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84,754件中 1-20の結果を表示しています
  • 第8報ウサギを用いた胎児器官形成期投与試験
    伊藤 美奈子, 蓮沼 恵子, 岡野 一男, 井澤 正典, 藤井 千恵子, 小杉 功, 藤田 正敬
    CHEMOTHERAPY
    1992年 40 巻 12 号 1397-1408
    発行日: 1992/12/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    経口用セフェム系抗生物質であるcefditoren pivoxil (CDTR-PI) の2, 4, 7.5, 15および30mg/kgをKbl-JW系ウサギの胎児
    器官
    形成期} こ経口投与して, 母動物および胚・胎児におよぼす影響を検討し, 次の結論を得た。母動物では, 7.5および15mg/kg投与群で流産が各1例に, 30mg/kg投与群で早産が1例, 流産が7例1こ観察された。摂餌量については, 4mg/kg投与群で投与期間中に減少した力玄, 体重増加量では妊娠期間を通して対照群との間に有意差は認められなかった。一方, 7.5mg/kg以上の投与群では用量依存的な摂餌・摂水量減少を反映した体重増加抑制が認められた。胚・胎児では, 7.5mg/kg以上の投与群で生存胎児数の減少が, 30mg/kg投与群で雌の胎児体重の減少力玄それぞれ認められたが, 外形異常観察および内部
    器官
    ・骨格観察の結果では, CDTR-PI投与に起因した異常および変異の発現は認められなかった。以上の結果から, ウサギ胎児
    器官
    形成期投与試験におけるCDTR-PIの無影響量は, 母動物の一般毒性に対しては2mg/kgと推定さ劃る。母動物の生殖および胚・胎児に対しては4mg/kgと推定されるが, 催奇形性はないものと考えられる。
  • 野嶋 公博, 新橋 武, 羽野 寛
    Skin Cancer
    1996年 11 巻 2 号 238-242
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    A 57-year-old female case with a malignant eccrine tumor of the chest was reported. On clinical inspection she noticed the tumor 6 months before, and the tumor had gradually become bigger with some slight tenderness. First surgical excision of tumor was performed under the general anesthesia, followed to be diagnosed eccrine spirocarcinoma histologically. However, she noticed small tumor on the left axilla 11 months after the first operation and second surgical wide excision with lymphosectomy was performed to confirm metastasis. After second operation, she had radiation therapy and no recurrence has been observed for these 2 years. The classification of malignant eccrine tumor was reported by Mishima and Morioka 1968. Since this report, some cases have reported in Japan. In this report, clinical and histological findings of our case was studied and discussed.
  • 横田 宏, 立川 正志
    日本物理学会講演概要集
    2020年 75.1 巻 18pK34-2
    発行日: 2020年
    公開日: 2022/02/04
    会議録・要旨集 フリー
  • 守永 太賀彦, 藤井 重信, 古川 茂典, 菊森 幹人, 安平 公夫, 神藤 康弘, 渡辺 正孝, 鷲見 信好
    The Journal of Toxicological Sciences
    1996年 21 巻 SupplementI 号 207-217
    発行日: 1996/06/05
    公開日: 2008/02/21
    ジャーナル フリー
    Prulifloxacinの10,30および100 mg/kgをNew Zealand White系ウサギの胎児
    器官
    形成期に経口投与し,母動物および胎児に及ぼす影響について検討した。1. 母動物については,30 mg/kg投与群で投与初期に一過性の摂餌量減少および摂水量減少が認められ,100 mg/kg投与群では妊娠後期の軟便および早産例の出現,投与開始直後からの体重増加抑制傾向,摂餌量減少および摂水量減少,盲腸の拡張,盲腸重量の増加が認められた。妊娠末期の母動物の黄体数,着床数および着床率にはprulifloxacin投与の影響は認められなかった。2. 胎児については, 100 mg/kg投与群で後期死胚児数の増加が認められた。催奇形性は,いずれの投与群にも認められなかった。3. 以上の成績より,本試験条件下における無毒性量は,母動物に対する一般毒性学的影響に関しては10 mg/kg,母動物の生殖および次世代の発生に関しては30 mg/kgであると考えられる。
  • Archivum histologicum japonicum
    1966年 27 巻 1-5 号 9-32
    発行日: 1966/11/30
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 往子, 山田 徹太郎
    皮膚
    1996年 38 巻 1 号 60-63
    発行日: 1996年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    43歳, 女性。4カ月前より右下腿後面に皮下腫瘤が出現し徐々に増大した。2cm大の球形の境界明瞭な腫瘤であった。組織所見では線維性の被膜におおわれた腫瘍塊を認めた。腫瘍細胞は密に配列し, 2層からなる大小の管腔を形成していた。以上より本症例を森岡, 三島の提唱するエックリン真皮内汗管由来の腺腫と考え, eccrine ductadenomaと診断した。各種の特殊染色を行い診断の裏付けとした。
  • 佐藤 温重, 梶井 美香
    化学と生物
    1968年 6 巻 4 号 254-256
    発行日: 1968/04/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 小林 昇平
    情報通信研究機構研究報告
    2013年 59 巻 2 号 37-40
    発行日: 2013年
    公開日: 2019/12/05
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 柚木山 史郎, 四宮 充普, 池渕 一也, 佐藤 利和
    The Journal of Toxicological Sciences
    1996年 21 巻 SupplementIII 号 603-618
    発行日: 1996/11/27
    公開日: 2008/02/21
    ジャーナル フリー
    FT,CDHPおよびOxoをモル比1:0.4:1で含有するS-1の0,1,3,5および7 mg/kg/dayを,ラット胎児の
    器官
    形成期にあたる妊娠7日から17日までの11日間毎日強制経口投与し,母獣,胎児および出生児に及ぼす影響を検討した。F0母獣に対する影響として,7 mg/kg/day群で投与期間中に体重増加抑制および摂餌量の有意な低値が認められた。F1胎児に対する影響として,7 mg/kg/day群で胚・胎児死亡数の高値傾向に伴う生存胎児数の低値傾向が認められた。5 mg/kg/day以上の群で生存胎児体重が有意に低下した。F1胎児に外表異常および骨格異常の増加は認められなかったが,7 mg/kg/day群で内臓異常として水頭症の発生頻度がやや高く,合計の内臓異常数が増加した。また, 5 mg/kg/day以上の群で内臓変異の増加傾向および7 mg/kg/day群で骨格変異の増加が認められた。F1出生児に対する影響として,7 mg/kg/day群で水頭症が増加した。また,7 mg/kg/day群で体重増加が抑制傾向で推移し,出生率も低下傾向を示した。しかし,生後の機能発達,情動,学習能力および生殖能カへの影響は認められず,F2出生児に対する影響も認められなかった。以上の結果より,本試験条件下におけるS-1のF0母獣に対する一般毒性学的無影響量は5 mg/kg/day,生殖に対する無影響量は7 mg/kg/dayを上回ると推察された。次世代の発生に対する無影響量は3 mg/kg/dayであると考えられた。
  • 山本 尚貴, 平岩 徹也, 柴田 達夫
    日本物理学会講演概要集
    2019年 74.2 巻 10aK35-5
    発行日: 2019年
    公開日: 2022/02/02
    会議録・要旨集 フリー
  • 山本 尚貴, 平岩 徹也, 柴田 達夫
    日本物理学会講演概要集
    2018年 73.1 巻 25aPS-88
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/05/13
    会議録・要旨集 フリー
  • 石原 秀至, 杉村 薫, Philippe Marcq
    日本物理学会講演概要集
    2017年 72.1 巻 17aB13-10
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/04/19
    会議録・要旨集 フリー

    動物の個体発生における組織の変形を表す連続体レオロジーモデルを提案する。よりミクロなレベルのモデルであるCell Vertex Modelなどからマクロな系の自由エネルギーを導出し、また、組織全体の変形を細胞自身の変形、細胞の再配置、細胞分裂に分解して、それぞれの自由度の運動についてはOnsager原理から決定する。また、それぞれの変数と実験的測定結果について述べる。

  • 四宮 充普, 柚木山 史郎, 池渕 一也
    The Journal of Toxicological Sciences
    1996年 21 巻 SupplementIII 号 619-641
    発行日: 1996/11/27
    公開日: 2008/02/21
    ジャーナル フリー
    被験物質S-1はFT,CDHPおよびOxoをモル比1:0.4:1で配合したフッ化ピリミジン(5-FU)系の抗悪性腫瘍薬として開発された配合剤である。今回,S-1の安全性試験の一環として,ウサギ経口投与による胎児の
    器官
    形成期投与試験を,0,0.5,1および1.5 mg/kg/dayの用量で実施し,母獣および胚・胎児に及ぼす影響を検討した。その後,推定臨床用量(2~3 mg/kg/day )を上廻る2,4および6 mg/kg/dayを投与した場合の胚・胎児に及ぼす影響を詳細に検討する目的で,
    器官
    形成期を3分割した分割投与試験Iを実施した。さらに,分割投与試験Iでは,高用量で多数の胚が死亡し,催奇形作用が充分把握できなかったため,高用量の3および6 mg/kg/dayを投与した場合の,催奇形作用を含めて胚・胎児に及ぼす影響を詳細に検討する目的で,
    器官
    形成期中の妊娠8~15日を4分割した分割投与試験IIを実施した。S-1をウサギ胎児の
    器官
    形成期の全期間に投与した試験では,1.5 mg/kg/day群で母獣死亡,生存例の胃出血・潰瘍または脂肪肝がみられ母獣への影響が認められた。また軽度ながら催奇形作用を有することが示唆された。胚・胎児致死作用および胎児発育抑制作用はないものと考えられた。母獣に対する一般毒性学的無影響量は1 mg/kg/day,母獣の生殖能に対する無影響量は1.5 mg/kg/dayおよび胚・胎児に対する無影響量は1 mg/kg/dayであると考えられた。分割投与試験Iでは, [D14-18]分割の6 mg/kg/day群で流産がみられた。各分割で母獣の体重・摂餌量への影響が認められた。胚・胎児致死作用が[D6-10]および[D10-14]分割の4 mg/kg/day以上の群,および[D14-18]分割の6 mg/kg/day群で,胎児発育抑制作用が[D10-14]分割の2 mg/kg/day群および[D14-18]分割の2 mg/kg/day以上の群で,催奇形作用が[ D10-14]分割の2 mg/kg/day以上の群および[D14-18]分割の4 mg/kg/day群で認められた。分割投与試験IIでは,[D8・9],[D10・11]および[D12・13]分割の6 mg/kg/day群で流産がみられた。各分割で,母獣の体重・摂餌量への影響が認められた。胚・胎児致死作用が[D8・9]の3 mg/kg/day以上の群およびその他の分割の6 mg/kg/day群で,胎児発育抑制作用および催奇形作用が[D8・9]および[D10・11]分割の3 mg/kg/day群,[D12・13]および[D14・15]分割の6 mg/kg/day群で認められた。このように,
    器官
    形成期を分割して投与用量を上昇させたことにより,胚・胎児致死作用,胎児発育抑制作用および催奇形作用が明確となり,
    器官
    形成期の早い時期の分割の方が胚・胎児に対する影響が強いことが判明した。催奇形作用は,特異的な時期および
    器官
    にではなく,各分割が発生時期に相当する
    器官
    でみられたものと考えられた。
  • ―室傍器官と下垂体との関係―
    保 智己, 川野 絵美, 拜田 由華
    比較生理生化学
    2006年 23 巻 3 号 143-152
    発行日: 2006/08/20
    公開日: 2007/10/05
    ジャーナル フリー
    哺乳類以外の脊椎動物には室傍
    器官
    と呼ばれている脳脊髄液接触ニューロンの集団が視床下部に存在する。これらの脳脊髄液接触ニューロンはその微細構造から感覚性の細胞であると考えられているが, その機能は定かではない。しかしながら, その形態や局在部位から考えると脳室内の何らかの情報を脳内に伝達していることは想像できる。鳥類ウズラや爬虫類カナヘビでは室傍
    器官が光受容器官
    であること示唆されていた。脳深部光受容
    器官
    は生殖腺の発達や行動リズムにも関与することが知られているので, 我々はこれらの動物の室傍
    器官
    について下垂体や生物時計との関連を組織学的に調べた。その結果, どちらの動物でも下垂体機能との関連が示された。ウズラでは室傍
    器官
    の細胞が光周期と日周期によって変動し, 2つの光情報を受け取っている可能性が示された。またカナヘビでは概日時計への神経投射が示され, 概日リズムへの関与が示唆された。
  • 松本 和也, 浦野 芳夫, 中西 秀樹, 大浦 一, 榊 哲彦, 久保 宜明, 沫田 由美子, 田中 伸二, 荒瀬 誠治
    Skin Cancer
    1998年 13 巻 1 号 27-31
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    A 71-year-old Japanese man was seen in May 1995 with a 3-year history of a tumor developing on his left cheek. Although he had the tumor excised in 1994 by a local doctor, it locally recurred and enlarged to a 3×3cm, domeshaped tumor. After a diagnosis of eccrine porocarcinoma was made on the basis of clinical and histological findings, excision of the tumor with 3cm of margin was performed together with superficial lobectomy of the left parotid gland and left radical neck dissection. The expression of carcinoembryonic antigen (CEA) was immunohistochemically observed in the cytoplasm of tumor cells. A serum level of CEA was elevated to 10.3ng/ml (normal, <5ng/ml) before surgery and returned to normal after surgery. CEA levels remained normal and there was no evidence of local recurrence or metastasis 2 years after surgery. Serum CEA may be used as a tumor marker of eccrine porocarcinoma in some cases.
  • 中田 弘子, 中村 昌三, 小前 憲久, 三善 隆広, 能島 康幸, 赤坂 美保子, 西尾 由美子, 米田 豊昭
    CHEMOTHERAPY
    1988年 36 巻 Supplement9-Base 号 294-319
    発行日: 1988/12/30
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    新しい合成抗菌薬T-3262の80, 500および3,000mg/kgをSD系ラットに経口投与して一連の生殖試験を行ない母体, 胎仔および出生仔におよぼす影響を検討した。
    1. 妊娠前および妊娠初期投与試験
    雌雄の生殖能力および胎仔の外形, 骨格, 内臓に異常は認められず無影響量は3,000mg/kgと推定された。
    2.
    器官
    形成期投与試験
    母体の体重増加, 分娩および哺育に異常を認めなかった。500mg/kg以上の投与群の胎仔に冠状動脈口過剰が, 3,000mg/kg投与群の胎仔および出生仔に13肋骨の短小が有意な出現頻度で観察された。出生仔の発育, 外形分化, 情動性, 学習能力および生殖能力には異常を認めなかった。無影響量は母体の分娩および哺育に対しては3,000mg/kg, 胎仔に対しては80mg/kg, 出生仔に対しては500mg/kgと推定された。
    3. 周産期および授乳期投与試験
    母体の分娩および哺育, 出生仔の発育, 外形分化, 情動性, 学習能力および生殖能力には異常を認めなかった。T-3262投与全群の4日齢仔に脛骨の変形が観察されたが, 生殖能力試験終了後 (17~18週齢) の骨格・検査では異常を認めなかった。無影響量は母体の分娩および哺育に対しては3,000mg/kg, 出生仔に対しては80mg/kg未満であると推定された。
  • (3) ウサギにおける胎仔器官形成期投与賦験
    長谷川 靖彦, 葺石 米孝
    CHEMOTHERAPY
    1989年 37 巻 Supplement1 号 1026-1039
    発行日: 1989/11/30
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    新規経口セフェム剤7432-Sのウサギ胎仔
    器官
    形成期経口投与試験をcefaclor (CCL) を対照物質として実施した。7432-Sの投与量は2.5, 10および40mg/kg/日, CCLは40mg/kg/日を設定した。対照群には媒体である5%アラビァゴム水溶液 (1 ml/kg/日) を投与した。投与期間は妊娠6日から妊娠18日の13日間で, いずれもカテーテルで一日一回経口投与した。母動物は妊娠28日に屠殺・剖検した。
    母動物の体重増加抑制と摂餌量低下は, 7432-Sの40mg/kg/投与群で顕著であったが, 2.5および10mg/kg投与群では体重および摂餌量に対する影響はほとんど認められなかった。剖検所見として, 各検体投与群で盲腸内容物が水様に変化した例が散見され,
    器官
    重量変化として, 7432-Sの10および40mg/kg投与群で盲腸重量が用量反応的に増加した。
    胎仔の子宮内生存性に対して検体投与の影響は認められなかったが, 胎仔体重は7432-S 40 mg/kg投与群で低下した。しかし, 生存胎仔の外形, 骨格および内部
    器官
    観察で, 7432-S投与によって惹起されたと考えられる異常は全く認められなかった。
  • 肝臓および膵臓
    王 昭明, 隆島 史夫
    水産増殖
    1984年 32 巻 1 号 44-53
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    絶食および再給餌にともなうコイ仔魚の肝臓および膵臓の機能変化について形態学立場から検討し, 次の結果を得た。
    (1) 給餌中止とともに, 肝細胞および膵細胞において, 細胞体, 核, 核小体が小型化し, 前者ではグリコーゲンが減少し, 後者ではチモーゲン顆粒が消失するなど機能低下状態を生じた。さらに両
    器官
    における実質細胞の有糸分裂像が減少し, 発育が停滞したと判断された。
    (2) 長期間の絶食後には細胞萎縮や壊死などの退行性病変があらわれた。
  • 血管壁細胞の接着及び伸展過程に関する研究
    北村 たかね, 松田 武久, 阿久津 哲造
    人工臓器
    1989年 18 巻 1 号 54-58
    発行日: 1989/02/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    ハイブリッド型人工血管を構成する人工基底膜の設計の基礎を得る為に血管壁細胞の材料表面への接着機構を検討した。最近、多くの細胞と細胞接着性蛋白質が最小接着活性部位であるArg-Gly-Asp (RGD)を介して接着していることが明らかになった。この合成ペプチドはレセプターに対し接着性蛋白質と競合的に働くと考えられる。そこでI型コラーゲンへの血管壁細胞(内皮細胞, 平滑筋細胞)の接着を合成テトラペプチド(RGD-Ser: RGDS)を用いて検討した。RGDSの添加により血管壁細胞のI型コラーゲンへの初期接着及び伸展は濃度依存的に阻害された。一方、接着した細胞に対するRGDSによる剥離効果は初期接着時において顕著であった。以上より血管壁細胞の接着・伸展にはRGDレセプター・リガンド機構が特に初期接着時に支配的であることが示され、人工基底膜の設計の基礎を与えた。
  • 橋本 龍樹, 石本 文則, 田中 修
    Equilibrium Research
    1992年 51 巻 Suppl-8 号 100-103
    発行日: 1992年
    公開日: 2009/12/07
    ジャーナル フリー
    The temporal bones of seven aged cadavers were examined. Five had had some kind of "vertigo" and two were controls with no history of "vertigo". They had lived in some old pepole's homes. Distention of Reissner's membrane in the basal turn was present in two out of eight cochleae in the "vertigo" cases. Pigmentation granules were more numerous in the area vascularis and the spiralganglion of those two cases than in the controls. The temporal bones of thirty-one old cadavers were examined morphologically during the last six years. Distention of Reissner's membrane was present in twenty-nine out of thirty-seven cochleae of those with "vertigo" and in six out of twelve coch-leae in the control group. The degree of hydro-ps in the cochleae of those with "vertigo" was greater than in the control group. We continue to examine human temporal bones histologi-cally.
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