Jリーグ ヴィッセル神戸

イニエスタと再会!元神戸指揮官がUAE1部クラブ監督就任へ

アンドレス・イニエスタ 写真:Getty Images

 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは今年夏、明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸を退団してUAE1部エミレーツ・クラブに加入。元FC今治監督で、神戸でも暫定指揮を執った過去を持つリュイス・プラナグマ氏が、エミレーツ・クラブで再び同選手を指導するようだ。

 リュイス氏はビジャレアルやエスパニョールの下部組織や、グラナダをはじめスペイン複数クラブのトップチームを指揮。2020年1月から翌年5月まで今治を率いると、2022年1月に神戸のヤングプレーヤーデベロップメントコーチに就任。同年3月には三浦淳寛監督の解任をうけて、およそ2週間にわたり暫定監督を務めていた。

 神戸を2022シーズン限りで退団したリュイス氏は、半年以上にわたり無所属状態に。そんな中、中東メディア『Alkhaleej Sport』は4日、リュイス氏がモハメド・アル・ジャルボット監督の後任としてエミレーツ・クラブの監督に就任したと報道。同メディアは、リュイス氏がクラブ幹部から「LUIS」とプリントされたユニフォームを手渡される時の画像をアップしている。

 1969年創設のエミレーツ・クラブはリーグ優勝の実績がなく、直近10年間は1部で残留争いを展開。2018/19シーズンと2021/22シーズンに2部降格を余儀なくされているが、昨季は2部リーグを2位で終えて1部復帰していた。

 そんな中で迎えた2023/24シーズンは、開幕からリーグ戦2試合を終えて1分1敗。イニエスタが今季2試合目でPKから移籍後初ゴールを決めたものの、月30日のUAEリーグカップ1回戦では0-3と敗れている。