ノーザンホースパーク・ハロウィンイベントでホースパレード
修学旅行生や国内外の観光客でにぎわう苫小牧市の観光施設・ノーザンホースパークでは10月26日、今年で第8回目となるイベント「ノーザンホースパークハロウィン」が行われ、7頭の馬によるホースパレードが行われた。
このイベントは毎年ハロウィンの時期に行われており、当日はハロウィンの風習にちなんで仮装すると、入場が無料になる。昼と夜の部に分かれて様々なイベントが組まれ、その中の一つが恒例のホースパレードとなっている。
ホースパレードは午後3時から約30分にわたって行われ、重種馬の「ロッキー」を先頭に、軽種馬の「杏」、ポニーの「トライヤー」、「くるみ」、「さつき」、「すーちゃん」、「サミーくん」が仮装して列をなした。コースは今年建てられた新厩舎付近から出発し、遊具受付のあるパラッツォ・ベガ、ブライダル会場・ディアド ブエナ ビスタの前を通り、ゴール地点のエリア・K’s ガーデンを目指した。馬たちは可愛らしい帽子やカチューシャを頭につけたり、格好良いマントを身にまとったり、たてがみを編んだり、思わず見惚れてしまうような装いで現れた。騎乗者・引き手は同園スタッフとコスプレイヤーの皆さんが務め、魔法使いや人気キャラクターに扮した姿は遊園地にいるような光景を映した。園内には紅葉が美しく色づいており、秋のイベントにふさわしい舞台が整う中、陽気で明るい人馬のパレードとなった。
夜の部ではバックヤードグリルを会場に「チャリティ仮装ナイトパーティ」が行われ、約250人が参加した。ここでも同園スタッフ自ら仮装し、ドラマ「あまちゃん」の主人公や人気タレントの壇蜜さんを真似た姿が好評を得ていた。パーティではバイキング形式の食事とともに多彩なゲームが展開され、かぼちゃ重さ当てクイズやキッズミステリーツアー、イス取りゲームで盛り上がった。中でも豪華賞品の当たる仮装大賞では多種多彩なキャラクターが登場し、その精度の高さやアイデアあふれるユニークな姿に拍手が寄せられた。苫小牧市から家族で参加した男性は、「初めてイベントに参加しましたが、1日楽しめました。気合いを入れて仮装をしてきた甲斐がありました(笑)可愛らしいポニーも見学できて、子供たちも喜んでいました。また来年も家族で参加したいと思います。」と、感想を話していた。