ゼレンスキー氏が東部訪問 西側戦車、ポーランド修理

3日、ウクライナの前線を訪れ、兵士と握手するゼレンスキー大統領(ウクライナ大統領府提供、ロイター=共同)
3日、ウクライナの前線を訪れ、兵士と握手するゼレンスキー大統領(ウクライナ大統領府提供、ロイター=共同)

ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、激戦地となっている東部ハリコフ州クピャンスクの前線付近の旅団司令部を訪れ、兵士らを激励した。西側が供与したドイツ製の戦車レオパルト2の運用状況などを確認した。

ポーランドの大手防衛企業は2日、前線で損傷した戦車を修理、再整備してウクライナ側に送り返したと発表した。ポーランドは西側がウクライナに供与した戦車などの修理拠点として今後、重要性を増しそうだ。

ウクライナメディアによると、南部ヘルソン近郊に3日、ロシア軍による砲撃があり、民間人1人が死亡した。

米CNNテレビは、米政府が最近、ウクライナ政府に対し汚職対策の徹底を繰り返し求めたと報じた。野党共和党にウクライナ支援継続への懐疑論がある中、政府高官はCNNに対し「資金が不正使用されれば、米国の全ての援助が危機にひんする」と懸念を示した。(共同)

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