いま女性の間で話題になっている“酵素ジュース”。酵素は、野菜や果物など、いろいろな食物にもともと含まれているものだが、これを濃縮させた「酵素原液」などをドリンクなどに加えることで、積極的に“酵素”を毎日摂取しようとする女子が増えているのだ。目的は、美容や健康のため、さらにはダイエットのため。近年は“酵素パック”なども人気で、“酵素できれいになる”という新発想が注目されている。
今回は自宅で簡単にできる作り方や、ネット通販などで売れている酵素たっぷりジュースなどを紹介しよう(※酵素ジュースの効果には個人差があります)
まずは酵素ジュースを自宅で作ってみよう! 果物などをミキサーにかけてジュースにしても、もちろん酵素は摂取できるが、最近流行っているのは、濃縮させた酵素原液などを独自に野菜ジュースなどに加えるやり方だ。
野菜などに自然に含まれている酵素を、自宅で手作りで“発酵”させることで酵素の量を増やし、非加熱の“酵素原液”を作るという方法だ。本来は大きな樽などを用いて、梅干のようにまとめて作るらしいが、働き女子にはそういう方法では難しいだろう。ということで、今回は忙しい人でも簡単に作れる方法を紹介する。
まず用意するのは、リンゴやキウイ、レモンなどの果物。基本的には好みの果物でいいが、新鮮なものはそのまま食べても十分においしいので、できれば飾りとして料理に付けたレモンや、ちょっと古くなったリンゴなど、ロスとなる食材をうまく活用したい。あとは食物繊維を豊富に含むてんさい糖を用意する。
次に、果物をできるだけ皮のついたまま小さめに均等に切る。小さく切るほど、発酵は早まる。そこに、ほぼ同量のてんさい糖をかけて、手で混ぜる。あとはそれを瓶に詰めて蓋をして、発酵を待てばいい。
中には発酵を促すために酵素粉末や酵素原液を加える人もいるとも聞くが、基本的には自分の手についている“常在菌”でオリジナル発酵させるのだという。冬場なら常温保存で、2日目くらいで表面に白い泡が出てきて発酵が始まる。まんべんなく発酵するように毎日1回かき混ぜて、1週間くらいおいて果物がなじんできたら、裏ごししてエキスだけを取り出す。これが「酵素原液」だ。
その後は冷蔵保存して、毎日、朝ジュースなどに少量加えて飲み続ける。発酵の進み具合にもよるが、1カ月以内には飲みきりたい。発酵しすぎると酸っぱいにおいがしてきて、お酒のようになってしまったり、ひどい時はカビが生えてくることもあるので要注意。また発酵時の気温によっても発酵具合がかなり違うので、自分の目や鼻で確認しながら作ろう!
さて次は、「自宅で酵素エキスを手作りするのは面倒!」という方に、ネット通販で人気の酵素ドリンクをご紹介!