ウクライナ軍、東部戦線でロシア軍の攻撃撃退=当局者

[27日 ロイター] - ウクライナ軍当局者は27日、東部戦線でロシア軍による攻撃を撃退したと語った。一方、アナリストによると、ウクライナ軍は南部戦線でも前進しているとみられる。
ウクライナは6月に反攻を開始し、この2週間で東部ドネツク州バフムト近郊の2つの重要な集落であるアンドリーフカとクリシチウカを奪還したと発表している。
ウクライナ東部軍の報道官は「われわれはアンドリーフカとクリシチウカ付近で、敵の激しい攻撃を撃退し続けている」と国営テレビで語った。
「敵は失った占領地を奪還しようと攻撃しているが、成功していない」という。
ロシア国防省もこの地域での激しい戦闘を報告。クリシチウカ付近などでロシア軍がウクライナ軍による10回の攻撃を撃退したとした。
ウクライナ軍はまた、アゾフ海に向けて南下しており、南部ザポロジエ州の主要な町トクマクを目指し前進している。
軍事アナリストのロマン・スビタン氏はNVラジオで南部の状況について、戦術的任務を遂行する部隊によるここ数日の多大な努力が「ロシア軍に非常に深刻な問題を招いた」と述べた。

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