カーリングの男子世界選手権は7日、カナダのレスブリッジで行われ、3位決定戦で日本代表のコンサドーレは平昌冬季五輪銅メダルのスイスに4-8で敗れて4位となり、日本男子初のメダルを逃した。
0-1の第4エンドにスキップ松村の好ショットで3点を挙げて優位に進めたが、4-2の第7エンドに相手に精度の高い最終投を決められ4失点。終盤は逆転を狙って攻めたが実らなかった。
コンサドーレは2月の日本選手権で初優勝。初出場の世界選手権で1次リーグ9勝3敗の4位でプレーオフに進んだが、準決勝のスウェーデンに続き、強豪に連敗した。
決勝はスウェーデンが地元カナダを7-2で下し、2連覇を達成した。(共同)
アーセル・コーチの話「選手はすばらしい試合をした。下を向かず顔を上げてほしい。大会を通じて自信をつけたし、これからも良くなっていくと思う。第7エンドはミスがあったが、それ以外はいい判断ができていた」
清水徹郎の話「勝ちゲームだったので、負けはしたけれど負けた感じはしていない。次やったら勝てるくらいの自信は得た。順位的には4位になってしまって残念だけれど」
谷田康真の話「体力的に厳しかった。負けて複雑な心境だが、とりあえず大会が終わってほっとしている。勝ちゲームにもっていける展開だったので、そこはよかった」
松村雄太の話「ただただ、ひたすら悔しい。勝ちゲームをきっちり勝ちきれなかった、チームとしての弱さがまた出てしまった。相手を追わせる展開にしたのは良かった」
阿部晋也の話「ゲームの主導権は完全に僕らにあったはずだが、1エンドで持っていかれてしまった。今季つくったチームが世界選手権で4位に入っているというのは、ものすごいことだと思う」
相田晃輔の話「調子が良かっただけに、すごく悔しく感じている。一人一人がそれぞれ自分の仕事をやっていたのでよかった。4位というのは僕らが思っていたよりいい結果を残せた」