ロッテは29日、ZOZOマリンスタジアムで新外国人3選手の入団会見を開いた。米大リーグ通算35本塁打のケニス・バルガス内野手(28)=前ツインズ=は、本塁打の際に胸をたたく「ゴリラパフォーマンス」を披露すると明言。抑え候補のジョシュ・レイビン投手(31)=前ブレーブス=は、試合を締めた際に「鳥のパフォーマンス」でファンと喜びを分かち合う考えを示した。個性派がそろった助っ人の動きから、目が離せない。
今季のロッテの助っ人は、プレーのみならず、パフォーマンスでもファンを魅了しそうだ。主軸を期待される体重133キロのバルガスは、「ホームランを打ったらゴリラのポーズをしていた。打点をたくさんあげて勝利に貢献したいね」とニヤリ。今季のプロ野球最重量の巨漢は、ゴリラのように分厚い胸を何度もたたいた。
出身地のプエルトリコで「ゴリラ」の異名を取っていたパワーヒッター。右手甲にゴリラのタトゥーを入れるなど、本人もこの愛称を気に入っているという。
左腕に約550万円の腕時計、胸元に約600万円のネックレス、両耳に約50万円のピアスをつけたスラッガーは、このオフのプエルトリコでのウインターリーグでMVPを獲得するなど万全の状態で来日。目標の数字は明言しなかったが、球団関係者には50本塁打を予告したという。
昨季24本塁打で体重120キロの井上、日本ハムを自由契約となり今季加入した98キロのレアードと形成する「重量打線」は迫力十分。会見に同席した松本球団本部長は「厚みのある打線になる」と自信の表情だ。