AD石垣案内のもとパラダイステレビ社内を探索していた天使もえだったが、石垣の騙まし討ちで生放送が急遽始まってしまった。石垣の公開オナニーの暴走を止めるべく、スタジオへと走る彼女を待ち受けていたものは!?
パラダイステレビの社内探検 後編
「石垣さん、パンツはいてくだ……あれ、ちゃんとはいている?」
「安心してください。ちゃんとズボンもはいてますよ! ここでお見せしたかったのは、うっかり大事なところがポロリしたとき、カメラマンが使うパラダイステレビ伝統の技です。カメラマンは、この半透明のしゃもじを常時ポケットに仕込んでおき、いざというときにサッと現場で隠すんです」
「それを教えるためにわざわざ……ビックリさせないでくださいよ!」
「じゃあ天使さん、今度はためしにカメラで僕を撮ってみてください」
「なるほど、さっきはこうやって石垣さんの股間を隠していたんだ。石垣さんが暴走して脱いでも、すぐに指1本で隠せますね」
「こんな美人なカメラマンさんだったら僕もやる気出ます。じゃあ今度はそのカメラを持ち上げて近づいて撮ってみましょう」
「お、重い……! 全然、上を向けないです。ちょっと石垣さん助けてください」
「はい、じゃあここのシーンはもうOKなんで、次は社長さんのお部屋にお邪魔しますよ(怒)!」
「じゃあ僕は寝室(衣装部屋)に戻りますね。さすがに社長に仕事サボって遊んでいることがバレるとまずいので」
(社長室のドアをコンコン)
「(ひー! コワモテオジサンのボスきたー。さっきのプロデューサーさんたちがかわいく思えてきた)」
「よく来たね、天使君。私が社長の芝強(しば つよし)です」(眼光がギラリ)
「今日はウチの社内をいろいろ見て回ったそうですけどね、感想を聞かせてほしいですね」
「(うわー、やっぱり怖そうな社長だよ〜。なにかうまいこと言わないと……)」
「パラダイステレビさんで働いている社員の方々に感動しました。みなさん仕事熱心で、面白い番組を作ろうという気持ちがものすごく強いなと」
「そう、まさに私が目指しているのはそこなんですよ! 良い番組は、良い人材と良い企画から生まれるもの。そこのホワイトボードを見てください!」
「私はいつも考えているんです。この会社だけではなく、業界全体がさらに発展してくために、今まで誰もやらなかった“新しいこと”、もしくはすでにあるものでも“新しい方法”で何か素晴らしいアイデアはないかって。天使君は、どう思う?」
「私も、ノンアダルトの仕事のほうがいまは多くなってきているんですが、よく企画会議にも参加させてもらっています。その経験をAVでも活かして、何か面白くて新しい表現はできないかなっていつも考えているんです」
「さすが、天使君。これからもぜひ、一緒にアダルト業界を盛り上げていきましょう!」
「見た目は怖かったけど、お茶目な社長さんでした。パラダイステレビさんから生まれたアイドルグループ『マシュマロ3d+』のCDまでいただきました」
AD石垣、コワモテなオジサンプロデューサー&芝社長とパラダイステレビの猛者たちとの出会いを経て、またちょっぴり大人になった天使もえ。次回は、天使もえがパラダイステレビ社内で見つけたインスタ映えポイントを紹介します! お楽しみに!
註1 記事中にて天使もえがプレゼンした生番組企画『出るの? 出ないの? 危機一髪! 射精距離1メートルを誇るパラダイステレビ名物AD石垣の、ザーメンロシアンルーレット』の制作・放送日は未定です。
註2 訪問終了後、パラダイステレビの芝社長から、高級アイスが取材スタッフに振る舞われました。ごちそうさまです!