2019.4.8 10:54

コンサドーレ、3位決定戦で敗れ4位「悔しい」/カーリング

コンサドーレ、3位決定戦で敗れ4位「悔しい」/カーリング

スイスとの3位決定戦でショットを放つコンサドーレの松村(中央)。左は谷田、右は清水=レスブリッジ(世界カーリング連盟提供)

スイスとの3位決定戦でショットを放つコンサドーレの松村(中央)。左は谷田、右は清水=レスブリッジ(世界カーリング連盟提供)【拡大】

 カーリングの男子世界選手権は7日、カナダのレスブリッジで行われ、3位決定戦で日本代表のコンサドーレは平昌冬季五輪銅メダルのスイスに4-8で敗れて4位となり、日本男子初のメダルを逃した。

 0-1の第4エンドにスキップ松村の好ショットで3点を挙げて優位に進めたが、4-2の第7エンドに相手に精度の高い最終投を決められ4失点。終盤は逆転を狙って攻めたが実らなかった。

 コンサドーレは2月の日本選手権で初優勝。初出場の世界選手権で1次リーグ9勝3敗の4位でプレーオフに進んだが、準決勝のスウェーデンに続き、強豪に連敗した。

 決勝はスウェーデンが地元カナダを7-2で下し、2連覇を達成した。(共同)

アーセル・コーチの話「選手はすばらしい試合をした。下を向かず顔を上げてほしい。大会を通じて自信をつけたし、これからも良くなっていくと思う。第7エンドはミスがあったが、それ以外はいい判断ができていた」

清水徹郎の話「勝ちゲームだったので、負けはしたけれど負けた感じはしていない。次やったら勝てるくらいの自信は得た。順位的には4位になってしまって残念だけれど」

谷田康真の話「体力的に厳しかった。負けて複雑な心境だが、とりあえず大会が終わってほっとしている。勝ちゲームにもっていける展開だったので、そこはよかった」

松村雄太の話「ただただ、ひたすら悔しい。勝ちゲームをきっちり勝ちきれなかった、チームとしての弱さがまた出てしまった。相手を追わせる展開にしたのは良かった」

阿部晋也の話「ゲームの主導権は完全に僕らにあったはずだが、1エンドで持っていかれてしまった。今季つくったチームが世界選手権で4位に入っているというのは、ものすごいことだと思う」

相田晃輔の話「調子が良かっただけに、すごく悔しく感じている。一人一人がそれぞれ自分の仕事をやっていたのでよかった。4位というのは僕らが思っていたよりいい結果を残せた」

  • スイスとの3位決定戦のエンド間に話し合うコンサドーレの選手たち。左から松村、清水、阿部、谷田=レスブリッジ(カナダ通信・AP=共同)
  • スイスとの3位決定戦で敗れ、悔し涙をこらえるコンサドーレの松村=レスブリッジ(世界カーリング連盟提供)