠大典さん
#4 中田譲治さん
#5 玉木有紀子さん 森永理科さん 黒川万由美さん
 
 今回は総司令官・ギャラクシーコンボイの声を演じていらっしゃいます、
 楠 大典 さんにお話を聞かせて頂きました。

 
−−過去にもトランスフォーマーのアニメ作品に出演されてますよね。

楠:そうですね。『カーロボット(2000年)』でブラックコンボイ、『マイクロン伝説(2003年)』では
     ラッドのお父さん役を演じてました。

 
−−初めて総司令官を演じるぞ!ということで、意気込みは・・・?

楠:実は『カーロボット』の時、最初はファイヤーコンボイ(『カーロボット』総司令官)でオーディションを
     受けたんですよ。選考で最後の二人まで残ったんだけど、結局落ちちゃって、「ああダメだったかー、
     すごいやりたかったーっ!」ってことがあって。そういう経緯もあって、今回この話が来てすごく嬉しかったです!

 
−− 念願叶って、という事ですね。
          監督や音響監督からこういう風にやって欲しいといった指導はあったんですか?


楠:んー、それよりも今回周りがそうそうたるメンバーで、貫禄ある人ばかりなのでね、その中で総司令官らしく
     演じなければいけないっていうのが大変ですね。その辺は自分でも気をつけてやるようにしてるんですけど。
     なにせまだ若いんで・・・(笑)

 
−−(笑) 出演者の中で、一番キャリアが長いのはどなたですか?

楠:やっぱり速水さん(速水奨/ベクタープライム役)じゃないかな?
     僕なんてエクシリオン(サイバトロンの最年少戦士)くらい。まさに、駆け出し(笑)

 
−−役は総司令官、実はスタジオ内ではエクシリオンですか(笑)どんどん突っ込 まれそうですね。

楠:まぁ・・・僕はどこにいっても突っ込まれるんで・・・(笑)

 
−−一番突っ込みが激しいのは誰ですか?

楠:平田さん(平田広明/ガスケット役)とか。 僕は洋画の吹き替えが多いんですが、平田さんは一緒に洋画も
     いっぱいやってるんで。速水さんも結構・・・。みんな突っ込むんですよ。僕も突っ込むんですけどね。
     自分突っ込み(笑)

 
−− ご自身でギャラクシーコンボイはこういうヤツなんだぞ、とアピールしたいところは?

楠:何を言われてもまじめに考える人なんだな、っていう・・・人じゃなくてロボットなんですけど(笑)。
     人間でいうとロッキーみたいな、ちょっと朴訥(ぼくとつ)な感じ がします。あとはみんなのリーダーで
     なきゃいけない、というところを僕としては一生懸命演じています。

 
−−もちろんギャラクシーコンボイに一番思い入れがあると思うんですが、ギャラクシーコンボイ以外で
         お気に入りのキャラクターはいますか?

楠:ホップが好きですね〜。バドも結構おもしろい。(声優の黒川万由美さんが)声をあてる時アクションつきで
     やってて、見てると笑いそうになっちゃう。 
     あと、これから登場する若本さん(若本規夫/フレイムコンボイ役)とか、僕すごい楽しみなんですよね。


 
−−監督のお二人にも好きなキャラクターを伺ったんですが、どちらもデストロンびいきで・・・。
         サイバトロン側としてはいかがですか(笑)

楠:マスターメガトロン好きですよ!デストロンは大人に人気ありますよね。僕も昔からデストロン好きでしたね、
     キャラクターみんな。
     でも昔知り合いに、子どもが『カーロボット』観てるから、ブラックコンボイの声で話してくれと頼まれてしゃべったら、
     泣かれました(笑) 子どもにとってはデストロンって恐いんだよね。

 
−−泣いちゃいましたか(笑)今回は正義のヒーローですから、そのお子さんも喜びますね(笑)

楠:そうですね。でも大人にも人気が出るように頑張ります・・・(笑)
 
−− おもちゃのCMナレーションもやってらっしゃるんですよね。
        収録はアニメよりかなり前だったとか?

楠:そうなんですよ。「イグニッション!」とかCMで初めて言ったん
     ですよ。何なのかまったくわからない状態で、初めて説明を
     聞いて。で、なんとなくこんな感じかな ? と。

−−じゃあ、これは叫ぶ感じかな、とかでやったんですか?

楠:そうそう、これは強くなるんだ!って(笑)

−−最後に、ホームページを観ているファンの方にメッセージを
       お願いします。

楠:今回はメンバーがすごいし、やっていて楽しいので観ていても
     楽しいものになってると思います。今までロボットものといえば
     お子様がターゲットだったんだろうけど、もう少し幅広い層に
     観てもらえればいいですね。
     僕も頑張っていますので、皆さんも応援よろしくお願いします!



                                                                                                   2005.2月 都内某所にて

 

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