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  • アパホテルを立ち入り調査 京都市、是正計画を審査

     京都市の2ホテルの耐震強度偽装問題で、京都市は1日、建築基準法に基づき使用禁止を勧告した「アパヴィラホテル京都駅前」を立ち入り調査した。  ホテルを所有するアパグループは1月29日、はりや柱の補強などを盛り込んだ違反是正計画を提出。2ホテルの営業を休止している。  市は柱などの状態を実測し、是正計画の内容で耐震基準に適合する改修が可能か審査する。最終的に計画を承認するまで、何回か調査を重ねる予定で、1日午後には「アパホテル京都駅堀川通」も調査。  2ホテルは、田村水落設計(富山市)が構造計算を担当。構造計算書の一部が改ざんされ、柱とはりを補強する筋交いを施工段階で減らしたことが判明。  市都市計画局は「2ホテルとも、震度5クラスの中規模地震で筋交いに損傷が起きる恐れがある」としている。
      【共同通信】