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検索結果 804 件

  • 直流ヒステリシスと異常渦電流損を考慮した方向性電磁鋼板のヒステリシスモデリング

    吉良 綾音, 高 炎輝, Hamzehbahmani Hamed, 村松 和弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 353-353, 2023-08-31

    ...<p>電気機器の効率を精度よく評価するためには高精度な磁界と鉄損計算が必要である.現在,電気機器の磁界と鉄損計算のほとんどは初磁化曲線と古典渦電流損を考慮した非線形渦電流解析が用いられており,直流ヒステリシス特性と異常渦電流損を考慮することでより高精度な磁界と鉄損計算ができると考えられる.方向性電磁鋼板は,磁気を一方向に流れやすくした電磁鋼板で,静止器の鉄芯としてよく使用されている.本研究では,方向性電磁鋼板...

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  • リモートフィールド渦電流探傷法の感度改良

    髙倉 ディオニシオ, 小松原 魁, 高 炎輝, 後藤 雄治 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 354-354, 2023-08-31

    ...<p>リモートフィールド渦電流探傷法は強磁性体管の探傷,外面欠陥の検出もできる反面,周波数が高いと,磁性体管に発生する渦電流による磁束密度が励磁コイル電流による磁束密度を打ち消し,検出信号強度が悪くなる欠点がある.そこで,励磁電流による磁束密度を高めるために磁性体鉄心を励磁、検出コイル内部に挿入する改良法を提案し,測定により鉄心なしと鉄心ありの検出信号強度を調べた.その結果,両コイル内部を1本の鉄心...

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  • 熱解析を用いた高磁束密度永久磁石同期モーターの高出力密度化

    汪 世梁, 毛 健, 佐々 滉太, 吉田 敬 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 213-213, 2023-08-31

    ...現在の分数スロット集中巻きから分布巻きへの巻線方式の変更によるロータ部の渦電流損の低減、および、占積率の高い成形コイルへの変更による固定子鉄心の質量低減の詳細な解析結果については当日報告する。</p>...

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  • 電気機器の小型・高効率化に貢献する高けい素鋼板の開発

    尾田 善彦 電気学会誌 143 (6), 341-344, 2023-06-01

    <p>1.はじめに</p><p>近年,再生可能エネルギーの活用や電気エネルギーを動力としたハイブリッド電気自動車の拡大など,市場における電気機器の用途は増加している。使用される電気機器には,高効率化,小型化が求められており,構成部材に対しても高効率化,小型化を実現するためのパフォーマンスが</p>

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  • パルス渦電流探傷試験による鉄線被覆送水管の鉄線配列検査

    吉岡 宰次郎 電気学会誌 143 (6), 328-330, 2023-06-01

    <p>1.はじめに</p><p>海底送水管は離島への生活用水の給水手段として重要な役割を担っている。海底送水管の新設,更新のための埋設技術は安全性を常に確保する必要がある。海底送水管の寿命は長いもので100年以上使用可能な設計になっている。しかし,現在では海中環境による腐食,損傷などが原因で</p>

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 極低周波渦電流探傷法による鉄鋼構造物の腐食減肉検査

    塚田 啓二 電気学会誌 143 (6), 322-324, 2023-06-01

    <p>1.はじめに</p><p>高度成長時に多くの道路,橋梁,港湾施設などが建設されたが,すでに半世紀を過ぎているものが多く,これらの社会インフラの老朽化が大きな社会問題となっている。このため,近年インフラ構造物の維持管理・更新の重要性の意識が高まってきている。構造物としての多くは,コン</p>

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  • 高感度磁気センサーを活用した鋼材厚さ測定手法の漁港施設水中部点検に対する適用性

    大井 邦昭, 塚田 啓二, 三上 信雄, 松本 力, 武田 真典, 渡辺 創 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 鋼構造の漁港施設の点検では超音波厚さ計を用いた鋼材の厚さ測定が行われている.超音波厚さ計を用いた測定では鋼材表面の付着物や腐食部を予め除去する(けれん)必要があり,けれんに要する潜水士の作業負担や除去した付着物等による環境影響が課題となっている.高感度磁気センサーを用いた極低周波渦電流探傷法(ELECT)は,けれんをすることなく鋼材の厚さを測定する新技術であり,超音波厚さ計を用いる場合に生じる...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • パルス渦電流を用いた鋼板厚の非破壊測定

    新田 益大 IIP情報・知能・精密機器部門講演会講演論文集 2023 (0), IIPC-7-15-, 2023

    <p>The aim of this study is to provide a convenient steel thickness measurement method by employing the pulsed eddy current. Firstly, the paper introduces an overdampedmathematical model of the …

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  • 車上位置検知センサにおける金属体マーカの配置間隔の検討

    大森 湧也, 近松 具樹, 佐藤 光秀, 水野 勉, 金子 亮, 關 淳史, 中山 雄一郎 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 142 (11), 852-858, 2022-11-01

    <p>The position information for railway vehicles is encoded by the position detection sensor by analyzing the multiple metallic markers placed on railway tracks these markers are detected using …

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  • ベクトル磁気特性制御技術による方向性電磁鋼板の鉄損低減効果検証

    仲野 克利, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 150-150, 2022-09-15

    ...本発表では、ベクトル磁気特性下で二周波分離法を用いて制御技術適用前後のヒステリシス損と渦電流損を測定した結果を発表する。前後の比較から鉄損低減の主要因を明らかにし、今後の知見を得る。</p>...

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  • 矩形波渦電流探傷試験における積分器を用いた低周波信号の改善効果の検討

    郭 子維, 笹山 瑛由 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 261-261, 2022-09-15

    ...<p>矩形波渦電流探傷試験(RECT)では低周波と高周波信号を多数同時に取得できる特長があり、金属厚板の表裏面きずの同時検知などといった応用が期待されている。しかし、低周波信号が高周波信号に比べて得られる信号が小さいという課題があった。そこで,積分回路を使用して高周波信号を抑制し、低周波信号の高感度化を行う方法を提案する。...

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  • 直流ヒステリシス特性と異常渦電流損を考慮した無方向性電磁鋼板の鉄損計算

    柴内 勇人, 高 炎輝, 村松 和弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 38-38, 2022-09-15

    ...<p>モータの効率を精度よく予測するため,高精度な鉄損計算が必要である.本研究は,モータの鉄損計算を精度よく行うため,鉄芯の初磁化曲線及び反作用磁界による直流ヒステリシス特性を考慮する鉄損計算法を無方向性電磁鋼板に適用した.また,異常渦電流損も考慮するための異常渦電流損補正係数を用いて,交流対称ヒステリシスループの再現を試みた.</p>...

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  • PWM励磁下の極薄電磁鋼板製巻積層鉄心の磁気特性評価に関する基礎的研究

    足立 拓巳, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人, 清武 博文 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 156-156, 2022-09-15

    ...これらを実現する為に鉄心材料として使用される電磁鋼板の鉄損増加が問題として挙げられ、この主要因である渦電流損を低減できる板厚0.08mmの極薄電磁鋼板が開発された。しかし、極薄電磁鋼板の製造上の課題の為、幅の広い板状にすることが困難である。この問題の解決の為、開発されたのが「巻積層鉄心」である。従来の積層鉄心と比較し加工が容易な為、極薄電磁鋼板製鉄心の大型化が見込める。...

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  • 二つのコイルを用いた非接触温度計測における励磁・計測条件の評価

    林 実朝, 吉元 俊輔, 山本 晃生 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 800-801, 2022-03-02

    ...<p>薄膜導体の温度分布の非接触計測を目的とし,コイルから誘導され導体の温度に依存する渦電流と電気インピーダンストモグラフィを組み合わせた手法を開発している.本発表では,基礎的検討として二つのコイルによるアルミシートの非接触温度検出に焦点を当て,励磁と計測条件の出力特性への影響を報告する.調査の結果,計測感度は励起周波数とコイル配置に依存しており,二つのコイルでの有効な計測条件が明らかとなった....

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  • 磁気を利用した新しい非破壊検査技術による鋼製構造物の腐食部残存板厚測定の試み

    堀 謙吾, 塚田 啓二, 久積 和正 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 288-296, 2022

    ...から板厚を検知する極低周波渦電流探傷法(ELECT)による長期供用中の鋼製構造物の腐食部残存板厚測定を試みた.その結果,従来の測定方法と同等の測定精度を得るとともに,錆等の腐食物の除去が必要無い利点を活かした大幅な測定時間の短縮が実現できることを確認した....

    DOI 被引用文献1件

  • 渦電流計測に基づく高力ボルト残存軸力評価手法の構築

    阿久津 絢子, 佐々木 栄一, 田井 政行, 下里 哲弘 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (2), 231-242, 2022

    ...<p> 高力ボルト摩擦接合において近年,ボルト軸力の低下等の変動が指摘され問題となっている.本研究では高力ボルト残存軸力を非破壊で簡便に評価すべく,渦電流計測に基づく残存軸力評価手法について実験と数値シミュレーションとの両面から検討した.渦電流計測では鋼部材の透磁率と応力の関係を用いて応力状態変化を取得可能であることから,ボルト頭部の応力状態に着目し,ボルト頭部に渦電流プローブを設置するだけで軸力を...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 極薄電磁鋼板製巻積層鉄心の磁気特性評価に関する基礎的研究

    梶野 匠皇, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 291-291, 2021-09-17

    ...またモータの高速回転化による発熱も問題で渦電流損の発生が主要因である。この渦電流損を低減できる板厚0.08mmの極薄電磁鋼板が開発された。単板試料及びJAXA共同開発の宇宙用小型モータの鉄心でその効果が確認された。本研究ではこの極薄電磁鋼板を更に活用させるため巻積層鉄心を開発した。本論文では、この極薄電磁鋼板製巻積層鉄心の磁気特性をついて報告する。</p>...

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  • 直接反復計算による無方向性電磁鋼板の直流ヒステリシス特性の推定

    山口 智之, 高 炎輝 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 295-295, 2021-09-17

    ...<p>モータや変圧器等の電気機器の鉄損評価に有限要素法を用いた磁界解析が広く活用されている.現状の磁界解析では,磁性材料の初磁化曲線のみを考慮し,鉄損は後処理で評価する手法が一般的に用いられているが,鉄損評価の高精度化のためには磁性材料の直流ヒステリシス特性を直接考慮することが望ましい.渦電流の影響が含めない超低周波数(e.g. 0.01Hz)での直流ヒステリシス特性の測定は,検出信号が非常に小さいため...

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  • 変位電流を考慮した磁界解析法の開発

    川合 航也, 堂薗 浩, 村松 和弘, 関 偉民 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 298-298, 2021-09-17

    ...<p>パワーエレクトロニクスの高周波化が進み,受動部品である変圧器・インダクタの磁界解析において,寄生容量の影響を考慮する必要性が生じている.そこで,今回は,複素近似法を用いた線形渦電流解析法に変位電流の項を導入することにより,変位電流が考慮できる磁界解析法を開発した.そして,簡易モデルに適用し,定性的に妥当な結果が得られたので報告する.</p>...

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  • 結晶方位のばらつきを考慮した無方向性電磁鋼板の異常渦電流損のモデリング

    松雪 和樹, 堂薗 浩, 村松 和弘, 高 炎輝, 関 偉民 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 297-297, 2021-09-17

    ...<p> 磁界解析を用いて電気機器の鉄損を精度良く評価するためには、異常渦電流損のモデリングが必要である。今回、無方向性電磁鋼板の異常渦電流損の発生要因の一つとして、結晶粒の結晶方位のばらつきにより磁束分布が不均一となり、これが渦電流損の増加原因であると考えた。そして、有限要素法を用いた三次元非線形渦電流解析により、結晶方位のばらつきが渦電流損に及ぼす影響を検討したので報告する。</p>...

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  • 直流ヒステリシス特性と異常渦電流損を考慮した方向性電磁鋼板の鉄損計算

    柴内 勇人, 高 炎輝 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 296-296, 2021-09-17

    ...<p>電気機器の効率を精度よく予測するため,高精度な鉄損計算が必要である.現在,電気機器の鉄損計算のほとんどは初磁化曲線を考慮した磁界解析が用いられ,直流ヒステリシス特性を考慮することでより高精度な鉄損計算ができると考えられる.本研究は,方向性電磁鋼板について直流ヒステリシス特性を考慮する磁界解析と考慮しない磁界解析での鉄損計算の結果を比較するとともに導電率修正による異常渦電流損のモデリング方法を用...

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  • 電気理論のワンポイント実験の開発

    櫻井, 勇良, SAKURAI, Yuryo 湘南工科大学紀要 55 (1), 15-28, 2021-03-31

    ...本研究では以下のワンポイント実験や考え方の工夫を行った.1)磁石の運動による誘導起電力の電圧波形の面積は,磁石の速度が変化しても変わらないことを実証する,2)クリップモータの工夫を考える,3)浮揚コイルを作る,4)シャンプーペンシルの芯の反磁性特性を確かめる,5)渦電流を間接測定する,6)乾電池の太さと短絡電流の初期値の関係を調べる,7)フレミングの法則の共存性を確かめる,8)回転演算子の覚え方を考...

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  • 導体の非接触温度分布計測のための渦電流トモグラフィの基礎的検討

    林 実朝, 吉元 俊輔, 山本 晃生 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 529-530, 2021-03-03

    ...<p>導体の二次元温度分布を非接触に計測することを目的とし,抵抗の温度依存性を有した導体シートにコイルから誘導した渦電流とインピーダンストモグラフィを組み合わせた非接触温度分布計測法を提案する.本研究では,アルミシートの一様な温度検出に焦点を当て,二つのコイルを用いて非接触温度検出の特性を調べ,理論との比較を行った.その結果,アルミシートの温度を非接触に検出でき,温度分布計測への利用可能性が示唆された...

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  • コイルをアスファルト内に埋設した磁界共振結合型走行中給電路での電力伝送評価

    清水 修, 永井 栄寿, 藤田 稔之, 藤本 博志, 角谷 勇人, 高橋 英介, 山口 宜久, 谷 恵亮, 佐藤 正憲 自動車技術会論文集 52 (5), 1095-1100, 2021

    ...電気自動車の性能的課題である航続距離の課題解決のために磁界結合方式の走行中給電が提案されている.磁界結合方式で用いる磁界中に導体が存在すると渦電流が発生し,電力損失となる.本研究では,アスファルト路面に埋設したコイルで電力伝送を行うことで,給電効率が道路構造による影響の検証を行った....

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  • 高感度磁気非破壊検査による疲労き裂の検出の試み

    大西 泰生, 石川 敏之, 塚田 啓二 構造工学論文集 A 67A (0), 479-487, 2021

    <p>The purpose of this study is to detect weld toe cracks generated in out-of-plane gusset welding due to plate bending fatigue test by high-sensitivity magnetic non-destructive inspection (ELECT). …

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  • 電気自動車のワイヤレス走行中給電システムの性能が道路構造から受ける影響の検証

    清水 修, 永井 栄寿, 藤本 博志, 角谷 勇人, 佐藤 正憲 土木学会論文集E1(舗装工学) 77 (1), 21-27, 2021

    ...<p> 電気自動車の性能的課題である航続距離の課題解決のため磁界結合方式の走行中給電が提案されている.磁界結合方式の走行中給電のコイルが発生する磁界中に導体中が存在すると渦電流が発生することにより,損失となる.道路構造にも金属を始めとする導電体が存在するため,給電性能が道路構造によって受ける影響の検証を実機試験を用いて検証した.検証の結果,表層,基層の材料は本研究で提案する走行中給電システムには影響...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 渦電流による火炉壁管ファイアクラックのスクリーニング検査

    津 田 明 憲, 齋 藤 規 子, 本 間 一 茂, 庄 野 統 夫, 引 地 達 矢 火力原子力発電大会論文集 72 (12), 56-60, 2021

    ...ボイラの火炉壁管に生じるファイアクラックを対象として,渦電流探傷によるスクリーニング検 査手法を開発した。この検査手法は,灰・スケールを除去することなくクラック深さを評価できる という特徴を持つ。本稿では,開発した手法のスクリーニング検査手法への適用について検証した 結果を紹介するとともに,本技術の火炉壁管メンテナンスへの適用について提案する。...

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  • 誘導加速シンクロトロンの進化と応用

    高山 健 日本物理学会誌 75 (11), 666-676, 2020-11-05

    ...</p><p>2000年にKEKからシンクロトロンの高周波空洞を1対1のパルストランスに置き換えた誘導加速シンクロトロンの概念が提案された.この提案時に700 V,20 A程度の電力を1 MHzでスイッチング可能なパワー半導体素子Si-MOSFETと高速励磁に伴う渦電流ロスやコアロスが極めて小さいトランス用磁性体が市場に出回り始めた頃であった.2004年にKEK 12 GeV PSを用い,高周波閉じ...

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  • 電気めっきで作製したFe-Ni薄膜の磁気特性

    林田 侑飛, 三枝 香風, 山下 昂洋, 柳井 武志, 中野 正基, 福永 博俊 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 175-175, 2020-09-18

    ...<p>電力変換回路で用いられる磁性デバイスの小型化には、駆動周波数を増加させることが有効であるが、駆動周波数の増加は渦電流損失の増大を招くため、その対策が必要となる。本研究室では、これまでにクエン酸をベースとするめっき浴から優れた軟磁気特性を有するFe-Ni系厚膜を作製し、それを薄帯状試料として利用することを提案してきた。...

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  • 矩形波渦電流探傷試験を用いたアルミ厚板の表裏面きずの識別に関する検討

    池田 一貴, 笹山 瑛由 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 42-42, 2020-09-18

    ...そこで、鋼材のきずの位置を特定するための基礎検討として、板厚12 mmのアルミ厚板に平底ドリル穴の人工きずが表面あるいは裏面にある試験片に対して渦電流探傷試験を矩形波励磁で行い、表面きずと裏面きずの識別を試みた。その結果、きず深さが6 mm、4 mm、2 mmの表面きず、裏面きずを検出コイルの電圧信号のコンター図としてきず信号をそれぞれ検出できた。...

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  • 高周波MnZnフェライトの磁区構造解析

    千葉 龍矢, 村井 健一, 三角 彰太, 大河内 拓雄, 中村 哲也 SPring-8/SACLA利用研究成果集 8 (2), 333-336, 2020-08-21

    ...それにより、残留損失の一部と思われる、磁壁内で発生する異常渦電流損失の低減が図れ、また、結晶粒径が小さいことより、渦電流損失の低減が図れたものと推察される。...

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  • 渦電流ブレーキの原理を用いた非接触動的主軸試験の検証

    坂井 瞳, 高杉 敬吾, 浅川 直紀 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 107-108, 2020-08-20

    ...<p>びびり振動の抑制には工作機械の主軸の動特性同定が必要である.主軸の動特性同定を行うための主軸試験として,従来,ハンマリング試験が用いられてきた.しかしこの手法は主軸の回転に依存する動特性を把握することが出来ない.そのため,本研究では渦電流ブレーキの原理を用いて,回転中の主軸に対して適用可能な非接触動的主軸試験を提案する.その結果をハンマリング試験の結果と比較し,検証する.</p>...

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  • 渦電流ブレーキを組み込んだテールストックセンタによるびびり振動抑制

    中尾 円香, 高杉 敬吾, 浅川 直紀 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 109-110, 2020-08-20

    ...<p>切削加工において,びびり振動が発生すると仕上げ面性状の劣化,工具や機械の破損等の問題が起こる.びびり振動抑制手法として主軸速度変動切削方式が提案されているが,これは制御を必要とするため既存の旋盤には適用できない.そこで本研究では,CNC旋盤において渦電流ブレーキを利用した抑制機構をテールストックセンタに適用することで既存の旋盤に適用可能なびびり振動抑制手法を提案し,その有効性を実験により確認する...

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  • 渦電流による電磁制動力の測定器の試作

    櫻井, 勇良, SAKURAI, Yuryo 湘南工科大学紀要 54 (1), 61-66, 2020-03-31

    ...渦電流による電磁制動力を測定している.金属板に磁極を近づけるあるいは金属板から遠ざけた時,両者には力が作用する.磁石の移動速度と力の関係を調べるためにミシンを改造した実験器を試作している.測定した結果,磁石の移動速度に対して発生する力が比例することを明らかにしている.誘導される電流が磁石の移動速度に密接に関係していることを再確認している....

    機関リポジトリ 機関リポジトリ Web Site

  • 渦電流を用いた巡回セールスマン問題におけるGreedy法の改良

    原, 匠一郎, 渡邊, 裕司, 清水, 昭信 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 255-256, 2020-02-20

    ...このモデルに対して垂直に一様な交番磁界をかけると、各導線に渦電流が流れる。この渦電流の値を測定し、測定した値を用いてTSPの解を得ようとするのが、本研究の狙いである。本研究では、TSPで与えられている移動コストに加えて、提案する物理モデルによって測定された渦電流の値を用いることで、Greedy法の改良を図り、提案手法が有効に働くことを示す。...

    情報処理学会

  • 炭酸化と物理選別を組み合わせた改質処理が焼却主灰中の重金属含有量に与える影響

    肴倉 宏史, 飯野 成憲, 中川 美加子, Back Seungki, 植田 健渡, 久保田 洋, 繁泉 恒河, 髙地 春菜, 佐藤 研一, 藤川 拓朗 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 315-, 2020

    ...エージング方法は焼却主灰の含水量を調整して二酸化炭素を含むガスを強制通気する炭酸化であり、物理選別方法は、エアテーブル装置による乾式比重選別、および、渦電流装置による非鉄金属分離である。本稿では、これらの処理を組み合わせることによる、焼却主灰中の重金属含有量等への影響を報告する。</p>...

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  • 炭酸化と物理選別を組み合わせた処理が焼却主灰からの重金属溶出に与える影響

    髙地 春菜, 久保田 洋, 繁泉 恒河, 佐藤 研一, 藤川 拓朗, 古賀 千佳嗣, 肴倉 宏文, 飯野 成憲, Back Seungki, 植田 健渡 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 377-, 2020

    ...本研究では、焼却主灰の土木資材化を目的として、炭酸化と各物理選別法(エアテーブルと渦電流)を組み合わせた処理が重金属の溶出特性へ与える影響を調査した。各処理灰について、環告13号溶出試験および屋内小型ライシメーター試験によって得られた検液のPb、Cr(Ⅵ)、B濃度を測定した。...

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  • 渦電流選別による都市ごみ焼却主灰の金属選別特性

    飯野 成憲, 辰市 祐久, 肴倉 宏史, 久保田 洋, 繁泉 恒河, 髙地 春菜, 佐藤 研一, 藤川 拓朗 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 305-, 2020

    ...本研究では、欧州で一般的に活用されている物理選別技術のうち、電磁誘導効果により金属を選別回収する渦電流選別技術を一般廃棄物焼却主灰に適用し、選別条件を変化させた際の金属選別特性を評価した。また、エージング技術として炭酸化処理に着目し、炭酸化の有無による渦電流選別の影響についても評価した。</p>...

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  • 低損失化に向けた磁性材料の開発

    森 健太郎, 渡邊 雅彦 電気学会誌 139 (2), 84-87, 2019-02-01

    <p>1.はじめに</p><p>スイッチング電源の主要な構成部品において半導体に負けず劣らず重要な部品として,トランスやコイルといった電圧変換素子すなわち磁性部品がある。スイッチング電源は磁性部品があることで電圧を昇圧したり降圧したりすることができる。それらは電源の中で占める体積も大きく,</p>

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  • センダスト粒子をポリスチレンに分散させた複合電磁波吸収体の作製と吸収特性の評価

    梅本 成貴, 森河 直樹, 納 文也, 佐藤 祐喜, 吉門 進三 同志社大学ハリス理化学研究報告 59 (4), 202-210, 2019-01-31

    ...低コスト,低環境負荷で良好な吸収特性を得るために,Fe,Si,Alの合金であり希少元素を含まない軟磁性体であるセンダストをポリスチレン樹脂に分散させた複合体を用いて,金属板により後面を短絡した単層型電磁波吸収体が作製され,電磁波吸収特性が評価された.電磁波吸収体を実用化するためには吸収中心周波数を広範囲に選択可能であり,吸収周波数帯域幅が広いことが必要である.吸収の要因が磁性損失に加え渦電流損であることが...

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  • 渦電流式ダンパの開発

    増井 亮介, 今西 憲治, 野上 裕, 野口 泰隆, 中南 滋樹, 木田 英範, 小橋 祐人, 高橋 泰崇 年次大会 2019 (0), J10312-, 2019

    <p>Since earthquakes are a frequent occurrence in Japan, seismic control devices have long been widely used for civil structures. Seismic control devices are particularly effective for reducing the …

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  • 金コート感温磁性体を利用したハイパーサーミアのためのワイヤレス温度計測・自動定温加熱システムの構築

    安藝 史崇, Ton That Loi, 齊藤 元, 山崎 清之, 水戸部 一孝 生体医工学 Annual57 (Abstract), S137_1-S137_1, 2019

    ...<p>近年,末期がん患者のQOLを向上する手法として,副作用の少ないハイパーサーミアが再注目されている.本研究室では,松木氏らが提唱した「ソフトヒーティング法」に着目し,渦電流損により高い発熱効率が期待できる金を感温磁性体(FILCT)にコーティングした「Au-FILCT」を発熱体とした「誘導加熱システム」を開発してきた.しかしながら,Au-FILCTは熱変成を引き起こす50℃を越えても発熱し続けるため...

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  • 一様渦電流プローブの探傷性の調査

    REPELIANTO Ageng S., KASAI Naoya, SEKINO Kouichi 年次大会 2019 (0), J40131-, 2019

    <p>Weld zone of structure is very important to ensure the intensity of the structure. However, weld zone of the structure is difficult to detect flaws with general nondestructive testing …

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  • 飽和領域まで考慮した無方向性電磁鋼板の回転ヒステリシス損失の簡易計算法

    草野 大輔, 高 炎輝, 堂薗 浩, 村松 和弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 456-456, 2018-09-19

    ...<p>モータの鉄損を精度よく評価するためには,鉄芯で生じる回転磁界による回転鉄損を考慮する必要がある.我々は,簡易な回転鉄損の計算法として,交番磁界下の鉄損曲線と磁界解析で得られた最大磁束密度のベクトルの方向とそれに垂直な方向成分を用いて計算する方法を提案し,その妥当性を示した.しかしながら,回転磁界の飽和領域における,ヒステリシス損失と異常渦電流損失が減少する現象を無視していた.今回,無方向性電磁鋼板...

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  • 渦電流ブレーキを用いた非接触動的主軸試験の提案

    山本 寛, 高杉 敬吾, 浅川 直紀 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 156-157, 2018-08-20

    ...<p>工作機械の高速・高精度化には動的主軸試験が欠かせない.インパルス加振試験は最も一般的な動的主軸試験だが,回転する主軸に適用できず加工中の主軸動特性を同定できない.そのため,この問題を解決する非接触動的主軸試験への期待は大きい.本研究では渦電流ブレーキによる非接触動的主軸試験を提案する.本報では,提案手法をマシニングセンタに適用し,従来手法と比較することで提案手法の有用性について検討する....

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  • 金属板および金属管における誘導起電力波形測定

    櫻井, 勇良, SAKURAI, Yuryo 湘南工科大学紀要 52 (1), 19-24, 2018-02-01

    本研究では,金属管の中空および金属板における誘導起電力を測定している.金属管の中空および金属板の表面を磁石が通過する.試料と通過する磁石の位置,およびその位置と誘導起電力の関係を調べる.既存のミシンを分解・改造した自作器で測定を行っている.種々の試料を用いて実験・測定を行い,良好な結果を得ている.

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  • 複素対称線形方程式における多倍長精度共役直交共役勾配法の性能評価

    桝井 晃基, 荻野 正雄 日本計算工学会論文集 2018 (0), 20180007-20180007, 2018

    ...辺要素有限要素法による時間調和渦電流解析や高周波電磁場解析で得られる複素対称線形方程式の求解においては, 共役直交共役勾配 (COCG) 法などの反復法の収束性が悪いことが知られている. また, 解析する対象が大規模や複雑になるにつれ収束性はさらに悪化する. よって, 電磁場解析を高効率で行うためには, 大規模な複素対称線形方程式に有効な反復法が必要となる....

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  • 位相特性を利用した低周波渦電流による鋼部材の腐食損傷分析手法の構築

    阿久津 絢子, 佐々木 栄一, 田村 洋 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 74 (1), 145-156, 2018

    ...これまで筆者らは,500Hz以下の低周波渦電流により得られた検出電圧信号を用いた腐食を有する鋼部材のさび層と残存板厚を推定する腐食損傷状態分析手法を提案しているが,本研究ではさらなる精度向上と測定の簡易化を目指し,検出電圧とともに板厚情報を同時に取得可能であると考えられる位相特性を活用した腐食損傷分析手法の検討を行う.はじめに,数値シミュレーションにより損傷状態の違いを想定した低周波渦電流特性を明らかにし...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 大容量変圧器用アモルファス鉄心の試作による損失低減効果の実証

    栗田 直幸, 西水 亮, 師岡 寿至, 小林 千絵, 宮本 直哉, 浜館 良夫, 石上 孝, 山田 悠, 佐々木 康二, 佐竹 誉大, 福山 哲也 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 138 (1), 53-60, 2018

    <p>For the demonstration of feasibility and loss-reduction effect of the larger-capacity amorphous core transformers (AMT), this paper proposed the support structure and design method of the …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件

  • 舌骨上筋群の収縮誘導を目的とした磁気刺激コイルの試作

    森 仁, 八島 建樹, 小助川 博之, 出江 紳一, 高木 敏行 バイオメカニズム 24 (0), 79-88, 2018

    ...そこで, 著者らは, 磁性体コアを用いた構造を採用することにより, 磁気刺激時に局所的な渦電流分布が得られる狭い範囲の刺激に最適化したコイルの設計・試作を行った. また, 試作されたコイルを用いた磁気刺激により, 下歯槽神経を刺激することなく大きな舌骨上筋群の収縮が得られることを確認した.</p>...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献7件

  • 下降速度制御可能な渦電流ディスクブレーキの開発

    後藤 敬雄, 小林 聡介, 吉川 智康, 江上 正 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2018 (0), 2P1-F15-, 2018

    <p>It need a brake system for a climber to descent along a tether for long-distance. In this paper, we develop a brake unit that can control speed and complete stop by combining an eddy current …

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  • 渦電流による台車の制動

    増子 寛 物理教育通信 171 (0), 16-19, 2018

    ...台車(スマートカート(*)にネオジムの磁石を固定し,ガイドレールのわきに平板状のアルミを固定して,台車を滑車を通したおもりで牽引する.ネオジム磁石の進行に伴ってアルミ板に渦電流が生じて,ネオジム磁石を押し戻す働きをする.その結果いわゆる電磁ブレーキが台車にかかることになる.台車の時間に対する速度の変化と台車を牽引する力を同時に測定して解析した....

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  • 高温超伝導コイルを用いた低周波渦電流探傷法の高感度化

    吉村 航, 田中 諒, 笹山 瑛由, 松尾 政晃, 圓福 敬二 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 67-67, 2017-09-19

    ...<p>これまで,低周波で渦電流探傷法を適用するため,励磁および検出コイルに高温超伝導コイルを用いる方法が提案されている。そのコイルの寸法や巻数等を最適化して高感度化を図れば,コイルと検査対象物との距離(リフトオフ)が大きい場合でも板厚を計測できる可能性がある。...

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  • 時間調和渦電流解析の部分領域問題の直接解法に関する検討

    水間 健仁, 武居 周 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 56-56, 2017-09-19

    ...<p>本研究では、領域分割法に基づく時間調和渦電流解析の部分領域問題の直接解法に関する検討を進めている。本問題は、部分領域問題で解かれる方程式が複素対称特異行列となることから、一般にICCOCG法などの反復法が選択される。一方で、反復法に基づき求解する部分領域境界間のつり合い解析の収束性は、部分領域問題の解の高精度化により改善可能であるが、反復法の打切り誤差が解に含まれるため困難である。...

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  • 磁壁の歪みを考慮した電磁鋼板の異常渦電流損モデリング手法の汎用性に関する検討

    森 賢太郎, 高 炎輝, 堂薗 浩, 村松 和弘, 関 偉民, 陳 柏超 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 48-48, 2017-09-19

    ...<p>インバータ電源に接続された電気機器の損失解析では,磁壁の移動によって生じる異常渦電流損を考慮する必要がある.そのため,ピンニング効果により磁壁が歪む時間的に変化するボウイングを数値解析モデルで考慮した異常渦電流損モデリング方法を提案し,無方向性電磁鋼板で印加最大磁束密度が1Tでの鉄損値とカタログ値を比較し,この方法の妥当性が示されている.本研究では,本モデリング方法を無方向性電磁鋼板で印加最大磁束密度...

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  • 低周波渦電流による鋼部材の腐食損傷状態分析

    阿久津 絢子, 佐々木 栄一, 蛯沢 佑紀, 田村 洋 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 73 (2), 387-398, 2017

    ...本研究では腐食損傷を有する鋼部材を対象として,さび層の生成や減肉等の損傷の程度を分析すべく,さび厚と残存板厚を同時に取得可能な分析手法について検討した.非破壊的に簡便な分析手法とするため渦電流試験に着目し,特に1~1000Hz程度の低周波渦電流を用い,鋼部材の表裏どちらか一方の面からの検査で腐食損傷状態を検出可能な分析手法の検討を行う.励磁波形として,一度に多くの板厚情報が取得可能なスイープ波と簡易...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • 平面型渦電流センサの改良に関する研究

    日向 隆大, 齊藤 兆古, 大内 学, 及川 芳郎, 児島 隆治 日本AEM学会誌 25 (2), 143-148, 2017

    <p>Previously, we have succeeded in exploiting a new high sensibility eddy current testing (ECT) sensor called the infinite (∞) coil. In addition, this paper proposes the other new ECT sensor to …

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  • 1 K 以下、50 T 級パルス強磁場磁化測定開発V

    石打 翔馬, 飯田 賢斗, 楠 佳也, 野口 悟, 石田 武和, 鳴海 康雄, 萩原 政幸, 金道 浩一 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1112-1112, 2017

    ...今回は、さらにクライオスタットの改良を行い、最低到達温度、熱流入量、消磁塩の冷却能力、消磁塩と試料間の熱伝導特性の基礎データを評価し、また、被覆銅細線束を実際のパルス強磁場中に挿入し、その渦電流発熱による温度上昇の評価について報告する。</p>...

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  • 廃用性筋萎縮に対する低周波電気刺激及びパルス磁気刺激の予防効果の比較

    小野 紘平, 中西 亮介, 平山 佑介, 田中 稔, 池治 拓也, 前重 伯壮, 藤野 英己 理学療法学Supplement 2016 (0), 0467-, 2017

    ...一方,パルス磁気刺激(MS)は磁場を発生させることで生体内に渦電流を生じさせて筋線維を収縮させるため,刺激強度が減衰することなく筋を刺激することができ,深層筋の予防に効果的であると考えられる。そこで本研究では,廃用性筋萎縮に対するESとMSの予防効果の相違を比較検討した。...

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  • 渦電流ブレーキを用いた非接触動的主軸試験の提案

    山本 寛, 高杉 敬吾, 浅川 直紀 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 49-50, 2017

    ...動作中の工作機械の主軸動特性をインパルス加振試験で正確に把握することは難しく,主軸回転中に適用可能な非接触動的主軸試験への期待は大きい.そこで本研究は非接触式の動特性同定法の開発を目的とし,渦電流ブレーキの原理を利用して疑似工具を加振する装置を開発した.さらに,新たに提案する非接触で主軸の回転方向変位を計測するシステムと併用し,提案手法の有用性について検証を行った....

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  • 2本持ちコイルの完全整列巻線技術

    田中 雄一郎 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 777-778, 2017

    ...モータコイルの渦電流損失を低減するため,従来の銅線1本を巻線する方式から,銅線2本を同時に巻線する2本持ちコイルの自動巻線技術を開発した.コイル設計,2本の巻線ノズルの配置,巻線時の銅線の干渉を回避したノズル送り動作の提案,および装置設計により,2本持ちコイルの完全整列巻線を実現した.試作したステータでは従来と比較し,高占積率(64→71%)を実現し,最大1.0%のモータ効率の向上を確認した....

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  • 学生が自主的に考案する演示実験-より効果的な渦電流ブレーキの開発

    三浦 裕一, 中村 泰之, 齋藤 芳子, 安田 淳一郎, 千代 勝実, 小西 哲郎, 古澤 彰浩, 藤田 あき美 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 3346-3346, 2017

    ...<p>渦電流によるブレーキ現象は電磁誘導を理解させる上で効果的な演示実験である。高校で物理を履修していない農学部1年を対象に、金属と磁石の相対運動に起因する渦電流の発生を考察させた。さらに、それを元に、より効果的なブレーキの機構を考案させ、実際に実験で確認した。</p>...

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  • NiCrAl-DACを用いた高圧力-強磁場下電気抵抗測定の開発

    田原 大夢, 木田 孝則, 鳴海 康雄, 藤田 秀紀, 加賀山 朋子, 清水 克哉, 三宅 厚志, 小濱 芳允, 萩原 政幸 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1100-1100, 2017

    ...今回、DACを小型化することで、パルス磁場中での渦電流による発熱を抑えることに成功した。この開発は、炭素ベースの薄膜温度計を利用することで、パルス磁場発生中のDACの温度を正確に読み取り、圧力-温度-磁場の3次元相図を描くことを目標としている。講演では開発の現状を報告する。</p>...

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  • 低温技術の物理学教育への応用

    三浦 裕一 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1670-1670, 2017

    ...具体的には、渦電流による発熱の防止、残留電気抵抗による金属の熱伝導度の評価、半導体の電気抵抗が温度変化する原因、斥力による結晶化、などである。室温から液体窒素温度までの温度範囲で、実際に講義中に演示した実験を紹介する予定である。</p>...

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  • J-PARC 主リング高繰り返し化における主電磁石磁場の評価

    内藤 大地, 三浦 一喜, 染谷 宏彦, 五十嵐 進, 栗本 佳典, 下川 哲司, 森田 裕一 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 547-547, 2017

    ...これによりビームダクト等に発生する渦電流が増加するが、それに伴い二つの懸案事項が考えられる。一つ目は磁石の励磁が妨げられる効果が大きくなる事である。二つ目はエミッタンス増大の原因となる非線形共鳴を励起する多極磁場成分の影響である。本講演では主に高繰り返し化の際のBM電磁石に発生する磁場の測定とシミュレーション結果について報告する。</p>...

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  • 渦電流試験器性能評価の自動化

    守安 奎裕, 中村 亮, 小坂 大吾, 柿下 和彦, 橋本 光男 職業能力開発研究誌 33 (1), 125-131, 2017

    In order to compare or calibrate instruments, a standard is needed. JIS Z 2316-2 as a standard defines 18 characteristics of instruments and measurement methods for the eddy current testing. We made …

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  • 金属板に誘起される渦電流によってネオジム磁石球が受ける抵抗力

    久保田 恭平, 大日方 優輝, 神原 浩 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 3224-3224, 2016

    ...これは大学で扱う運動方程式の1つの例であるが,金属板の前を運動するネオジム磁石球が渦電流によって受ける抵抗力が,その具体例となることを実験的に示すことができたので報告する。</p>...

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  • 経頭蓋磁気刺激のリハビリテーションへの応用

    竹内 直行 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 53 (6), 440-445, 2016

    ...反復経頭蓋磁気刺激(repetitive transcranial magnetic stimulation,以下rTMS)は大きな変動磁場を頭皮上から引き起こすことで生じる渦電流が大脳皮質を刺激することを利用し,大脳皮質興奮性を変化させる特徴を有する.このrTMSの性質を利用し脳卒中,パーキンソン病,慢性疼痛などの中枢性疾患に対する治療報告が相次いでいる.リハビリテーション(以下,リハ)分野においては...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献22件

  • 有限要素法による磁気ギアドモータの特性解析

    都 圭二郎, 戸高 孝 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2016 (0), 137-137, 2016

    ...初期モデルの磁気ギア部分では渦電流が過大となり、低速ロータのトルクは渦電流を無視した場合と比較して大幅に減少した。本論文では、渦電流の低減に関して得られた知見を報告する。...

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  • めっき法を用いて作製した軟磁性薄帯の磁気特性に与える熱処理の影響

    杉原 健太, 幸田 一輝, 江口 和樹, 高嶋 恵佑, 柳井 武志, 中野 正基, 福永 博俊 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2016 (0), 131-131, 2016

    ...磁性デバイスの小型化の代表的な手法の一つとして,駆動周波数の増加が挙げられるが,同時に渦電流損失の増大を招くため,抵抗率の増加や板厚の低減などの対策が必要となる。最近我々はめっき法を用いた軟磁性薄帯作製法を提案し,10 μm以下の薄い薄帯を実現した。...

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  • 磁性材料の検査に向けた低周波渦電流探傷法の開発

    田中 諒, 笹山 瑛由, 松尾 政晃, 圓福 敬二 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2016 (0), 353-353, 2016

    ...非破壊検査の一種である、渦電流探傷法を用いた磁性材料のきず(亀裂、減肉など)の検出を行っている。鋼材は高い透磁率を持ち、表皮深さが非磁性材などに比べて極めて短くなる。このため、厚い鋼材の検査のためには低周波での検査が必要になる。そこで本研究では,低周波による渦電流探傷法を用いた鉄板裏面のきずの検出方法を検討するため,3次元有限要素法による電磁界シミュレーションを行った。...

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  • マイクロマグネティックスの手法によるアモルファスワイヤの動的磁化過程の解析(ヘッド・スピントロニクス,一般)

    上原 裕二, 古屋 篤史, 清水 香壱, 藤崎 淳, 安宅 正, 田中 智大, 大島 弘敬, 中山 幸仁, 藪上 信 映像情報メディア学会技術報告 39.37 (0), 1-5, 2015

    ...磁気センサ等に適用されているアモルファスワイヤの動的磁化過程について,Landau-Lifshitz-Gilbert (LLG)方程式に基づくマイクロマグネティックシミュレーションを行った.高周波での磁気インピーダンス(MI)効果を解析するためには,表皮効果や磁気共鳴の影響を考慮する必要がある.今回はMaxwell方程式から渦電流を考慮した電流磁界を導出し,LLG方程式を連成して解くことによりワイヤ...

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  • パルス渦電流試験法による保温材上からの配管減肉計測

    程 衛英, 比翼 賢, 古川 敬, 加古 晃弘, 池堂 和仁 火力原子力発電大会論文集 11 (0), 40-45, 2015

    ...発電所に使われる保温材付き炭素鋼配管に対して,電磁気シミュレーションによるパルス渦電流試験法の適用性を検討し,減肉を検出するプローブの最適化を図った。この高感度プローブを用いて,炭素鋼配管の内面に異なる減肉を人工的に施した模擬試験体と減肉が発生した試験体にパルス渦電流試験を行い,保温材上から配管減肉計測の適用性を検討した。...

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  • 20414 渦電流式ダンパの制振性能評価

    野村 幸一, 青木 繁, 栗田 勝実, 宮田 尚起 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集 2015.21 (0), _20414-1_-_20414-2_, 2015

    General damping systems, such as a viscoelastic damper, a friction damper, a dynamic vibration absorber are developed. However, those systems have several faults such as temperature dependence of …

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  • 233 プラズマ存在下における誘導電場の時間調和解析

    宮下 大, 杉本 振一郎, 金山 寛 計算力学講演会講演論文集 2015.28 (0), _233-1_-_233-2_, 2015

    ...プラズマ中の誘導電場を解析することはRadio Frequency(RF)プラズマ源を開発する上で重要である.プラズマ中の導電率は複素数で表すことができる.誘導電場の基礎方程式に似た時間調和渦電流問題に複素導電率を導入し解析を行った.A法と混合法的定式化A法により解析を行った.誘導電場計算技術と別途開発しているプラズマシミュレーション技術を連成することで誘導結合プラズマの自己無撞着な計算が可能になる...

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  • 107 エレベータ向け渦電流式かご位置センサ

    井上 甚, 白附 晶英, 佐野 恵美子, 渡邊 佳正, 西沢 博志, 関 真規人 昇降機・遊戯施設等の最近の技術と進歩技術講演会講演論文集 2015 (0), 29-32, 2015

    In the current elevator, many sensors are put on the cage and the hoistway. In order to control the cage up-down motion, Some sensors are used for detecting reference positions within the hoistway. …

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  • 園芸施設に利用する丸型鋼管自動穴あけ装置の開発

    金城 翔一, 芹澤 幸一, 仲宗根 喜長, 宮平 守邦, 鹿内 健志, 玉城 麿, 新城 孝彦 農業情報研究 24 (4), 90-100, 2015

    ...園芸施設のメインフレームに用いられる丸型鋼管の穴あけ作業の作業能率を改善するため,作業員1名で作業可能な自動穴あけ装置を開発した.装置は,1)渦電流式センサを用いて鋼管の継ぎ目の自動検出が可能,2)タッチパネル操作により,鋼管穴あけ用ドリル設定位置の任意操作が可能,3)従来の手作業で生じた鋼管穴あけ部位のバリ取り作業が不要となる特徴を有する.園芸施設に必要な材料加工を想定し,開発した装置と従来のボール...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • パワーモジュールのインダクタンス成分を低減する配線実装技術

    中津 欣也, 宮崎 英樹, 齋藤 隆一, 大貫 仁 エレクトロニクス実装学会誌 18 (4), 270-278, 2015

    ...筆者らは,パワーモジュールの金属放熱板に対して内部の配線パターンをループ状とすることで渦電流を放熱板に効率良く誘導し,渦電流の磁束により配線が作る磁束を打消すことでインダクタンス成分を低減する配線実装技術を開発した。試作パワーモジュールを用いた実測によりインダクタンス成分の低減効果を検証し,電流の周波数が1 MHzで約0.11倍に低減できることを確認した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献8件

  • VR形磁気ギヤの動作原理と基本特性

    加藤 秀紀, 戸成 辰也, 福岡 道成, 中村 健二 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 135 (11), 1100-1106, 2015

    A magnetic gear has advantages with respect to noise and maintainability, and the so-called PM (Permanent Magnet) magnetic gear has been studied, which consists of two magnet rotors and a …

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 階層型領域分割法による時間調和渦電流解析の収束性改善

    杉本 振一郎, 田上 大助, 荻野 正雄, 武居 周, 金山 寛 日本シミュレーション学会論文誌 7 (1), 11-17, 2015

      This paper deals with a large-scale 3D time-harmonic eddy current analysis using the Hierarchical Domain Decomposition Method (HDDM). To improve the convergence of the interface problem of the …

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  • ボイラチューブに対する非破壊検査技術

    森 雅司, 世戸 静男, 長位 進 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2015f (0), 102-, 2015

    ...<br>これらを管理するうえで必要な検査として、ボイラチューブ内面の酸化スケール付着状況(スケール厚さ)を超音波探傷法により測定する技術及びボイラチューブ内面の減肉状況を渦電流探傷法と超音波探傷法を組み合わせることで効率良くかつ精度良く測定する非破壊検査手法を開発したので、それらを紹介する。...

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