東国原英夫氏ではなく現職の推薦を決定 宮崎県知事選で自民県連
大野博
前宮崎県知事の東国原英夫氏(64)が立候補を表明したことで注目が集まる12月25日投開票の同県知事選で、自民党県連は20日、東国原氏ではなく、現職の河野俊嗣氏(57)の推薦を選挙対策委員会で決めた。
東国原氏は17日に立候補を表明後、報道陣を引き連れて自民県連に向かい、推薦願を出したが、県連幹部は「話題づくりが狙いのパフォーマンスに過ぎない」と不快感をあらわにしていた。
この日の選対委には、メンバー42人のうち38人が出席。会議は非公開で、終了後に記者会見した星原透・県連会長によると、全会一致で河野氏の推薦を決めたという。
知事選の推薦決定について意見を述べた委員は3人で、いずれも河野氏の推薦に賛成する内容。東国原氏について言及はなかったという。
星原氏は「ほんとうに宮崎の…