「ロシア義勇軍団」指導者に終身刑 モスクワの裁判所、本人不在のまま判決

モスクワの軍事裁判所は16日、今年3月にウクライナからロシア西部ブリャンスク州に侵入し、銃撃などで住民2人を死亡させたとして、反プーチン政権の武装集団「ロシア義勇軍団」を率いるデニス・ニキーチン氏に対し、テロなどの罪で本人不在のまま終身刑を言い渡した。タス通信が報じた。

ニキーチン氏は本名カプースチン。テロのほか、国家反逆などの疑いでロシア当局から国際手配されている。

義勇軍団は3月2日にウクライナと国境を接するブリャンスク州に侵入して集落などを攻撃、2人が死亡し、2人が負傷した。(共同)

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