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照ノ富士「自分に厳しく」 今年4度目のVから一夜明け―大相撲

2021年11月29日11時39分

自身初の全勝優勝から一夜明け、心境を語る照ノ富士=29日午前、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋宿舎(日本相撲協会提供)

自身初の全勝優勝から一夜明け、心境を語る照ノ富士=29日午前、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋宿舎(日本相撲協会提供)

 大相撲九州場所千秋楽から一夜明けた29日、今年4度目の優勝を自身初の全勝で飾った照ノ富士がリモート会見に臨み、「やり遂げた後の気持ちよさを味わいたいから、普段から自分に厳しくやってきたのがよかった」と心境を語った。

〔写真特集〕照ノ富士

 白鵬の引退により、一人横綱で迎えた今場所は重責も果たした。その中で印象に残ったのは14日目の阿炎戦。優勝を決めた一番だが、それ以上に、ずっと注目していた力士との初対戦が楽しみだったよう。「突き押しがどんなものか。久しぶりに相撲を取ってみたいという気持ちになった」と余裕十分に振り返った。
 一年納めの九州場所を全勝優勝で締めくくり、来年も相撲界の顔として引っ張っていく。目標を問われ、「高く持って2桁優勝を目指したい」。現在の通算優勝回数は6度。年6場所で4度以上の賜杯獲得と、自らに高いハードルを課した。

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