【小樽】小樽市は29日、同市総合博物館本館(手宮1)が保有する電気機関車2両の廃棄を取りやめ、同館で保存して来年度以降に屋外展示を再開する方針を明らかにした。人体に有害な高濃度ポリ塩化ビフェニール(PCB)が含まれているとして廃棄を決め、解体作業中だった。
2両は1960年代に当時の国鉄が開発し、道内を走行したED75とED76。ED75は腐食が進む機器などを取り除いて車両全体を保存し、ED76は運転台を含む車両前部のみを残す。
市は当初、経年劣化もあり、2両ともPCBを除去後に廃棄する予定だった。だが除去に伴う解体箇所が想定より少なかったことから、専門業者の意見を踏まえて保存継続に転換した。...
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