千葉県松戸市は1日、出生届が出されずに無戸籍になっている人の把握や支援を促進するため、専用の相談ダイヤルと相談窓口を開設した。市によると、いずれも県内の自治体では初の取り組みという。
市によると、無戸籍者の多くは、離婚後300日以内に生まれた子を前夫の子とみなす民法の規定が影響し、母親が出生届を出さないケースという。同市が把握している市内の無戸籍者は、1歳女児と男子中学生2人、65歳以上の男性2人の計5人。高齢男性2人は、認知症で身元不明という。無戸籍者は出生届が出…
この記事は有料記事です。
残り354文字（全文590文字）
