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第2次岸田改造内閣 こだわりの「萩生田政調会長」 安倍派の「防波堤」期待

自民党臨時総務会を終え、ポーズをとる(左から)森山裕選対委員長、遠藤利明総務会長、麻生太郎副総裁、岸田文雄総裁、茂木敏充幹事長、萩生田光一政調会長=自民党本部で2022年8月10日午前10時21分、宮武祐希撮影
自民党臨時総務会を終え、ポーズをとる(左から)森山裕選対委員長、遠藤利明総務会長、麻生太郎副総裁、岸田文雄総裁、茂木敏充幹事長、萩生田光一政調会長=自民党本部で2022年8月10日午前10時21分、宮武祐希撮影

 岸田文雄首相は10日、第2次岸田改造内閣を発足させ、自民党の役員体制も改めた。首相は人事で何にこだわったのか。舞台裏を検証する。

 人事の3日前の7日午後、首相公邸。首相がひそかに招き入れたのは安倍派の萩生田光一経済産業相(当時)だった。「党政調会長をお願いしたい。経産相留任もあり得るが、信頼できる人に党にいてほしい」

 首相は萩生田氏にこう告げた。防衛費の増額や原発再稼働など重要政策を挙げ、政調会長の重要性を説いた。

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