プロ野球のソフトバンクが、福岡への本拠地移転30年を記念し改修したヤフオクドーム(福岡市)が、28日に公開された。王貞治球団会長らが出席してリニューアルセレモニーが行われ、約600人の招待客が生まれ変わった球場を楽しんだ。
外野席を拡張し、収容人数はこれまでの3万8530人から4万178人に増えた。またセンター後方の大型ビジョンが縦横5メートルずつ拡大。この日の式典では新ビジョンの点灯式が行われ、迫力ある映像が流れると歓声と拍手が起きた。
黒と白が基調のコンコースには約260台のモニターが壁にずらりと並び、野球を常に映像で楽しめる。王会長は「野球を見るためのドームだったが、ドームに来ること自体を楽しむ進化がある。素晴らしい変化をした」と喜んだ。