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ウクライナメディアによると、東部ハルキウ州クピャンスクの村で5日、露軍による砲撃があり、6歳の子どもを含む少なくとも51人の市民が死亡した。ウクライナの民間施設への攻撃では、今年最多の死者数とみられる。
ウクライナ当局の発表によると、砲撃は午後1時過ぎ、村の喫茶店などの店舗を直撃した。喫茶店では当時、住民の追悼式が行われ、少なくとも60人が参加していたという。
クリメンコ内相は、今回の攻撃に短距離弾道ミサイル「イスカンデル」が使用されたとSNSで指摘した。スペイン訪問中のウォロディミル・ゼレンスキー大統領はSNSで「完全に意図的なテロ行為だ」とロシアを強く非難した。
一方、複数のウクライナメディアは4日、クリミア半島に特殊部隊が上陸し、露軍に大きな損害を与えたと報じた。ウクライナ国防省情報総局が明らかにしたというが、詳細な場所や日時は伝えていない。ウクライナ当局が公開した動画には、特殊部隊を乗せたとみられる複数のボートが浜辺に接近する様子が映っている。