ディズニー、動画配信サービスで番組打ち切りに着手へ－関係者

米ウォルト・ディズニーは、ストリーミングサービス「ディズニー＋（プラス）」で近く番組の配信打ち切りに着手する。同事業の赤字削減に向けた新たな措置となる。

　　ディズニーは2019年11月にサービスを開始したディズニープラスで複数の番組の配信を終了する方針だと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社は既にこれらの番組の打ち切りを決定していたが、これまで配信は続けてきた。

　　打ち切りとなる可能性のある番組のリストが社内で配布されている。匿名を条件に語った関係者によれば、ディズニープラスのプロジェクトに取り組んでいる人に近く通知が届き、来週から番組が打ち切られる見通しだという。

　　今年打ち切りが決まった番組は、バスケットボールを題材にしたドラマ「ビッグショット！」や、秘密のミッションで集められた孤児たちを描いたドラマ「秘密結社ベネディクト団」など。同社は24年９月通期末までにディズニープラスの黒字化を目指している。

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原題：Disney to Pull Shows Including ‘Big Shot’ From Streaming Service（抜粋）