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2019年04月21日(日) 放送分

野性爆弾くっきーお笑い芸人
Vol.1049

NY美術市場で「カワイイ」と大反響!野性爆弾くっきーの独特過ぎるアートの秘密

毎年、海外のアート業界関係者1000人以上が集結してその年の最新トレンドを形作る世界最大の美術市場、アメリカの『Artexpo New York』で今年"最も注目する5人"に選出され現地メディアからひときわ注目を集めた日本人がいる。
アーティスト名は「肉糞太郎」、普段日本ではお笑い芸人「野性爆弾くっきー」として活動中の43歳だ。
巨体に丸刈り、エキセントリックな芸風で見るものに強烈な印象を与える人気芸人だが、下積み時代含めネタ作りからコントの小道具まで全て自作。その流れで絵を描いたり音楽を作ったり...興味の向くままに手掛けた創作がいつしかアートとして注目されるようになり、独特な世界観にはまる人が続出。油性マジックとアクリル絵の具を使った作品は全て独学で、時には自分の顔面をキャンバスにして国内外の有名人の顔を真似た"似ていないようで似ている"大型のアート作品なども手掛ける。
日本各界のクリエイターやタレント・著名人などにもファンが多数存在するくっきーだが、番組では今回その制作過程から、初のNY進出までに密着する。
「お笑いも周りの反応を気にせずやってきたし、(賛否は)どっちでもいいかな。願わくば買う買わないよりも気に留めて欲しい。スルーされるのが嫌」と語るくっきーだが、現地では5作品に1100万円の値が付くなど驚きの展開に...。現代日本のトリックスターがアート最前線のNYで突破口を切り拓く瞬間をカメラが追った。

PROFILE

1976年滋賀県生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人でコンビ「野性爆弾」のボケ・ネタ作り担当。独特な芸風でバラエティを中心にドラマ、映画、CMなど幅広く活躍し2018年度の出演番組本数は300本を超える。ネタ作りから派生した絵画制作が評判を呼び2018年10月には東京渋谷ファッションウィークのメインキャラクターに就任。11月には国際公募展「ART OLIMPIA2019」アンバサダー就任。「世界一面白い最狂の展示会」をコンセプトに、中国・台湾でも作品展示会「くっきーランド」を開催。今回自身初のNY滞在だったが、取材ディレクター曰く「初日から『ラーメン食べたい』と連呼していた」という43歳。

STAFF
演出:上田大輔
構成:浜田悠・倉本美津留
ナレーター:窪田等
撮影:竹下権優
音効:中嶋尊史
制作協力:ニンポップ
プロデューサー:中村卓也・近藤貴幸

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