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検索結果 1,004 件

  • 常食を彩り豊かに楽しくつくる -親子クッキングの工夫-

    加藤 康子 八戸学院大学短期大学部研究紀要 58 1-10, 2024-03-29

    子どもが野菜や果物などの食材に親しみながら「作って食べる楽しさ」を体感し、家庭においても調理する機会がふえるよう、ワークショップを開催した。働く保護者が多忙な日々を送っていることから、子どもとゆっくり過ごすひとときを作りたいと考えた。子どもと一緒に作って食べることの楽しさを保護者に伝えるとともに家庭の食事の問題点に気づいていただき、保護者の食に関する意識を変えるきっかけになればと考えた。手に入り…

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  • 幼若ラットにおける鉄欠乏性貧血の発症と骨代謝回転との関係

    勝間田 真一, 松﨑 広志 日本健康医学会雑誌 32 (4), 487-492, 2024-01-29

    ...3週齢Wistar系雄ラット72匹を用い,正常食投与群(C群),鉄欠乏食投与群(D群),D群の摂取量に合わせて正常食を投与した制限給餌群(PF群)の3群に分けた。4週間の飼育観察を行い,1週毎に各群6匹のラットを解剖した。C群とPF群に比較し,D群のヘモグロビン濃度と肝臓中鉄濃度は1,2,3,4週目において有意に低値を示し,心臓重量は1,2,3,4週目において有意に高値を示した。...

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  • 食物アレルギー児の養育者自身のQuality of Life質問票開発と検証

    川野 聖明, 高瀬 章弘, 安成 大輔, 本村 知華子, 池田 政憲, 松井 照明, 緒方 美佳, 鈴木 修一, 手塚 純一郎, 長尾 みづほ, 増本 夏子, 柳田 紀之, 大矢 幸弘 アレルギー 73 (2), 180-188, 2024

    ...</p><p>【結果】407名の回答を得た.二次質問票はFAQLQ-PFと正相関,KINDLおよびSF-8精神的健康と弱い負相関を認めた.原因食品数3以上,日常食品への重症反応,アナフィラキシー既往,アドレナリン自己注射を所持している児の養育者は得点が高く,QOLが低下していた.</p><p>【結語】質問票は食物アレルギー児の養育者自身のQOL質問票として妥当性が示された.</p>...

    DOI Web Site PubMed

  • 診療所における17年間の嚥下診療

    西山 耕一郎 口腔・咽頭科 37 (1), 1-8, 2024

    ...高齢者嚥下障害例は急増し,耳鼻咽喉科開業医は嚥下障害の対応から避けて通れない.多数の嚥下障害例を診察して幾つかのことに気が付いた.嚥下障害は,咽頭期の障害例が多い.嚥下反射が起きないと誤嚥する.声門閉鎖不全改善手術で液体の誤嚥が改善する.輪状咽頭筋弛緩不全で食道入口部が開かないと誤嚥する.常食を食べて嚥下性肺炎を発症しても,食形態を嚥下機能低下に対応して変更することで,経口摂取を継続できる場合がある...

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  • 新型コロナウイルス感染症後に全量経管栄養管理となった患者が,全量経口栄養摂取可能となった1例

    上杉 雄大, 伊原 良明, 野末 真司, 百瀬 智彦 老年歯科医学 38 (3), 95-101, 2023-12-31

    ...嚥下内視鏡検査にて嚥下状態を確認しながら,段階的に食形態の調整を続け,食形態は常食まで改善した。</p><p> 考察:本症例では抜管後に生じる嚥下障害が認められたが,COVID-19感染拡大防止のためリハビリテーション開始が遅延し,さらに嚥下機能が低下したことが疑われた。多職種が連携し,複合的な嚥下訓練を継続したことから,常食の摂取が可能となったと考える。</p>...

    DOI 医中誌

  • 高齢者における安静時咽頭面積と喉頭位置の関連

    原 豪志, 西山 耕一郎, 並木 千鶴, 奥村 拓真, 小林 健一郎, 谷口 裕重 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 27 (2), 111-116, 2023-08-31

    ...</p><p>【対象と方法】嚥下機能低下を主訴とし歯科診療所を受診した患者で,日常生活動作が自立し,常食を摂取している高齢者を対象とした.身長,体重を計測し,Body Mass Index(BMI)算出し,残存歯数,舌圧を計測した.嚥下造影検査の側面像の静止画を使用し,安静時咽頭腔の指標として安静時咽頭面積を計測した.さらに,後鼻棘から舌骨までの距離を舌骨位置,後鼻棘から声帯下点と気管前壁の交点までの...

    DOI Web Site 医中誌

  • 回復期から在宅まで切れ目のない摂食嚥下リハビリテーションと栄養介入により完全経口摂取が可能となった胃瘻患者の1例

    尾関 麻衣子, 仲澤 裕次郎, 田中 公美, 佐藤 志穂, 駒形 悠佳, 宮下 大志, 戸原 雄, 高橋 賢晃, 田村 文誉, 菊谷 武 老年歯科医学 38 (1), 11-17, 2023-06-30

    ...摂食嚥下リハビリテーションを継続し,摂食機能の改善に合わせて,経口摂取量の調整や適した食形態の指導,調理方法や栄養指導を段階的に行い,嚥下調整食から常食への変換を図った。初診から11カ月後に完全経口摂取が可能となり胃瘻が抜去された。</p><p> 本症例より,胃瘻患者の完全経口摂取には,入院中から退院後まで一貫した摂食嚥下リハビリテーションと栄養介入が重要であることが明らかとなった。...

    DOI 医中誌

  • 定住農耕モンゴル人の編み出す民俗知

    包 双月 文化人類学 88 (1), 134-153, 2023-06-30

    ...しかし、遊牧をやめ、日々ブタ肉を食するようになった定住農耕モンゴル人は、ヒツジやウシを日常食から宴会やもてなしの場における儀礼食へと昇華させることで、自らのアイデンティティを支えるようになった。このような肉食行為は、マジョリティの漢人と自己区別する指標ともなっている。本稿では、このような肉の文化的利用から遊牧生活との連続性を考察する。</p>...

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  • 再建プレート除去による下顎偏位に対し顎義歯を活用し常食~軟菜食の摂取が可能となるまで回復した1 症例

    中村 祐己, 板東 祥太 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 27 (1), 75-82, 2023-04-30

    ...<p> 【症例】85 歳,女性.右側下顎歯肉癌に対して,右側下顎骨区域切除術,右側頸部郭清術,左側前外側大腿遊離皮弁とプレートによる再建術を施行ののち顎義歯を製作し,常食~軟菜食を経口摂取できていた.手術から11 カ月後,プレート周囲組織の感染が生じ,プレート除去術施行.その結果,下顎は右側に大きく偏位し,顎義歯を装着しても咬合が不可となり,これまでの食事の摂取が困難となった.また,残存する顎・舌・...

    DOI Web Site 医中誌

  • 認知症,パーキンソン病,脳梗塞を有する高齢者の咀嚼障害に対して歯科訪問診療を行った症例

    畑中 幸子, 古屋 純一, 佐藤 裕二 老年歯科医学 37 (supplement), 25-29, 2023-03-31

    ...義歯調整後には,食事場面の観察を行い,食形態を段階的に常食に改善したことで患者の満足感を得ることができた。3カ月後に右下臼歯部が歯根破折し,抜歯と義歯修理を行ったが,良好に経過している。</p><p> 考察:本症例では,基礎疾患や居住環境を考慮したうえで,抜歯や義歯新製作などの歯科治療,食事場面観察による食支援,施設職員との連携を包括的に行うことで,患者の主訴を改善できたと考えられた。...

    DOI 医中誌

  • 山間の過疎地域に居住する要配慮者・家族の防災情報収集行動の実態

    舟木, 智恵, 糸井, 裕子, 荒木田, 美香子 国際医療福祉大学学会誌 28 (1), 78-88, 2023-02-28

    ...結果:有効回答数は 887 人(有効回答率 77.5%)であった.3 群間で有意差がみられたのは 8 項目で,本人の該当率が高い傾向にあったのは,「非常食試食会への参加」(本人:5.3%,家族:1.2%,それ以外:1.4%)のみ,家族では「テレビのデータ放送で防災情報を見た」(本人:24.2%,家族:57.6%,それ以外:53.5%),「携帯電話やスマートフォンで防災情報を入手できる」(本人:29.5...

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  • 味噌由来の酵母における機能性とその麹を用いた製パンの試み

    菅野 友美, 浅井 紀之, 小竹 久仁彦, 山田 禎賀, 西村 篤寿 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 122-, 2023

    ...ラット供試飼料は,市販飼料F-2固形飼料を通常食とし,試験試料として市販飼料にY1株を0.20%の割合で混合した飼料を調製した。比較として5種類の酵母(Y3株,Y6株,Y4株,市販のビール酵母,酵母エキス)を同様に調製した。またβグルカンを0.02%の割合で混合した飼料も使用した。...

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  • 緑豆もやしによるアレルギーの2例

    小林 知子, 伊藤 友章, 瀬下 治孝, 江草 智津, 原田 和俊, 大久保 ゆかり, 新妻 知行 アレルギー 72 (8), 1046-1050, 2023

    ....2症例ともprick-to-prick testで緑豆もやしに陽性をしめした.さらに症例2は大豆もやしにも陽性となった.また2症例で,バラ科果実でprick-to-prick test施行したところ陽性をしめし,シラカンバ,Gly m4,Bet v1に対する特異的IgEが陽性であった.緑豆もやしは,Vig r1のアレルゲンコンポーネントをもつため,PR-10ファミリーに属す.本邦では緑豆もやしを常食...

    DOI Web Site 医中誌

  • 強度行動障害のある方の「異食」の対応に関する研究

    黒岩 利生, 佐々木 茜 国立のぞみの園紀要 16 (0), 1-7, 2023

    ...強度行動障害のある方の中には,通常食べられないものを口にする「異食」が見られる人がいる.本研究は,異食の発生要因を把握し以後の発生予防方法を検討するため,A園で発生した強度行動障害のある方の異食事故の検証を行った.異食事故に携わった経験のある職員を対象としたヒアリング調査の結果,異食の発生要因は①不満・ストレス,②注意喚起・要求,③周期的な変化,④予測困難に分類された.対象者の所属寮では事前の情報収集...

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  • デキストラン硫酸トリウム誘発大腸炎がNASH病態進行へ及ぼす影響

    宇野 絹子, 名倉 かれん, 畑中 悠里, 煙山 紀子, 中江 大, 太田 毅, 美谷島 克宏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-011E-, 2023

    ...試験は6週齢雄性C57BL/6jマウスを用い、1.25%DSS水を1週間毎の間歇飲水投与を3週間実施し、コリン欠乏メチオニン低減アミノ酸食(CDAA食)を給餌したDSS+CDAA群、水道水を与え、CDAA食を給餌したCDAA群、DSSを飲水投与し通常食を与えたDSS群、そして水道水及び通常食を与えたControl群の4群構成とした。...

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  • ゆばを用いた料理の特徴について

    三宅 紀子, 石井 さくら 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 88-, 2023

    ...現在,京都や日光などがゆばの名産地として知られているが,全国的には日常食する頻度が低い食品となっている。本研究では,江戸時代および昭和初期のゆばを用いた料理の特徴を明らかにし,ゆばがどのように食されてきたかを明らかにすることを目的とした。...

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  • DSS大腸炎モデルマウスの短期試験至適条件の探索及びそれに伴う炎症パラメータの変動

    畑中 悠里, 宇野 絹子, 白井 陽月, 柴田 朱衣, 煙山 紀子, 美谷島 克宏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-074S-, 2023

    ...動物は雄性7週齢のC57BL/6jマウスを用い、通常食を与えた。DSSは1.25%、2.5%、及び5%を飲水投与し、試験期間は3日から2週間とした。試験期間中に、一般状態の悪化を呈する個体は安楽殺を施した。解剖時には大腸を摘出し、遺伝子発現解析及び病理組織学的解析を行った。...

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  • SDTラットの膵島線維化におけるCD44の関与について

    各務 温花, 宇野 絹子, 煙山 紀子, 笹瀬 智彦, 太田 毅, 美谷島 克宏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-108S-, 2023

    ...【材料・方法】通常食 (CRF-1)を給餌した雌性SDTラットについて、8、16、24、32及び40週齢時に採血、剖検並びに諸臓器の採取を施し、各種の解析を実施した。【結果】血液生化学検査において、週齢を重ねるごとに体重は増加した。血糖値は高値を示さなかったが、血中インスリン濃度は週齢を重ねるごとに著しく増加した。...

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  • 医療施設の災害対応準備状況の全国調査:事業継続計画における搬送・備蓄・災害訓練の整備状況

    福田 幾夫, 池内 淳子 日本医療・病院管理学会誌 59 (4), 147-156, 2022-10-31

    ...患者用非常食の備蓄は倉庫での一括備蓄が最も多く,ついで厨房,病棟の順であった。職員の交通手段は自家用車,公共交通機関,徒歩の順であり,職員用の食料備蓄は66.1%で確保しており,3日分が最多。災害時医薬品備蓄は2~3日分が66.3%,備蓄なし11.5%であった。病院被災を前提とした災害対策マニュアルは66.5%で整備済み,25.9%で作成中であった。...

    DOI

  • アサイー果実パルプ水溶液は腎低酸素誘導を介して造血因子エリスロポエチンを増加させる

    澁谷 修一, 渡辺 憲史, Jose Villegas Yata Mario, 清水 孝彦 Functional Food Research 18 (0), 65-69, 2022-09-12

    ...Palmae, Arecaceae)はブラジルのアマゾン地方原産の果実で,パラー州では健康増進の目的で常食されている.国内ではスーパーフードの一種として知られ,特に貧血改善を目的として摂取されている.本研究は,アサイー果実パルプ水溶液の造血作用とそのメカニズムを調べることを目的とした.造血薬roxadustat は投与2 時間後に低酸素応答性造血因子エリスロポエチン(erythropoietin,EPO...

    DOI 医中誌

  • 常食のモデル献立における調理前後のフラボノイド含有量の変化

    萬年 遼, 羽根 あさこ, 佐野 文美, 大槻 尚子, 合田 敏尚, 下位 香代子, 市川 陽子 日本調理科学会誌 55 (2), 84-96, 2022-04-05

    ...食事から摂取するフラボノイド量の把握は疾病予防効果との関連を調べる上で重要であるが,日本人の日常食におけるフラボノイド量に関する報告は少ない。我々は,日本人の日常食のモデルとして学内の給食経営管理の実習献立19種に含まれるフラボノイド(ケルセチン,ケンフェロール,ダイゼイン,ゲニステイン,アピゲニン,ルテオリン)量をHPLCにて測定した。...

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  • 家庭科での学びを生活に生かせる「やりくり」の思考を育む授業の実践

    岸本, 佳代子, 森原, 千晶, Kishimoto, Kayoko, Morihara, Chiaki 鳥取大学附属中学校研究紀要 53 117-123, 2022-03-01

    ...日常食の調理の学習において、従来の授業では、基本的な知識や技能を教え込み,教えた通りに調理実習をさせるという方法を用いてきた。しかし、一方的な教えこみの授業では必要な調理技術と知識を十分に身に付けることができていなかった。そこで、探究的に学ぶ機会や協同的な学習場面を多くすることで生徒の課題解決に向けての意欲を高め、生活に生かせる「やりくり」の思考を育むことができる授業を考え、実践した。...

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  • 岐阜県の家庭料理 地域の特徴

    長屋 郁子, 堀 光代, 西脇 泰子, 木村 孝子, 辻 美智子, 長野 宏子, 坂野 信子, 山澤 和子, 山根 沙季, 横山 真智子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 196-, 2022

    ...<p>【目的】岐阜県に伝わる家庭料理の中で、各地域の自然環境の中から育まれた内陸県ならではの日常食と行事食の特徴をまとめることを目的とした。</p><p>【方法】日本調理科学会特別研究「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」のガイドラインに沿い、岐阜県の家庭料理について聞き書き調査を実施した。調査対象地域は岐阜・西濃・中濃・東濃・飛騨の5圏域とした。...

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  • 水晶体の構造特性と関連疾患予防薬の可能性

    中澤 洋介 ファルマシア 58 (11), 1051-1055, 2022

    ...筆者らは日常食生活から白内障発症予防をすることを目的とし検討してきた結果、コーヒー愛飲によって白内障発症が有意に抑制されることを報告してきた。またみかん果皮に多く含まれるヘスペリジンに白内障予防効果や老眼予防効果を持つことを明らかにした。...

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  • 食物繊維の欠乏が大腸炎モデルマウスに与える影響

    神田 翔磨, 臼田 春樹, 狩野 園子, 岡本 貴行, 新林 友美, 矢野 貴久, 直良 浩司, 和田 孝一郎 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-O09-3-, 2022

    ...</p><p>【方法】</p><p>通常食 ( ND ) またはFFDを8週齢の雄マウス ( C57BL6 ) に24日間与え、最後の72時間は1.25%のデキストラン硫酸ナトリウム ( DSS ) を自由飲水させた。その後、結腸の組織学的変化、糞便内腸内細菌叢の解析、および糞便内短鎖脂肪酸の定量を行った。...

    DOI 医中誌

  • 高フルクトース食摂取ラットの明暗周期における血液生化学的検査値への影響

    鈴木 優典, 近藤 千真, 豊田 薫, 小林 章男, 高橋 統一, 正田 俊之, 榊原 啓之 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), O-41-, 2022

    ...</p><p>【方法】</p><p>明期(7:00点灯19:00消灯,明期検査群)あるいは暗期(7:00消灯19:00点灯,暗期検査群)飼育下の6週齢の雄性SDラットを,それぞれ通常食(CD)群と高フルクトース食(HFD)群に分け,4週間自由摂食させた。...

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  • 家庭の食備蓄を促進するためのサービスデザイン

    中原 采音 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 62-, 2022

    ...本研究では、災害のために備える食事を「日常食」の延長線上にあることが必要であることを明確にし、ローリングストック法の課題を示した。今後、家庭の食備蓄の促進を行うためのサービスデザインに現状のローリングストック法の課題を考慮することが必要である。</p>...

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  • 長崎県の家庭料理 地域の特徴

    冨永 美穂子, 植村 百江, 久木野 睦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 214-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】聞き書き調査を行った5地域において日常食として必ず出てきたものはさつまいも(甘藷)で地形的特徴より救荒作物として県内全域で食されていた.蒸し芋あるいは薄くスライスして生干しあるいはゆで干しして保存性をもたせ,そのままかじる,蒸す,米と混合(こっぱ飯,かんころ飯,かんころ餅),さらには粉や発酵団子(せん)にして麺類(ろくべえ)にも加工されていた.ちゃんぽん,皿うどん,手延べうどんに...

    DOI

  • 埼玉県の家庭料理 地域の特徴

    徳山 裕美, 加藤 和子, 河村 美穂, 木村 靖子, 駒場 千佳子, 島田 玲子, 土屋 京子, 名倉 秀子, 成田 亮子, 松田 康子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 184-, 2022

    ...当時の地域環境と共に,食料の入手法,調理・加工・保存方法,日常食や行事食,食に関連する思い出や,次世代に伝え継ぎたいと考える料理について,聞き書き法で調査を行った。</p><p>【結果】昭和30年代の日常食は主食とおかず1品,汁物,漬物で構成されていた。主食は米と麦類が多くを占め,麦類は地粉でうどんを打つ習慣があり,麺の形状により種類も多々あり調理方法も多様であった。...

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  • 神奈川県の家庭料理 地域の特徴

    櫻井 美代子, 増田 真祐美, 大越 ひろ, 清 絢, 大迫 早苗, 河野 一世, 津田 淑江, 小川 暁子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 183-, 2022

    ...野菜類は副菜としていろいろな料理に利用され、小麦やそばは、粉食としてうどんやすいとん、そば(麺)の日常食や暮れから正月の行事食等に用いられていた。 一方沿岸部では、魚介類を生食のほか、魚介類の素材をいかした調理法が行われていた。かつおを用いた「しか煮」「さばの味噌煮」「このしろの甘露煮」などは、出汁を使わず、その素材からうま味を引き出した料理である。...

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  • 福井県の家庭料理 地域の特徴

    佐藤 真実, 森 恵見 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 195-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】県内の聞き取り調査によると、昭和30~40年代の海岸地域を除いた福井県の日常食としては、3食ともに米飯、野菜や山菜料理が主なものであった。日本海に面することから海からの恵みもあったが、魚介類はボテさんなどの行商により時々食べるご馳走であった。...

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  • 愛媛県の家庭料理 地域の特徴

    亀岡 恵子, 香川 実恵子, 宇髙 順子, 皆川 勝子, 武田 珠美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 210-, 2022

    ...行事食と日常食では,魚介類や穀類で食材が異なる傾向が顕著で,日常食には小魚・青魚,いも,行事食には白身魚,こめ・もち等が用いられていた。</p>...

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  • 石川県の家庭料理 地域の特徴

    新澤 祥惠, 川村 昭子, 中村 喜代美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 194-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】1)「いわし」の漁獲量、消費量とも近隣の県の中でも多く、日常食の中でいわしの位置づけが高い。特に「塩煎り、湯煮」といった、塩ゆでし、酢醤油を合わせる調理は、魚が淡泊になり、一度に多く食べることができ、時にはご飯の代用にもなるものであった。この他、「押し寿司」「ぬた」「味噌焼き」「だんご汁」など多様に調理されてきた。 ...

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  • 秋田県の家庭料理 地域の特徴

    高山 裕子, 熊谷 昌則, 髙橋 徹, 駒場 千佳子, 大野 智子, 三森 一司, 山田 節子, 逸見 洋子, 長沼 誠子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 179-, 2022

    ...漁業が盛んな沿岸地域では、新鮮な魚、えご、内陸部でも多様な寒天料理などが日常食、ハレ食として挙げられた。地域の地理的な特色や気候、産業、生活形態による食文化が根付いていたことが示唆された。</p>...

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  • 森林の放射能汚染と村落社会

    金子 祥之 林業経済研究 68 (1), 12-27, 2022

    ...つぎに日常という観点からは,日常食に用いる食材の約半数を山野から得てきたことを指摘した。山野の領域があることにより,食生活の豊かさ,ひいては食文化の豊かさが担保されていた。これらの事例研究から明らかなように,山野は村落社会にとって,その安定性・持続性と密接にかかわるきわめて重要なものであり,経済的価値だけでははかりえないことに留意しなければならない。...

    DOI

  • 東京都の家庭料理 地域の特徴

    伊藤 美穂, 赤石 記子, 色川 木綿子, 宇和川 小百合, 大久保 洋子, 香西 みどり, 加藤 和子, 佐藤 幸子, 白尾 美佳, 成田 亮子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 182-, 2022

    ...その結果より、日常食の食事(主食・主菜・副菜・汁物)について各地域の特徴を考察した。</p><p>【結果】東京都23区では、主食や主菜にはパン・カレーライス・オムライス・ロールキャベツ・コロッケ・ムニエル・オムレツ・ハムエッグなど多くの洋風料理が出現していた。...

    DOI

  • 中咽頭後壁癌再建術後に経口摂取を獲得した症例についての嚥下機能に関する検討

    岩永 健, 末廣 篤, 佐藤 進一, 玉木 久信, 大森 孝一 頭頸部癌 48 (3), 301-307, 2022

    ...術後4年半経過したが,常食を摂取し無再発で経過している。手術においては,舌骨上筋群の大部分の温存と,輪状咽頭筋切断術を併施した点が嚥下機能維持の要因と考えるが,術後のリハビリテーションを含めた機能代償という点にも注目することで,同様の中咽頭後壁癌症例に対する喉頭温存の一助となる可能性が示唆された。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 脳出血後遺症を有する患者に歯科訪問診療を行い栄養状態と自立度の改善を図った症例

    大森 友花, 古屋 純一, 佐藤 裕二 老年歯科医学 36 (supplement), 47-50, 2021-12-31

    ...新義歯装着後は,調整により疼痛なく経過し,食形態はペースト食から常食に改善することができ,喫食量も増加した。その結果,体重が増加し,低栄養の改善につながり,発語の増加や簡単な会話が可能となったと考えられた。また,適切な口腔衛生管理により,自力で着脱可能となるなど義歯の取り扱いを含めたセルフケアが向上した。...

    DOI 医中誌

  • 海洋深層水で製造したマグネシウム強化食パン

    柴田 雄次, 野村 道康, 山本 樹, 栗原(松井) 紋子, 遠藤 雅人, 山田 勝久 海洋深層水研究 22 (2), 59-63, 2021-12-27

    ...1946年に国民健康栄養調査が実施されて以来,日本ではヒトの健康に必須の栄養素であるマグネシウム(以下,Mg)の摂取量が減少している.それゆえに,Mgの効率的な摂取方法が期待される.そこで我々は食パンが今日の日本人にとって日常食となりつつあることから,効率的なMg摂取のための食品のひとつとして食パンに注目した.本研究では製パン材料として小麦粉に次いで2番目に多く用いられる水の影響について調査した.すなわち...

    DOI

  • CQ4 日本のIgE依存性牛乳アレルギー患者もしくはその疑いのある者において,食物経口負荷試験は完全除去回避に有用か?

    前田 麻由, 桑原 優, 田中 裕也, 錦戸 知喜, 平口 雪子, 山本 貴和子, 岡藤 郁夫, 二村 昌樹, 山田 佳之, 海老澤 元宏 日本小児アレルギー学会誌 35 (5), 503-514, 2021-12-20

    ...<p>背景:牛乳は鶏卵と共に世界中の小児食物アレルギーの主な原因食物である.牛乳の誤食は頻度が高く,時折重篤なアレルギー反応を誘発する.食物経口負荷試験は,通常食物アレルギー患者,もしくはその疑いがある者に対して行われる.しかし,IgE依存性牛乳アレルギー患者において,牛乳経口負荷試験が完全除去回避に有用かどうかについてのエビデンスはまだ分かっていない....

    DOI Web Site 参考文献37件

  • 医療施設の治療食献立における牛乳の使用実態と管理栄養士・栄養士の意識

    神原 知佐子, 野村 希代子, 中磯 知美, 岡 壽子, 杉山 寿美 栄養学雑誌 79 (5), 320-329, 2021-10-01

    ...</p><p>【方法】関東・関西・中国・四国地方の200床以上の医療施設967施設に,常食,糖尿病食,腎臓病食,高血圧症食,高中性脂肪血症食,高コレステロール血症食における牛乳使用を郵送による無記名紙面自記式アンケート調査を行った。</p><p>【結果】234施設から回答を得た(回収率24.2%)。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 高齢入院患者における舌圧と栄養リスクおよび食形態との関係

    重本 心平, 堀 一浩, 大川 純平, 小野 高裕, 宮島 久 老年歯科医学 36 (2), 91-100, 2021-09-30

    ...栄養リスク状態についてはGeriatric Nutritional Risk Indexを用いて中等度・高度群となし・軽度群の2群に分類し,食形態は常食・刻み食群とソフト食・ペースト食群の2群に分けて,それぞれ2群間で最大舌圧の差を検討した。...

    DOI 医中誌

  • クロレラ中の肝保護作用成分-フェネチルアミン:同定とその作用機作

    佐藤 健司, Zheng Yifeng, 奥村 衣梨, 藤島 雅基, 井上 喜博 Functional Food Research 17 (0), 44-49, 2021-09-12

    ...アミノトランスフェラーゼ活性,および低密度リポタンパク質コレステロール値を有意に改善することが見い出されている.さらにフェネチルアミン投与は高脂肪食で減少した肝臓中のグリセルアルデヒド-3- リン酸脱水素酵素(GAPDH)を回復させることによりGAPDH の基質から生成するメチルグリオキサールの生成を抑制し,その結果酸化ストレスを減少させることが示されている.メチルグリオキサールが反応するシステインは通常食摂取...

    DOI 医中誌

  • 海藻中の水溶性多糖類と腸内菌

    久田 孝 Functional Food Research 17 (0), 13-18, 2021-09-12

    ...1970 年代から多く見られ,Salyers(バージニア工科大)らの実験では,ヒト腸内で優勢のグラム陰性菌である<i>Bacteroides</i> 属10 種のうち8 種のラミナラン分解能,<i> B. ovatus</i> 近縁種のアルギン酸分解能が示されている.われわれが自らの糞便からの分離を試みた場合も同様の菌種が分離されたが,これらの菌種は,洋の東西にかかわらず成人から普通に分離されている.通常食...

    DOI

  • 頸部壊死性筋膜炎に対して広範なデブリードマン,術後嚥下訓練を行い治癒した1例

    曽根 恵, 宇野 光祐, 渡邉 隼, 冨藤 雅之, 荒木 幸仁, 谷合 信一, 塩谷 彰浩 日本気管食道科学会会報 72 (4), 223-230, 2021-08-10

    ...今回,頸部壊死性筋膜炎術後の著明な誤嚥に対し嚥下訓練を導入し,最終的に常食摂取可能となった症例を経験した。症例は78歳女性。頸部壊死性筋膜炎に対し広頸筋とその周辺組織を含む広範なデブリードマン・分層植皮を行い救命したが,術後著明な誤嚥(PAS, penetration-aspiration scale:7点)を認めた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 醤油添加減塩食パン生地の製パン特性評価

    嘉屋 知里, 岩田 準基, 石黒 浩二, 中村 正, 高田 兼則, 山内 宏昭 日本食品科学工学会誌 68 (6), 242-252, 2021-06-15

    ...<p>醤油の塩味増強効果を利用した減塩パンの開発を最終目標に検討を行った.官能評価における塩味を指標とした予備試験により,うすくち醤油を6 %添加することによりパン生地への食塩量を通常の食塩添加量2 %から1.4 %(醤油由来食塩0.75 %, 食塩0.65 %)に低減(30 %減)できることが明らかになった.次に,製パンへの影響を検証するため,通常食塩添加濃度(2 %)の対照(C),食塩添加濃度(...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献26件

  • 中咽頭癌根治治療後の瘢痕性鼻咽腔狭窄に対するY-V軟口蓋咽頭形成術(Y-V Palato-Pharyngo-Plasty:Y-V PPP)

    若松 元気, 冨藤 雅之, 溝上 大輔, 宇野 光祐, 木村 栄子, 谷合 信一, 荒木 幸仁, 塩谷 彰浩 日本気管食道科学会会報 72 (3), 153-160, 2021-06-10

    ...術後1日から全粥食で経口摂取を開始,20日には常食摂取が可能となり,鼻咽腔逆流もなかった。鼻咽腔内視鏡で鼻咽腔閉鎖も良好であった。術後鼻咽腔狭窄は稀であったが,近年急速に普及しつつある経口法による腫瘍切除術の適応拡大に伴い,増加する可能性がある。Y-V軟口蓋咽頭形成術は低侵襲で技術的にも容易な術式であり,術後瘢痕性鼻咽腔狭窄に考慮すべき術式である。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • 茨城県の家庭料理

    吉田 恵子, 飯村 裕子, 野口 元子, 石島 恵美子, 荒田 玲子, 渡辺 敦子 日本調理科学会誌 54 (2), 99-106, 2021-04-05

    ...また,日常食としても行事食としてもけんちんそば,うどんを食べる人は減少した。以上より,けんちん汁の食べ方や調理方法が,現在の食習慣に影響を受けて変化していることが明らかとなった。</p>...

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  • 和菓子の変遷と菓子屋の展開

    並松, 信久 京都産業大学日本文化研究所紀要 26 308-268, 2021-03-31

    ...常食と菓子の区別は明確なものではない。和菓子は日常生活における常食という側面ももっていたからである。常食と菓子とを区別しようとすれば、生産者と消費者の認識の違いに依拠しなければならない。したがって、和菓子の歴史を明らかにしようとする場合、菓子自体の展開よりも、菓子屋の変遷を明らかにしなければならない。 和菓子に関する先行研究では、和菓子の成り立ちや京菓子の特徴が詳細に考察された。...

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  • 調理教育のための短期大学生の技能と経験の調査および技能レベルの分析

    ヨシカワ, ミツコ 湘北紀要 (42) 115-124, 2021-03-31

    基礎的な調理技能の習得は,食生活上で必要なものである。湘北短期大学生活プロデュース学科では調理実習の科目が置かれているが,学生の調理に関する技能と経験には個人差があり,それらを把握する必要から授業初回にアンケート調査を行ってきた。2008 ~ 2020 年の間,計600 以上の回答を得たことから,本研究で全体の分析を行った。  調査では,学生に6つの調理操作と18 …

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  • エチオピア北部キリテ・アウラエロ郡南部のティグライ牧畜民の食料摂取についての予備的調査

    平田 昌弘, 盛 利隆, Birhane Gebreanenia GEBREMEDHIN, 鬼木 俊次, 竹中 浩一 沙漠研究 30 (4), 51-62, 2021-03-30

    ...に占める割合,放牧地の状況を把握するために,49歳〜75歳の合計10人に対してインタビュー調査を実施した.調査をおこなったティグライ農耕民の食料摂取の特徴は,日常の食事においては大量のインジェラ(<i>taita</i>)とパン(<i>gogo</i>)を摂取し,マメ料理 (<i>shiro</i>と<i>shumshimo</i>)と赤トウガラシソース(<i>silsi</i>)を付け合わせて日常食...

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  • 埼玉県住民における日常食及び県内流通食品(弁当等)の放射能調査(2016~2018年)

    長浜 善行, 加藤 沙紀, 坂田 脩, 長島 典夫, 三宅 定明, 吉田 栄充, 石井 里枝 RADIOISOTOPES 70 (2), 85-91, 2021-02-15

    ...<p>埼玉県住民の食品からの放射性物質摂取量及び内部被ばく線量推定のため,日常食(陰膳食)及び弁当等を調査した。日常食の(<sup>134</sup>Cs +<sup>137</sup>Cs)濃度は平均0.054 Bq/人・日,弁当は平均0.018 Bq/個であった。測定した日常食及び弁当を1年間摂取した場合の成人の預託実効線量は,日常食は0.26 μSv, 弁当も0.26 μSvであった。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 高リン食はラット腎臓の<i>Bmp2</i>と<i>Spp1</i>のmRNA発現量を上昇させる

    松崎 広志, 盛 喜久江, 勝間田 真一 日本健康医学会雑誌 29 (4), 444-449, 2021-01-28

    ...ウィスターラットを2群に分け,飼料中リン濃度を0.3%(正常食)または1.5%(高リン食)に調整した飼料を投与した。腎臓中カルシウムとリン濃度は正常食群に比し高リン食群で有意に高値を示した。また,<i>Bmp2</i>と<i>Spp1</i>のmRNA発現量も正常食群に比し高リン食群で有意に高値を示した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 埼玉県の家庭料理 行事食の特徴

    駒場 千佳子, 加藤 和子, 河村 美穂, 木村 靖子, 島田 玲子, 土屋 京子, 徳山 裕美, 名倉 秀子, 成田 亮子, 松田 康子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 154-, 2021

    ...当時の地域環境と共に、食料の入手方法、調理・加工・保存方法、日常食や行事食、食に関連する思い出や伝え継ぎたいと考える料理について聞き書き法で調査を行った。</p><p>【結果】食が関連する行事は、正月や盆などの年中行事や節句を祝うもの、農作業などの節目(収穫の願いや収穫祝い、農作業や養蚕業のひと段落した際の地域の祭事)、人寄せをする地域の祭事などがあった。...

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  • 大分県の家庭料理 行事食の特徴

    西澤 千惠子, 篠原 壽子, 立松 洋子, 望月 美左子, 高松 伸枝, 宇都宮 由佳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 187-, 2021

    ...自然が豊かなため新鮮で豊富な食材に恵まれていて、日常食は自給自足を基本としていた。大分県の行事食は2つに分類される。...

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  • 介護老人福祉施設入居者の食事形態と口腔環境の関連性の検討

    西條 光雅, 竹下 玲, 松本 勝, 深井 智子, 宮澤 慶, 北 邦宏, 高野 梨沙, 丸山 裕士, 安井 利一 口腔衛生学会雑誌 71 (1), 19-27, 2021

    ...「改訂水飲みテスト」「歯みがきの自立度」「義歯装着を含めた臼歯部咬合の安定」の3項目を抽出し,施設入居高齢者の摂食嚥下機能低下のリスクを簡易評価するためのスクリーニングチャートを作成し,対象者を8つのカテゴリーに分類した.カテゴリー1・2・3・5・6では常食ならびに刻み・極刻み食のみが分布していたのに対して,カテゴリー4・7・8においてはミキサー食ならびに非経口摂取の分布がみられるようになった.今回作成...

    DOI Web Site 医中誌

  • ラットのCDAA食誘発性NASH様病態に於ける短期餌切り替え試験の解析

    当摩 茉莉花, 美谷島 克宏, 宇野 絹子, 上地 哲平, 煙山 紀子, 中江 大 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-52S-, 2021

    ...</p><p>【目的】</p><p>本実験では、短期間のCDAA食給餌から通常食へ切り替えることによるNASH病態の早期段階からの可逆的ないし非可逆的な変化を観察することで、早期よりNASHの進行に関わる因子を見出すことを目的とした。</p><p>【材料及び方法】</p><p>6週齢雄性F344系ラットにCDAA食または通常食(SD)を1ないし2週間与えた。...

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  • CDAHFD負荷マウス非アルコール性脂肪肝炎(NASH)モデルに対するペマフィブラートの効果

    森谷 年則, 𠮷本 将成, 濵田 夏海, 山菅 和可奈, 美濃部 典子, 小杉 祥子, 松田 仁美, 石本 明宏, 黄瀬 貴司, 佐治 大介, 木村 恵人 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-172-, 2021

    ...</p><p>【結果・結論】マウスにCDAHFDを6週間給餌することで、正常食を給餌したマウスと比較して血清中AST、ALT、TG、LDL-C、TBil、OCT、肝臓中TG及び脂肪滴、炎症、線維化の病理スコア並びに線維化面積は高値を示した。...

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  • 奈良県の家庭料理 行事食の特徴

    島村 知歩, 喜多野 宣子, 志垣 瞳, 三浦 さつき 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 173-, 2021

    ...</p><p>【方法】各地域の自然環境の中から育まれた食材を中心とした日常食または行事食などで、1960〜1970(昭和30〜40)年頃までに定着した地域の郷土料理を「家庭料理」として定義し、平成24〜26年度に奈良県の9地域(奈良市・天理市・大和高田市・大和郡山市・山辺郡山添村・宇陀市室生村・葛城市・吉野郡下市町・吉野郡下北山村)において聞き取り調査を行った。...

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  • アレルギー食の作業工程調査

    中島 君恵, 中島 みづき, 佐藤 健, 江川 賢一 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 32-, 2021

    ...</p><p>【方法】本研究では、調理動作中の一連の人間工学的評価を行うため、人参の千切りとオムライス調理(アレルギー食・通常食)を行なった。被験者は2名(熟練者(教員, 身長 156cm), 初修者(学生, 身長 157cm))である。測定評価項目は、作業姿勢評価、筋活動評価、作業効率評価とした。...

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  • 愛媛県の家庭料理 行事食の特徴

    武田 珠美, 亀岡 恵子, 香川 実恵子, 宇髙 順子, 皆川 勝子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 181-, 2021

    ...行事食でも日常食でも食べられていた料理は,炊き込み飯,このしろの姿ずし,そうめん・うどん,いもたき,おつい,魚介類の天ぷらや酢漬け・ぬた,煮豆,豆腐料理,いぎす豆腐,卵寒天,あられ,かきもち,しぐれ,とりつけ団子,おはぎなどで,より多様に,特定の行事及び地域で食べられていた。...

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  • 食道扁平上皮癌におけるKLF4発現に関する臨床病理学的検討

    北島 徹也, 楯 玄秀, 南雲 佑, 三浦 咲子, 本間 まゆみ, 塩沢 英輔, 村上 雅彦, 瀧本 雅文, 矢持 淑子 昭和学士会雑誌 81 (4), 355-362, 2021

    ...KLF4の発現とその組織学的悪性度との関係性について検討した.昭和大学病院において食道扁平上皮癌と診断された患者に対し,外科的に切除された88症例を対象とした.切除検体を用いてKLF4とp53の免疫染色を行い,その発現率と臨床病理学的特徴(腫瘍径,分化度,深達度,リンパ管・静脈侵襲,リンパ節転移の有無,進行度)について比較した.食道扁平上皮癌組織でのKLF4の発現率は51.1%(45/88)であり,正常食道粘膜組織...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 食品の品質保持における包装の役割

    北澤 裕明 Oleoscience 21 (3), 93-99, 2021

    ...また,保存食や非常食においては長期貯蔵を達成するために包装が果たす役割は大きい。これらの点を踏まえ,本稿では食品の品質保持において包装が果たす役割に関して,基本的な包装の機能および利用される包装資材(包材)の種類に関する事柄について解説する。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 山口県の家庭料理 行事食の特徴

    園田 純子, 森永 八江, 福田 翼, 廣田 幸子, 五島 淑子, 櫻井 菜穂子, 山本 由美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 178-, 2021

    ...</p><p> なお、料理によっては、冠婚・祝事と法事の両方で食べられているものや日常食としても食べられるものがあった。また、いとこ煮のように同じ料理であっても、地域によって使用する食材の違いが見られるものもあった。岩国地域の祝事の食事には、岩国ずし(角ずし)、大平、はすのさんばいが必ず供されるなど、特定の料理の組み合わせもみられた。...

    DOI

  • 群馬県の家庭料理 行事食の特徴

    堀口 恵子, 神戸 美恵子, 永井 由美子, 阿部 雅子, 高橋 雅子, 渡邊 静, 綾部 園子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 158-, 2021

    ...小麦の産地なので、日常食として手打ちうどんやそばを食するが、行事食としても供される。また、蒸かし饅頭も行事の折(田植え、農休み、七夕、釜の口開けなど)に作る。焼き饅頭は、初詣、初市、地域の祭りなどでは必ず屋台がたつ。...

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  • 種子島医療センターの特徴を活かした自宅退院支援

    甲斐 瑞生 九州理学療法士学術大会誌 2021 (0), 136-136, 2021

    ...<退院前レベル> JCS I -2、常食摂取、FIM38 点(運動27 点・認知11 点)SCP2.75 点 TCT62 点 FACT5 点</p><p>【経過】</p><p>X 日開頭式血腫除去術 X+16 日リハビリテーション開始 X+75 日脳動静脈奇形摘出術・骨形成 X+110 日回復期リハ病棟へ転棟 X+211 日自宅退院予定</p><p>【介入方法】</p><p>期間:X+7 日~ X+...

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  • 吸収不良症候群で発症し、リファキシミンで改善した小腸内細菌異常増殖症 (SIBO) の1例

    原 朋子, 佐藤 智, 治山 芽生, 江花 涼, 吉田 正司, 南部 隆亮, 岩間 達 日本小腸学会学術集会プログラム・抄録集 5 (0), 5_68_1-5_68_1, 2021

    ...電解質異常は一部残存しているが、常食摂取が可能となり入院111目に退院した。【結語】長期免疫抑制剤使用者における下痢や腹痛、吸収不良症候群の原因として、SIBOを考える必要がある。無菌的十二指腸液培養の解釈や呼気試験のタイミングは難しく、採取法や絶食期間に影響を受ける可能性があると考えられた。</p>...

    DOI 医中誌

  • メチル水銀によるセレンメタボリズム撹乱を介した抗酸化システム脆弱化機構

    工藤 琉那, 外山 喬士, 斎藤 芳郎 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-3S-, 2021

    ...</p><p> メチル水銀を含む魚粉混餌(通常食)を5週間摂取させたSeP KOマウスの脳をICP/MS解析したところ、WTと比較し脳内総セレン量が低下し、それに伴い総水銀量も有意に低下したことから、SePはメチル水銀の中枢移行に一部関与することが示唆された。...

    DOI

  • 本人の嗜好を考慮した食餌アプローチが有効であった高次脳機能障害に伴う嚥下障害の一例

    岩本 隆志, 齊藤 稔哲, 菅谷 涼, 滝川 哲也, 一瀬 浩隆 日本プライマリ・ケア連合学会誌 43 (4), 142-144, 2020-12-20

    ...再認識した症例であったため報告する.症例は44歳,男性.心筋梗塞による心肺停止からの治療過程で低酸素脳症から高次脳機能障害が残存し,嚥下障害が高度で気管切開・気管カニューレ留置と経鼻胃管栄養となった.嚥下状態や検査の丁寧な評価から,原因として,高次脳機能障害に伴う嚥下障害が疑われ,好物で嚥下の誘発が確認できた.以後の摂食訓練でも,嗜好品を選択し,高次脳機能障害に配慮して訓練を行ったところ誤嚥の兆候なく常食...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 総合病院入院中の嚥下障害患者における栄養リスク状態に関連する因子

    重本 心平, 堀 一浩, 宮島 久, 小野 高裕 老年歯科医学 35 (2), 106-117, 2020-09-30

    ...また,常食摂取群では他の食形態群に比較してGNRIが有意に高かった。二項ロジスティック回帰分析の結果,低栄養状態と関連する項目は,年齢,非経口摂取,兵頭スコアであった。</p><p> 結論:嚥下障害が疑われる総合病院入院患者の低栄養リスクにかかわる因子がわかり,そのなかに口腔に関する要因が含まれていた。</p>...

    DOI 医中誌

  • 草本バイオマスのエネルギー転化利用技術の開発

    伊藤(山谷) 紘子, 長谷川 功 化学と生物 58 (9), 505-510, 2020-09-01

    ...<p>イネによる土壌浄化(ファイトレメディエーション)の実施が実用化されつつあるが,その結果生じる重金属や放射性物質などの汚染物質を含むイナワラは,産業廃棄物として焼却処分されることとなる.筆者らは,これらイナワラのバイオエタノール化を目指してイナワラの糖化研究を行っている.イナワラの糖化酵素の探索に際して,筆者らはイネの害虫であるイナゴがイネ茎葉を常食することに着目し,その腸内酵素を中心に研究を進...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • テオブロミンの摂取が骨髄由来体性幹細胞の増殖および分化能に与える影響

    堀本 泰弘, 中谷 祥恵, 齋藤 彩果, 片倉 賢紀, 杉本 直俊, 古旗 賢二 Functional Food Research 16 (0), n/a-, 2020-08-11

    ...</p><p>テオブロミン食群の骨密度は通常食群と比較して皮質骨で有意に高値を示し,海綿骨では高値傾向(<i>p</i> = 0.0602)であった.テオブロミン食群骨髄由来のMSC の増殖能および分化能は通常食群と比較していずれも1.3 倍で有意に高値を示した.HSC の分化能は,テオブロミン食群で通常食群と比較して低値傾向(<i>p</i> = 0.1055)であった.骨髄液のテオブロミンは,テオブロミン...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • トチノミの利用と資源管理−京都大学芦生研究林と地域住民との協働−

    坂野上 なお, 石原 正恵, 德地 直子 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 12-, 2020-05-25

    ...地元の芦生集落でも,かつてはトチノミを加工して保存し常食していたものとみられるが,現在トチノミを利用するのは数世帯に限られている。芦生集落におけるトチノミ利用の変遷と衰退の要因,今もなおトチノミ加工を継承している世帯の実態について報告する。...

    DOI

  • 実践的な防災教育プログラムの開発と実践 : 放送大学での授業実践の事例

    今西 武, 此松 昌彦 和歌山大学災害科学教育研究センター研究報告 4 23-27, 2020-03-01

    ...防災教育は講義だけの知識だけでなく,実践的な訓練と一緒に行うのが重要である.そのため今まで開発した防災グッズを利用した防災の実践の授業を放送大学の面接授業で行なった.そこでは防災教育の基本の「心に響く防災教育」,非常食作りと配食のノウハウ,避難所運営に欠かせないノウハウ,避難所運営(聴覚障がい者対策)に役立つ手話講座,就学前の子どもに必要な防災対策,防災教育プログラム「どうする今日一日」を使ったリアル...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 幼稚園に保管する防災リュックの質・量・準備意識に関する基礎的分析~金沢大学人間社会学 域学校教育学類附属幼稚園を対象として~

    森崎 裕磨, 藤生 慎, 上田 ますみ, 西多 由貴江, 和田 紀子, 島崎 聡子, 草場 勇介, 岩田 潤治, 木林 晴美, 高山 純一 土木学会論文集D3(土木計画学) 75 (6), I_163-I_170, 2020

    ...<p><tt>昼間において,災害時要配慮者に分類される乳幼児が増加する幼稚園・保育園では,大規模な地震災害を想定し,園児の非常食を備蓄する動きが見られる.園が非常食を用意するケースも存在するが,保護者が園児の嗜好やアレルギーなどを考慮して準備するケースも存在している.筆者らは,金沢大学附属幼稚園との連携のもと,平成 </tt>28 <tt>年度より,保護者が園児の食料を自ら調達する「防災リュック」の...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • 食道癌と腸内細菌叢

    野元 大地, 馬場 祥史, 山村 謙介, 原田 和人, 長井 洋平, 岩槻 政晃, 岩上 志朗, 宮本 裕士, 吉田 直矢, 馬場 秀夫 腸内細菌学雑誌 34 (4), 209-215, 2020

    ...<p>近年,様々な癌種と腸内細菌との関連が報告されている.腸内と同様に,食道粘膜にも多くの細菌が存在し,多様な食道細菌叢を形成している.食道はその構造上,口腔内からの飲食物の通過や,胃からの胃酸逆流など様々な影響を受けており,それらは食道細菌叢の組成にも影響を与えていると考えられている.本説では,正常食道における食道細菌叢について,また,食道疾患(逆流性食道炎,バレット食道)や食道癌における食道細菌叢...

    DOI Web Site 医中誌

  • 福祉施設利用高齢者における日常生活自立度と口腔機能との関係

    中島 千穂, 竹内 倫子, 江國 大輔, 森田 学 口腔衛生学会雑誌 70 (4), 215-221, 2020

    ...」と「常食以外」の2群に分類し,ODK は「/pa/」「/ta/」「/ka/」それぞれを「4.0回/ 秒未満」「4.0回/ 秒以上」の2群に分類した.ADLはランクJを「生活自立群」,ランクAを「準寝たきり群」,ランクBおよびCを「寝たきり群」と3群に分類した.ADLと年齢の関連はKruskal-Wallis検定を用い,ADLと年齢以外の各項目,ODKと食形態の関連はFisherの正確確率検定を用いて...

    DOI Web Site 医中誌

  • 大学発地場産弁当の企画開発と栄養学的価値の検証、MICE 利用の可能性の追求

    三澤 朱実, 阿部 明恵, 樋口 誉誌子, 山田 正子 東京家政学院大学紀要 60 (0), 83-95, 2020

    ...日常食す弁当より薄味とされた一方で、とても美味しい(69.2%)と評価された。食育に繋がる弁当として事業化が望まれ、大学主催のシンポジウム(MICE)からも要望があった。地場産新鮮食材の味・香り、食感を生す献立開発により、低塩で副菜量が多くても美味しく、人々の減塩や野菜増加を導く健康な食事として、MICE 利用の可能性が示された。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 大地震・大雨など大災害時の支援のあり方

    堀野 宏樹, 井上 美智子, 丸田 貴久, 上村 喜明 日本重症心身障害学会誌 45 (1), 51-54, 2020

    ...すなわち、非常用の電力確保(発電機)、備蓄品の調達・保管(水・非常食)、地域との連携・協力、マニュアルの見直し等々、自然災害に備え特に重度の障がいのある方たちを守る支援をより一層図る取り組みを行った中で下記に列挙した様々な課題やニーズが見えてきた。 (1)活動の提供を行う場合、特に夜間での対応についてはより綿密な訓練が必要と考えられる。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 食道がん術後身体機能維持を目的にCRP値に着目して介入した一例

    宮澤 明穂, 池田 一樹, 山本 喜美夫 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), O-111-, 2020

    ...</p><p>【症例と方法】症例は,食道がんに対し開胸開腹食道亜全摘出術を施行された50代女性.手術時間は7時間52分,出血量は180ml.術後2日目より経腸栄養を開始,術後5 日目に飲水を開始,術後7日目に縫合不全と診断され絶飲食.その後,常食摂取可能となり術後63日目で退院した.理学療法は術後1日目より離床を開始,筋力強化練習はCRP値3.0mg/dl以下を目安に術後10日目より開始した.運動負荷...

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  • 25歳難治性十二指腸潰瘍狭窄の1例

    福島 尚子, 矢野 文章, 秋元 俊亮, 三森 教雄, 小村 伸朗, 池上 徹 日本臨床外科学会雑誌 81 (9), 1786-1791, 2020

    ...カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)導入も効果なく,腹腔鏡下選択的近位迷走神経切断術(LSPV),Toupet噴門形成術,Jaboulay幽門形成術を施行した.術後第9病日に退院したが,2カ月頃より腹部膨満,嘔吐を認めた.EGDで,吻合部潰瘍,狭窄を認め,プロトンポンプ阻害薬経口投与では効果が得られないと判断し,点滴で倍量投与した.内視鏡的拡張術施行後,P-CAB倍量投与に変更し,常食摂取可能...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 熊本地震の経験から学んだ利用者支援

    土屋 さおり 日本重症心身障害学会誌 45 (1), 47-49, 2020

    ...給食は発災11日目の4月26日まで非常食対応とし、手作りおかずを1品つけて提供した。 発災17日目の5月2日、予定より早く日中活動事業所を再開した。 1.入所病棟の対応 入所病棟では、発災時入所者102名のうち、超重症児15名、準超重症児21名、人工呼吸器使用18名であった。...

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  • 喉頭垂直部分切除術の治療成績と術後の摂食嚥下

    那須 隆, 野田 大介, 欠畑 誠治 頭頸部癌 46 (1), 46-51, 2020

    ...全例退院後は通常食の摂食は可能で,退院後に誤嚥性肺炎を来した症例はなかった。<br>術後再発を来した症例は1例のみであった。この原因として放射線誘発癌の可能性があったこと,レーザー再手術を繰り返し,根治性を低下させたこと,声門下下方進展があったことなどが推測された。...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 上部消化管の色素内視鏡(動画付き)

    吉永 繁高, 小田 一郎, 斎藤 豊 日本消化器内視鏡学会雑誌 62 (12), 3085-3089, 2020

    ...いられるのはインジゴカルミンとルゴールである.インジゴカルミンは胃や十二指腸のような円柱上皮に覆われている消化管で用いられ,細胞表面や細胞内物質と化学反応を起こさず,粘膜の凹凸が強調されることにより微細な変化を認識しやすくする,いわゆるコントラスト法である.そのため粘膜表面の粘液をしっかり落として,丁寧に撒布することが肝要である.ルゴールはヨウ素(ヨード),グリセリンなどを含んだ液体で,ヨウ素と正常食道扁平上皮...

    DOI 医中誌

  • 初診患者の解析による幼児2〜3歳と4〜5歳のう蝕関連要因の差異についての調査

    藤原 夏樹 日本ヘルスケア歯科学会誌 20 (1), 16-22, 2019-12-18

    ...」,4〜5歳児が「性別」「歯磨剤の使用」「甘い菓子の常食」だった.2〜3歳児は有意な要因はなかった.ロジスティック回帰分析の結果,有意(p < 0.05)な関連要因をオッズ比の順に挙げると,全対象者は「甘い菓子の常食」「性別」,2〜3歳児は「性別」,4〜5歳児は「甘い菓子の常食」「歯磨剤の使用」「性別」だった.本調査の結果,「歯磨剤使用」や「甘い菓子の常食」のような家庭生活に関する要因について,2〜...

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  • 薬剤性嚥下障害を生じたサルコペニア高齢者に対する喉頭挙上術

    笠原 健, 大久保 啓介, 森川 淳, 稲木 香苗 日本気管食道科学会会報 70 (6), 369-375, 2019-12-10

    ...術後は早期に常食が摂取可能となり,10カ月で約10kgの体重増加を認めた。2年経過し,現在は外食や旅行も行っている。嚥下障害の原因としてサルコペニアの摂食嚥下障害の可能性がありと推察された。サルコペニアの摂食嚥下障害の可能性ありと診断された症例に対する喉頭挙上術は,短期間での嚥下機能の改善に有用な治療選択肢のひとつであると考えられた。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 1.DGAT1阻害薬の薬理作用による血中の小腸由来トランスアミナーゼ活性の上昇

    横山 英明 谷本学校 毒性質問箱 2019 (21), 72-84, 2019-09-08

    ...それに対して、DGAT1をノックアウトしたマウスに高脂肪食を給餌しても、その体重は通常食を給餌したマウスと変わらない<sup>3)</sup>。また、DGAT1ノックアウトマウスは、野生型マウスに比較して肝臓及び筋肉中TG含量が低くエネルギー消費量が高い。加えて、インスリン及びレプチン感受性も高いことから、DGAT1阻害薬は肥満の治療薬として注目されている。...

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  • 動脈硬化症のアカゲザルモデル作出のための基礎研究

    日比野 久美子, 竹中 晃子, 田中 洋之, 鈴木 樹理, 川本 芳, 釜中 慶朗, 森本 真弓 霊長類研究 Supplement 35 (0), 66-67, 2019-07-01

    ...LDL受容体遺伝子(<i>LDLR</i>)にCys82(61)Tyr変異を持つインド由来アカゲザル7頭の血中LDL値はCh不含の常食下で有意に約50mg/dl高い。この7頭に0.1%または0.3% Ch含有食の投与実験を行った結果、2頭が12週でヒトの難病に匹敵する高いLDL値370mg/ dlを示した。...

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  • 肝臓のNPC1L1は脂肪肝増悪因子である:新規NAFLDモデルとしてのヒトNPC1L1肝発現マウスの有用性

    豊田 優, 高田 龍平, 梅澤 雅和, 戸村 文哉, 山梨 義英, 武田 健, 鈴木 洋史 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-79E-, 2019

    ...この表現型は、野生型マウスおよび通常食を与えたL1-Tgマウスでは認められなかった。なお、アデノウイルスベクターを用いてヒトNPC1L1を肝臓に一過的に導入したマウスについても同様の検討を行ったところ、肝臓への中性脂肪蓄積が確認された。また、NPC1L1の特異的阻害剤であるエゼチミブを含む高脂肪食を与えたところ、脂肪肝は誘導されなかった。...

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  • 教員養成系学生の「和食の継承」に関する意識調査

    篠原 久枝, 磯部 由香, 秋永 優子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 173-, 2019

    ...<p>【目的】新学習指導要領では「小学校 家庭科」や「中学校 技術・家庭科」において,「伝統的な日常食」や「和食」が明記されている。そこで将来,学校における食育や家庭科を担う教員養成系学生にはどのような教育が必要かを検討するために,「和食の継承」に関する意識調査を行った。...

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  • 回復期病院入院患者の栄養状態と嚥下機能および身体機能との関連性について

    煙山 翔子, 岡村 唯, 小林 久美子, 下川 龍平, 山下 幸華, 柳沢 恵未, 荒川 武士, 松本 直人 理学療法学Supplement 46S1 (0), C-106_2-C-106_2, 2019

    ...評価項目は、患者基本属性(年齢、性別、BMI、診断名、発症からの期間)、入院後1週間以内の栄養状態(Mini Nutritional Assessment Short-Form簡易栄養状態評価法、以下MNA-SF)、食事形態(調整食、常食)、反復唾液嚥下テスト(Repetitive saliva swallowing test、以下RSST、3回未満:嚥下障害あり、3回以上:嚥下障害なし)、舌圧、舌骨上筋群...

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  • 埼玉県の家庭料理 副菜の特徴

    木村 靖子, 名倉 秀子, 徳山 裕美, 松田 康子, 駒場 千佳子, 土屋 京子, 成田 亮子, 加藤 和子, 島田 玲子, 河村 美穂 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 203-, 2019

    ...当時の地域環境と共に,食料の入手法,調理・加工・保存方法,日常食や行事食,食に関連する思い出や,次世代に伝え継ぎたいと考える料理について,聞き書き法で調査を行った。</p><p>【結果および考察】昭和30年代,日常の食事はご飯とおかず1品,汁物,漬物で構成されていた。おかずは肉,魚を使った料理は少なく,野菜やいも,保存食品を使った料理など現在の副菜にあたる料理が多かった。...

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  • 高齢の重度頸髄不全損傷者一症例における誤嚥性肺炎の予防について

    宮下 創, 西山 芽生, 小澤 茉侑, 堀 竜次 理学療法学Supplement 46S1 (0), C-128_1-C-128_1, 2019

    ...高齢の重度頸髄損傷者では常食でも可能な嚥下機能であっても、潜在的な誤嚥リスクは高いと考えられる。退院後を見据えて回復期リハ期間中に呼吸および嚥下機能の維持・改善を目指した理学療法は誤嚥性肺炎の予防のために重要と考える。</p><p>【倫理的配慮,説明と同意】</p><p>症例には、本発表の内容を紙面および口頭にて説明し、書面にて同意を得た。...

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  • 東京都の家庭料理 副菜の特徴

    色川 木綿子, 赤石 記子, 伊藤 美穂, 宇和川 小百合, 大久保 洋子, 香西 みどり, 加藤 和子, 佐藤 幸子, 白尾 美佳, 成田 亮子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 201-, 2019

    ...その結果より副菜について抜出し,日常食,行事食,伝え継ぎたい副菜に分類した。</p><p>【結果および考察】全域において,季節やその土地で採れる野菜を使った料理や漬物が挙げられていた。都下(特に奥多摩町)では,山菜の「やつば」「しろざ」「ふじまき」という23区内や島しょではあまりなじみのないものが食されていた。また,海が近い23区南部や島しょでは海苔を使った副菜がみられた。...

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  • 胸腔鏡下胸管クリッピングおよび心膜開窓術で軽快した原発性乳糜心膜症の1例

    中村 雄介, 山田 俊介, 須賀 淳, 武市 悠, 中川 知己, 岩﨑 正之 日本臨床外科学会雑誌 80 (10), 1824-1830, 2019

    ...ドレナージを施行.心嚢液検査で乳糜心膜症と診断.脂肪制限食の食事療法を行ったが再燃したため,東海大学医学部付属八王子病院を紹介受診.2回リンパ管造影を施行したが軽快せず.2017年に胸腔鏡下胸管クリッピング術および心膜開窓術を施行.手術入室4時間前にバニラアイスを摂取.また,全身麻酔導入前にエコー下に心嚢ドレナージにて乳糜心嚢液を560ml排液し,麻酔および手術に臨んだ.術後経過は問題なく,6病日目に常食...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • テキストマイニング手法を用いた非常食の提案

    嶋田 祥之, 橋田 規子 日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 528-, 2019

    ...<p>非常時において非常食の備蓄は震災時に食料の供給が止まる3日間を生活するための重要な要素である。本研究ではテキストマイニングを用い、被災者が震災時に食事に関して経験した問題を分析し、非常食の提案を行う。東日本大震災のエピソードについてテキストマイニング調査を行い、非常食が関わる事象を味と形、水、ライフライン、避難所、アレルギーの5つに分類することができ、その構造をまとめた。...

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  • デキストラン硫酸ナトリウム誘発大腸炎モデルマウスにおいてコリン欠乏メチオニン低減アミノ酸食が及ぼす影響

    宇野 絹子, 美谷島 克宏, 名倉 かれん, 高 臨風, 龍 完次朗, 山口 彩音, 小川 秀治, 渡邊 厚, 煙山 紀子, 中江 大 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-52S-, 2019

    ...対照群として、蒸留水及び、通常食 (CE-2、日本クレア株式会社) を与えた。3週間の給餌後に解剖し、腸管、脾臓、肝臓及び血液を採取し、臓器重量測定し、大腸の長さの測定、血液生化学検査、遺伝子発現解析を実施した。</p><p>【結果】DSS群において、脾臓重量の増加、大腸の短縮、腸管における炎症関連遺伝子発現の上昇が見られた。...

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  • 福井県の家庭料理 副菜の特徴

    佐藤 真実, 森 恵見, 岸松 静代, 谷 洋子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 214-, 2019

    ...</p><p>【結果および考察】県内の聞き取り調査によると,昭和30〜40年代の海岸地域を除いた福井県の日常食としては,3食ともに米飯,野菜や山菜料理が主なものであった。日本海に面することから海からの恵みもあったが,魚介類は時々食べるご馳走であった。春には,山菜を収穫し,保存する。秋冬には,だいこんや芋を用いた料理を作った。...

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  • 群馬県の家庭料理 副菜の特徴

    綾部 園子, 堀口 恵子, 神戸 美恵子, 永井 由美子, 阿部 雅子, 高橋 雅子, 渡邊 静 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 207-, 2019

    ...野菜の天ぷら,花豆などの煮豆,特産のこんにゃくを使った田楽や白和えも来客時や日常食として食されている。</p>...

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  • 奈良県の家庭料理 副菜の特徴

    三浦 さつき, 喜多野 宣子, 志垣 瞳, 島村 知歩 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 222-, 2019

    ...</p><p>【方法】各地域の自然環境の中から育まれた食材を中心とした日常食または行事食などで,1960〜1970(昭和30〜40)年頃までに定着した地域の郷土料理を「家庭料理」として定義し,平成24〜26年度に奈良県の9地域(奈良市・天理市・大和高田市・大和郡山市・山辺郡山添村・宇陀市室生村・葛城市・吉野郡下市町・吉野郡下北山村)において聞き取り調査を行った。...

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  • 山梨県の家庭料理 副菜の特徴

    時友 裕紀子, 阿部 芳子, 柘植 光代, 松本 美鈴, 坂口 奈央 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 208-, 2019

    ...</p><p>【結果および考察】山梨県の日常食では,主としていも類,豆類や野菜類を用いた煮物や漬物を副菜としていた。...

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  • 熊リハパワーライス<sup>®</sup>は脳卒中回復期の栄養状態や機能的予後を改善する

    嶋津 さゆり, 吉村 芳弘, 上野 いずみ, 工藤 舞, 白石 愛, 備瀬 隆広, 長野 文彦, 濱田 雄仁 学会誌JSPEN 1 (3), 149-156, 2019

    ...</p><p>【結果】対象者は204人(平均年齢73.6歳,男性109人,女性95人),脳梗塞127人,脳出血62人,くも膜下出血15人.マッチング後(両群とも38人)では,熊リハパワーライス<sup>®</sup>摂取群は非摂取群と比較して多くのエネルギーを摂取し,体重と骨格筋量が増加,退院時の常食摂取の割合が高く,FIM運動が高かった(全て<i>p</i><0.05).多重回帰分析では,熊リハパワーライス...

    DOI 医中誌

  • 神奈川県指定障害者支援施設入所者における 低栄養及び食事形態と入院との関係

    川畑 明日香, 高田 健人, 長瀬 香織, 濱田 秋平, 藤谷 朝実, 杉山 みち子 日本健康・栄養システム学会誌 19 (2), 1-11, 2019

    ...嚥下調整食の常食に対する低栄養のオッズ比は2.93[CI:1.22-7.00]であり、低栄養と食事形態は関連した。キ ザミ食の常食に対する1年間の入院発生に対してのハザード比は2.29[CI:1.02-5.15]であり、1年間の入院発生 と食事形態は関連した。 結論:食事形態が入院リスクや低栄養に関連しており、特にキザミ食の入所者はハイリスク者であるため、 配慮が必要である。...

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  • 新潟県の家庭料理 副菜の特徴

    太田 優子, 佐藤 恵美子, 松田 トミ子, 渡邊 智子, 伊藤 知子, 小谷 スミ子, 山口 智子, 伊藤 直子, 長谷川 千賀子, 山田 チヨ, 玉木 有子, 立山 千草 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 209-, 2019

    ...豪雪の魚沼地域では,冬の貯蔵野菜の中で最多生産量の大根を活用し,「干し大根の煮物」や身欠き鰊等を加えた麹漬け「きっこうし漬け」を,小千谷地区でも「大根煮」を,日常食としてきた。長岡地域では古来,伝統野菜に親しみ,夏には巾着なすで「ふかしなす」を,冬には体菜の漬物・打ち豆等で「煮菜」を整えてきた。...

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  • 千葉県の家庭料理 副菜の特徴

    渡邊 智子, 梶谷 節子, 柳沢 幸江, 今井 悦子, 石井 克枝, 大竹 由美, 中路 和子, 鈴木 亜夕帆, 峰村 貴央 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 204-, 2019

    ...</p><p>千葉県では,各地域で多彩な食材を入手し,漬物,お浸し,煮物,焼き物,揚げ物等多彩な料理を作り,季節に応じ日常食やハレ食を営んできた。</p>...

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  • 大阪府の家庭料理 副菜の特徴

    原 知子, 阪上 愛子, 澤田 参子, 東根 裕子, 八木 千鶴, 山本 悦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 218-, 2019

    ...</p><p>【結果および考察】昭和30〜40年代の日常食は,米どころの豊能と北河内を除き,朝は粥や入れ粥に漬物または具沢山の味噌汁,農村部では昼に飯を炊き,野菜の煮物・汁・漬物,夕食には焼き魚がつくという例が多かった。大阪中心部の商家や勤め人家庭では,夕食に飯を炊き主菜もそろえて食したが,朝は入れ粥と漬物であった。すなわち漬物と野菜の煮物が主なおかずであったともいえる。...

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  • 皮質性小脳萎縮症における罹病期間による嚥下機能の変化

    山徳 雅人, 杤本 しのぶ, 西山 真衣, 眞木 二葉, 長谷川 泰弘 聖マリアンナ医科大学雑誌 47 (2), 65-71, 2019

    ...<br/>【<b>結果</b>】早期群:25例(罹病期間7.2年,常食25例),後期群:20例(罹病期間15.3年,常食16例・全粥食4例)で,全例誤嚥性肺炎の既往はなかった。VF所見における各位相の時間は,米飯にて後期群で全て延長していた。食塊残留割合は,後期群で喉頭蓋谷,梨状窩の残留が有意に多かった。...

    DOI 医中誌

  • 口腔咽頭再建におけるV-Loc180クロージャーデバイスの有用性

    黒瀬 誠, 近藤 敦, 高野 賢一, 大國 毅, 小幡 和史, 山本 圭祐, 垣内 晃人, 氷見 徹夫 口腔・咽頭科 32 (2), 109-114, 2019

    ...再建皮弁は全例,遊離前腕皮弁を用いた.皮弁縫着に要した時間は,10分から20分(平均15分)だった.使用したV-Locの本数は全例2本だった.従来の皮弁縫着方法(単結節縫合)に比べて,短時間で皮弁縫着が可能な傾向にあった.縫合不全や縫合部の血流障害,血腫形成,感染,皮弁壊死などの術後合併症の出現は認めなかった.全例術後経過は良好であり,経口摂取までの日数は15日から22日(平均18.3日)であり,全例常食摂食...

    DOI 医中誌

  • NST対象者の舌圧および現在歯数と栄養評価値との関連

    陣内 暁夫, 福原 一世, 山田 幸, 村島 果奈, 有吉 由妃, 戸次 千佳子, 福田 沙織, 住田 英二 学会誌JSPEN 1 (4), 250-256, 2019

    ...【方法】対象は2018年2月から2019年1月の期間に当院nutrition support team(以下,NSTと略)の対象となった入院患者27名で,NST介入時の舌圧および現在歯数と,Alb,BMI,年齢,喫食率との相関を分析した.また,舌圧が20kPa未満の低舌圧群と20kPa以上の高舌圧群の,Alb,BMI,年齢,現在歯数,喫食率を比較した.さらに,常食を摂取している群と調整食を摂取している...

    DOI 医中誌

  • マウスにおける8週間の高脂肪食摂取に伴う肥満化が 肝臓および白色脂肪組織のタウリン合成能に及ぼす影響

    髙橋 諄, 小峰 昇一, 宮﨑 照雄, 時野谷 勝幸, 今野 雅生, 永山 純礼, 大森 肇 タウリンリサーチ 5 (1), 52-54, 2019

    ...3週齢の雄性C57BL/6マウスを通常食群と高脂肪食群に分けて8週間飼育した。高脂肪食群では体重、WAT重量が有意な高値を示し、耐糖能は低下した。CDO遺伝子発現量は肝臓、WATともに群間差は認められなかった。CSD遺伝子発現量は肝臓において高脂肪食群で有意に高値を示したが、WATにおいては高値傾向にとどまった。これらは23週間高脂肪食を摂取させた先行研究の結果とは異なるものであった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • O-16-01 マリネスコ・シェーグレン症候群症例の摂食・製作活動の能力及び意欲が向上した例

    大塚 栄子, 北村 千里, 水流 正人, 高波 博子, 湧井 敦子, 田邉 良, 石井 光子 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 383-383, 2019

    ...この3年で食事はきざみ食(主食米飯)から一口大を経て常食(必要に応じ手元調理)となり一口量も増えた。マンパワー不足による日常的な摂食機会の少なさが課題であったが、カンファレンスで検討を行い、看護師による摂食機会の増大(定期的なおやつ・昼食摂食から徐々に増やし3食)が可能となり同時に作業療法にて自食に向けて食物が刺さったフォークの把持練習を行った。...

    DOI 医中誌

  • 石川県の家庭料理 副菜の特徴

    新澤 祥惠, 川村 昭子, 中村 喜代美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 213-, 2019

    ...昔はそうめんの製造が盛んであり,なすそうめんは日常食としてよく食されてきた。本来は煮物であるが,汁物としても調理されている。なすの含め煮を当地ではオランダ煮と称するが,下調理としてはゆでる,炒める,揚げるなど様々であり,薬味としても生姜や唐辛子を用いるなど家庭により異なる。大根なますは正月料理には欠かせないが,日常食としても良く作られ,うすあげが多いが,ぶりを使うとご馳走になる。...

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  • 広島県の家庭料理 副菜の特徴

    渡部 佳美, 奥田 弘枝, 石井 香代子, 近藤 寛子, 渕上 倫子, 高橋 知佐子, 岡本 洋子, 海切 弘子, 上村 芳枝, 北林 佳織, 木村 安美, 木村 留美, 小長谷 紀子, 塩田 良子, 前田 ひろみ, 村田 美穂子, 政田 圭子, 山口 享子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 226-, 2019

    ...日常食では副菜の調理方法は和え物,煮物,汁物が多かった。葬儀や報恩講では呉汁,おおじる,おひら,つぼなどの汁物や煮物,ちしゃもみや白和えなどの和え物が振る舞われていた。産後食として,干しずいきを用いただんご汁が山間部で挙げられた。仕事食では,田植えや田植え終了の代満て(しろみて)の際に,ちしゃもみが全域で食されていた。...

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  • 著明な肝逸脱酵素上昇を来たした神経性食思不振症の1例

    澁木 太郎, 川副 広明, 水田 敏彦 肝臓 59 (11), 647-652, 2018-11-20

    ...<p>症例は32歳女性.30歳時(50 kg)から姑へのストレスにより体重減少が出現.32歳時には26 kgまで低下し体動困難となったため当院内科に紹介.常食1000 kcal/日で食事を開始しほぼ全量摂取できていたが,ASTは178 IU/<i>l</i>(第1病日),311 IU/<i>l</i>(第7病日)と上昇.Refeeding症候群による肝機能異常と考え摂取カロリーを500 kcal/日...

    DOI Web Site Web Site 参考文献14件

  • 生体インピーダンス法を用いたマウスの体脂肪量測定手法に関する検討

    大田 有夏, 山田 親稔, 宮城 桂, 池松 真也 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 371-371, 2018-09-19

    ...<p>本研究の目的は,非破壊で簡易的に体組成の推定を行うことのできる生体インピーダンス法を用いてマウスの体脂肪量の測定手法の確立,推定式の算出,装置の開発を行うことである.マウスは高脂肪食を与えた肥満マウス5個体,通常食を与えた5個体の10個体で行う.インピーダンス値の測定はLCRメータを使用し,4端子対法により行う.次に,Folsh法により体脂肪量を測定し,双方の比較を行うことで推定式を算出する....

    DOI

  • 扁桃癌経口的切除前後の QOL 評価と嚥下機能評価

    戎本 浩史, 大上 研二, 槇 大輔, 酒井 昭博, 齋藤 弘亮, 金田 将治, 村上 知聡, 寺邑 尭信, 飯島 宏明, 飯田 正弘 日本耳鼻咽喉科学会会報 121 (8), 1071-1078, 2018-08-20

    ...</p><p></p><p> 嚥下内視鏡スコアは1例のみ術後6カ月時点で4点だったが, 全例で常食の摂取が可能であった. 術後6カ月時点での FOSS は1例のみ stage I で, 残りの8例は stage 0 だった.</p><p></p><p> 扁桃癌経口的切除後の患者 QOL と嚥下機能は良好に維持された. 経口的切除術は患者の QOL 維持, 嚥下機能温存に貢献すると考えられた....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 高度に嚥下機能が低下した開放性喉頭外傷の1症例

    梶原 理子, 志村 英二, 武田 鉄平, 大平 真也, 松浦 賢太郎, 和田 弘太 耳鼻咽喉科展望 61 (4), 222-227, 2018-08-15

    ...その後の嚥下訓練により嚥下機能は徐々に改善し, 術後約3ヵ月で問題なく常食摂取が可能となった。</p><p></p><p> 今回は嚥下機能改善手術を施行せず, 喉頭蓋軟骨と甲状軟骨の縫合により, 常食摂取可能となったが, 一期的に喉頭挙上術に準じて甲状軟骨と舌骨の連結縫合を併せて実施していれば, 術後の機能回復期間を早めることができたと考えた。</p>...

    DOI 医中誌

  • 腹部食道癌術後間置空腸の蛇行による食事摂取障害に対し再吻合を行った1例

    石井 賢二郎, 関 博章, 安井 信隆, 嶋田 昌彦, 松本 秀年 日本消化器外科学会雑誌 51 (8), 505-511, 2018-08-01

    ...透視下上部消化管内視鏡にて間置空腸の著しい蛇行・拡張を認めた.残胃に胃瘻を造設し経胃瘻的空腸チューブを挿入し,経腸栄養を施行した.3か月後に栄養状態が改善したため再々建手術の方針となった.斜胴切開左開胸開腹にて,食道空腸吻合部から3 cm程度のところの間置空腸から空腸残胃吻合部までを含めて,間置空腸への血流は温存しながら切除し,Kocher授動を十分に行い,胸腔内残存間置空腸残胃吻合を行った.術後食事摂取も常食...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 神戸女子短期大学学生の食事に対する意識の現状(第1報)

    ヤスハラ, ミホ, ミズサワ, カオリ, ナカオ, ミチヨ, Yasuhara, Miho, Mizusawa, Kaori, Nakao, Michiyo 神戸女子短期大学紀要論攷 63 29-40, 2018-03-01

    食生活をめぐる現状は,複雑化・多様化に加えて,著しい情報の氾濫によって正しい情報の取捨選択も難しくなっている。そのため,健全な食生活を実践するには,単に食べ物や栄養の知識だけでなく,文化や国際理解など多方面にわたる実践的な教育が求められている。そこで,食に関連する科目の教育内容を検討する手がかりを得るものとして,女子学生の食事の現状と意識および食生活への興味についてアンケート調査を行なった。その…

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 硝酸塩/亜硝酸塩の不足は代謝症候群,血管不全,心臓突然死を引き起こす

    喜名 美香, 坂梨 まゆ子, 新崎 章, 筒井 正人 日本薬理学雑誌 151 (4), 148-154, 2018

    ...NOxの不足は代謝症候群を引き起こす』という仮説をマウスにおいて検証した.私達は過去に,NOSs完全欠損マウスの血漿NOxレベルは野生型マウスに比して10%以下に著明に低下していることを報告した.この結果から,生体のNO産生は主として内在するNOSsによって調節されていること,外因性NO産生系の寄与は小さいことが示唆されたが,低NOx食を野生型マウスに長期投与すると意外なことに血漿NOxレベルは通常食...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献15件

  • 広島県西部地域の家庭料理と次世代に伝え継ぐための課題と展望

    村田 美穂子, 前田 ひろみ, 塩田 良子, 政田 圭子 日本調理科学会誌 51 (3), 151-164, 2018

    ...日常食は「ご飯,味噌汁,漬物」を基本に主にだしはいりこだしを用いた。家庭料理を工夫し,カレーライスやコロッケなどの洋風献立も食べた。ハレの日は家庭で行事食を手作りし,御逮夜(おたんや)では煮ごめを食べた。間食は農作物を使ったもの,駄菓子類(チョコレートやガム)やバナナ,手作りの菓子であった。...

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  • 調理実習における衛生に関する授業の効果

    桑原 智美, 藤田 智子, 阿部 睦子, 菊地 英明, 佐藤 安沙子, 西岡 里奈, 倉持 清美 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 61 (0), 43-, 2018

    ...「材料に適した加熱調理の仕方について理解し、基礎的な日常食の調理が適切にできること。」を知識及び技能として身に付けること、とある。家庭科の授業において日常生活の衛生意識関連事項として、食材の扱いおよび調理時の衛生を取り上げることは自ら考える生活に繋がると考える。<br><br>現行の指導要領において中学生になり、使用可能となる食材の一つに生肉があり、調理品の幅も広がっていく。...

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  • 小学校家庭科におけるマインドフルネスの視点を入れた「だし」の学習教材の検討

    渡瀬 典子 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 61 (0), 14-, 2018

    ...学習状況分析(2017年10月実施,岩手県内のA小学校5年生29 名)小単元「おいしいみそ汁について考えよう」の児童の学習記録の記述分析 (2)岩手県内の大学生対象の「だし」官能検査の分析(2018 年 2 月実施,小学校の教員免許状取得を希望する大学3,4年生 27 名)<br>【結果】分析対象であるA小学校の児童の家庭で「朝食の献立にみそ汁がある」のは約 1/3 であり,彼らにとってみそ汁が日常食...

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  • 胚の体外培養液の違いが長期に及ぼす影響

    海平 のどか, 松本 沙知, 望月 和樹, 岸上 哲士 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-48-P-48, 2018

    ...(実験3)8週齢以降に通常食群(Hi-Durability IRRD M/R)と高脂肪食群(F2WTD)に分け,その後の体重推移を測定した。【結果】(実験1)αMEMにおいて著しい胚盤胞への発生阻害が観察された(CZB 94% vs αMEM 52%)。(実験2)αMEMによる産仔率は有意な低下がみられなかった(CZB 43% vs αMEM 53%)。...

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  • 埼玉県の家庭料理 主菜の特徴

    島田 玲子, 河村 美穂, 名倉 秀子, 木村 靖子, 徳山 裕美, 松田 康子, 駒場 千佳子, 土屋 京子, 成田 亮子, 加藤 和子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 215-, 2018

    ...当時の地域環境と共に,食料の入手法,調理・加工・保存方法,日常食や行事食,食に関連する思い出や,次世代に伝え継ぎたいと考える料理について,聞き書き法で調査を行った。<br>【結果】埼玉県は内陸県(海なし県)である一方,荒川や利根川などの一級河川が流れ,川魚を入手するには恵まれた環境であった。...

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  • 京都府の家庭料理 主菜の特徴

    桐村 ます美, 坂本 裕子, 豊原 容子, 福田 小百合, 湯川 夏子, 米田 泰子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 232-, 2018

    ...いずれの地域も日常食で肉を用いることはほとんどなく魚介類中心ではあるが、其々の地域で入手可能な動物性食品と旬の野菜を組み合わせ、合理的な食生活を営んでいた。...

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  • 鹿児島県の家庭料理 主菜の特徴

    森中 房枝, 木之下 道子, 山下 三香子, 木下 朋美, 山﨑 歌織, 竹下 温子, 福元 耐子, 大富 あき子, 大山 典子, 新里 葉子, 中島 朝美, 大倉 洋代, 久留 ひろみ 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 250-, 2018

    ...<br>【結果】聞き書き調査からみえてきた昭和30年から40年代の「日常食の主菜」は乏しく,主な食の文化は「行事食」の中で受け継がれてきたことが伺える。山間部では野菜を作り、山菜などを取って1年間の食糧として保存した。タンパク源としては自家用として鶏を飼って卵を利用し、祝い事や行事の際につぶして煮しめにし、新鮮なうちには「鶏刺し」にして食している。...

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  • 胸鎖乳突筋弁を用いて閉鎖した気管食道瘻の1例

    大野 慶子, 木村 百合香, 高橋 正時, 三輪 好, 本庄 需, 西尾 綾子, 岸本 誠司 日本気管食道科学会会報 69 (1), 33-37, 2018

    ...術後11日目より嚥下リハビリを開始し,術後20日目に退院,その後も瘻孔の再形成なく,胃瘻を抜去,常食が摂取可能となっている。気管カニューレのカフによる圧迫やカニューレ交換時の機械的刺激が瘻孔形成の原因と考えられた。胸鎖乳突筋弁を用いた低侵襲な術式で良好な結果を得た。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 静岡県の郷土料理「黒はんぺん」と特産品「緑茶」を用いた中学校家庭科教材への試み

    竹下 温子, 鈴木 青葉, 斎藤 梢 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 4-, 2018

    ...次に中学校家庭科教材への検討は、静岡大学教育学部附属島田中学校1学年118名に対して「日常食の調理と地域の食文化」の分野を利用し、調理実習を含めた2時間続きの授業を展開した。評価には事前・事後アンケートを用い、統計処理にて解析をおこなった。<br><br>【結果】緑茶黒はんぺんは、3番茶の粉末が最も強く抗菌性が示されることが明らかになり、緑茶の機能性を生かした新商品の開発へ期待が高まった。...

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  • 新潟県の家庭料理 主菜の特徴

    伊藤 直子, 玉木 有子, 佐藤 恵美子・県責任者, 山口 智子, 伊藤 知子, 太田 優子, 立山 千草, 小谷 スミ子, 長谷川 千賀子, 松田 トミ子, 山田 チヨ, 渡邊 智子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 221-, 2018

    ...また、新潟全域で食されている具沢山の煮物「のっぺい」は、主菜や副菜、日常食やハレ食になり、地域により切り方、煮汁の量、とろみの有無等様々で、里芋の他に鶏肉を入れることも多いが、新潟地域では鮭、はらこも入れる。佐渡では、がんもどき・さつま揚げ等を入れた「佐渡煮しめ」が作られ、大勢で集まって食す。...

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  • 長野県の家庭料理 主菜の特徴

    中澤 弥子, 吉岡 由美, 髙﨑 禎子, 小木曽 加奈, 小川 晶子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 223-, 2018

    ...海水魚では、年取り魚(大晦日、年越しの食事につける魚)には鮭と鰤が多く利用され、鰯や秋刀魚等がご馳走や日常食で食されてきた。淡水魚では、鯉がうま煮、あらい、鯉こく、から揚げ、すずめ焼きなど様々な料理で利用され、年取り魚をはじめ、行事食としても多く利用されてきた。鮒の甘露煮、わかさぎの甘辛揚げ、たにしの味噌汁なども、季節の日常食として食されてきた。...

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  • 東京都の家庭料理 主菜の特徴

    伊藤 美穂, 赤石 記子, 色川 木綿子, 宇和川 小百合, 大久保 洋子, 香西 みどり, 加藤 和子, 佐藤 幸子, 白尾 美佳, 成田 亮子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 213-, 2018

    ...納豆や豆腐が23区の日常食に多くみられた。その他の料理として、天ぷらが多くの地域でみられた。23区の東部と北部と比較して、西部と南部に洋風料理が多くみられた。これらの地域では高度経済成長期の中で、食生活が変化していく様子が推察できる。一方、都下や島しょでは、地域の食材に根差した伝統的な食生活がみえた。...

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  • ホームベーカリーによる高β-glucan大麦40%含有食パンの調製と官能評価

    鷲塚 晋, 奥田 玲子, 佐藤 幸治, 白杉(片岡) 直子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 47-, 2018

    ...これらの結果から、本研究で調製した大麦食パンは日常食として利用可能であると考えられた。今後、ヒトを対象とし、本研究で調製した大麦食パンの生理活性について検討する予定である。<br><sup>*</sup>奥田玲子他(2016), 日調科平成28年度大会...

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  • キサンチンオキシダーゼ活性に及ぼす香辛料等に含まれるポリフェノールの影響

    榮 昭博, 関﨑 悦子 桐生大学紀要 29 (0), 59-65, 2018

    ...日常食している香辛料,嗜好品,果実の成分に尿酸生成抑制作用があるのかを確かめるため,ローズマリー,タ イム,ヨモギ,コーヒーおよびブラックベリーについてキサンチンオキシダーゼ(XOD)阻害活性を調べた.また, これらの食材に含まれているいくつかのポリフェノールについて,どのポリフェノールが尿酸生成抑制に関与する のかを明らかするため,カルノシン酸,カフェ酸,ルテオリン,アピゲニン,α-グルコシルルチン...

    DOI 医中誌

  • 香川県の家庭料理 主菜の特徴

    次田 一代, 村川 みなみ, 渡辺 ひろ美, 加藤 みゅき 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 241-, 2018

    ...また「日常食」「ハレの食事」のいずれについても、県内4地域間における大きな差はなかった。...

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  • 豚肝臓加水分解物の経口摂取が血液中脂質濃度に及ぼす影響

    東 和生, 畠  恵司, 松田 周作, 山下 真路, 柄  武志, 村端 悠介, 今川 智敬, 大崎 智弘, 伊藤 典彦, 岡本 芳晴 Functional Food Research 14 (0), 19-22, 2018

    ...<br> <b>材料及び方法:</b>1)C57BL/6マウス(雄,6週齢)を通常食+水道水(ND群),高脂肪食+水道水(HFD群),高脂肪食+2%PLH溶解水(PLH2%群),高脂肪食+5%PLH溶解水(PLH5%群)の4群(各n=5)に分類し,28日間各飼料および飲料水を投与した.その後,血清と肝臓を採取した.血清は血液生化学検査および血中脂質プロファイリングに,肝臓は組織学的検査に供した....

    DOI 医中誌

  • 三重県の家庭料理 主菜の特徴

    阿部 稚里, 飯田 津喜美, 磯部 由香, 乾 陽子, 萩原 範子, 奥野 元子, 久保 さつき, 小長谷 紀子, 駒田 聡子, 鷲見 裕子, 成田 美代, 平島 円, 水谷 令子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 229-, 2018

    ...<br> 以上の結果から、三重県の家庭料理の主菜は、伊勢湾や太平洋に囲まれている地理的な条件から、日常食として季節を問わず、様々な魚介料理が多く食べられていることが明らかになった。特に漁業の盛んな伊勢志摩や東紀州地区では、旬の魚を主菜とする食文化が根付いていたことが示唆された。...

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  • 奈良県の家庭料理 主菜の特徴

    島村 知歩, 喜多野 宣子, 志垣 瞳, 三浦 さつき 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 234-, 2018

    ...<br>【方法】各地域の自然環境の中から育まれた食材を中心とした日常食または行事食などで、1960~1970(昭和30~40)年頃までに定着した地域の郷土料理を「家庭料理」として定義し、平成24~26年度に奈良県の9地域(奈良市・天理市・大和高田市・大和郡山市・山辺郡山添村・宇陀市室生村・葛城市・吉野郡下市町・吉野郡下北山村)において聞き取り調査を行った。...

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  • 沖縄県の家庭料理 主菜の特徴

    田原 美和, 森山 克子, 大城 まみ, 我那覇 ゆりか, 名嘉 裕子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 251-, 2018

    ...豆腐料理は沖縄豆腐を用いた,チャンプルー(豆腐と野菜などの炒め物),ンブシー(豆腐・豚肉・野菜などの味噌煮),揚げ豆腐(重箱料理の一品として)など,日常食・行事食に用いられている。また,豆腐や野菜,豚肉などを入れた具沢山の味噌汁,ソーキ骨のお汁(豚骨付きあばら肉のお汁),チムシンジ(豚肝臓の煎じもの),魚汁などの汁物をおかず(主菜)として食する事も多い。...

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  • 群馬県の家庭料理 主菜の特徴

    堀口 恵子, 神戸 美恵子, 永井 由美子, 阿部 雅子, 高橋 雅子, 渡邊 静, 綾部 園子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 219-, 2018

    ...日常食の代表では塩鮭の粕煮,里芋とイカの煮物,松前漬け,細切りイカのつくだ煮,さつま揚げの入ったきんぴら,厚揚げの煮物,卵焼きなどがある。畜産も盛んで,肉といえば豚肉を指し,副産物である臓物を使ったもつ煮やもつ焼きは,現在も好まれている。...

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  • 福岡県の家庭料理 主菜の特徴

    猪田 和代, 吉岡 慶子, 山本 亜衣, 秋永 優子, 楠瀬 千春, 末田 和代, 三成 由美, 松隈 美紀, 八尋 美希, 宮原 葉子, 仁後 亮介 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 244-, 2018

    【目的】「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」では、全国に残されている特徴ある家庭料理について、聞き書き調査を通して地域の暮らしの背景とともに記録し、次世代に伝えることを目的としている。本研究では九州支部の調査で得られた家庭料理の中から特に「主菜」の特徴について検討した。<br>【方法】日本調理科学会特別研究の調査ガイドラインに基づき聞き書き調査を行った。調査地区は北九州地域(5名)、筑豊地域(2名…

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  • 術後に唾液腺導管嚢胞と診断された耳下腺嚢胞の1例

    内尾 紀彦, 黒田 健斗, 倉島 彩子, 重田 泰史 耳鼻咽喉科展望 60 (6), 276-280, 2017-12-15

    ...術後2日目より常食を開始したところ, ドレーンからの透明な排液の増加を認め, 唾液漏が疑われた。 創部をガーゼで圧迫し, 絶食にて経過観察を行ったところ症状は軽快し, 2ヵ月後に完治した。 耳下腺嚢胞性疾患の術前鑑別診断は困難であり, 手術の際には唾液漏及び顔面神経麻痺を起こさぬよう留意すべきである。 また嚢胞壁と皮下軟部組織との癒着が強い場合は, 繊細な剥離操作を検討すべきである。</p>...

    DOI 医中誌

  • 介護老人保健施設からの在宅復帰に影響を与える要因 : 在宅復帰の可否に影響するケア内容の分析

    古川, 和稔, 小平, めぐみ, 井上, 善行, 藤尾, 祐子, 津森, 伸一, 竹内, 孝仁 自立支援介護・パワーリハ学 = Japan Society of Functional Recovery Care and Power Rehabilitation 11 (1), 68-77, 2017-11-01

    ...エネルギー摂取量が1日あたり1400kcal以上で、かつ常食、さらに夜間排泄方法がトイレまたはPトイレの場合に在宅復帰群の割合が高かった。一方、入所前の場所が自宅以外で、かつ屋内移動方法が車椅子の場合、在宅復帰が困難であった。本研究の結果、低栄養を改善するために常食摂取を目指した支援の重要性と、自宅以外からの入所者に対しては、屋内移動の自立に向けた支援の必要性が示唆された。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 急性期病院での食事による窒息事例の検討

    塚谷 才明, 小林 沙織, 平岡 恵子, 田中 妙子, 金原 寛子, 南田 菜穂, 山本 美穂, 酒井 尚美 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 21 (2), 99-105, 2017-08-31

    ...</p><p>【結論】院内発生の窒息事例は経口摂取自立者で,既往に嚥下障害リスクを有し,常食もしくはそれに近い食形態の物を食べている,入院早期の高齢者患者に起こりやすい.</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • DPC を考慮した直腸前方切除術術後在院日数短縮に関する検討

    河原 秀次郎, 秋葉 直志, 矢永 勝彦 外科と代謝・栄養 51 (4), 191-195, 2017

    ...<br>【成績】登録100 人(平均年齢64.3(32-90)歳,男52 人,女48 人)の術式の内訳は高位前方切除術33 人,低位前方切除術は67 人であった.術後縫合不全はみられず全例が術後4 日目に食事が開始でき,術後7 日目に常食が摂取可能であった.術後在院日数は10.8(10-14)日であった....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • セツキシマブ併用放射線療法を施行した下咽頭癌症例に対する経口的救済手術の検討

    野村 文敬, 杉本 太郎, 川田 研郎, 角 卓郎, 有泉 陽介, 清川 佑介, 田崎 彰久, 岡田 隆平, 服部 夏子, 河野 辰幸, 岸本 誠司, 朝蔭 孝宏 頭頸部癌 43 (1), 28-32, 2017

    ...<br>結果:5例中1例は局所再発にて原病死,別の1例は担癌生存,残りの3例は再発なく常食摂取可能であった。局所再発例は術後の病理結果にて深部断端陽性例であった。2例に創部感染を認めたが保存的加療にて改善した。<br>結論:BRT後の救済手術としてのELPSは病変制御と喉頭温存に有用であるがその適応を厳密に規定する必要がある。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献7件

  • 家庭科における情報化に対応した授業の検討

    成島 勇樹, 志村 結美 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 60 (0), 89-, 2017

    ...<br /> 以上の調査の検討を行った結果、小学校家庭科における情報化に対応した授業の検討を行う上で、重要なキーワードとして①情報活用能力、②問題解決能力、③教え合い・学び合い等の協働的な学び、④多様な評価、⑤表現力の向上を導き出し、以上を踏まえた試験的授業「日常食の調理(りんごの皮むきをしよう)」を設計した。...

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  • 褐藻中のクロロフィル<em>c</em>量の調理による変化

    豊原 容子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 176-, 2017

    ...海藻はミネラルのよい供給源であり、さらに多くの機能性成分が含まれていることが明らかとなっていることから、日常食での海藻の摂取が望まれる。そこで本研究では、日常よく用いられるワカメや昆布など褐藻中に含まれている抗アレルギー作用を有するクロロフィル<em>c</em>に着目し、各種褐藻中の含有量と調理操作による変化について明らかにし、日常食において有効に摂取するための方法を検討した。...

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  • 山梨県の家庭料理 ー おやつ ー

    柘植 光代, 時友 裕紀子, 阿部 芳子, 松本 美鈴, 坂口 奈央 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 221-, 2017

    ...とうもろこし粉を用いた料理は北杜市や上野原市でもみられたが、特に山中湖村ではとうもろこし粉の料理が昔から常食されており、もろこし団子やもろこしまんじゅうがおやつとしても食べられていた。<br /> さつまいもやじゃがいもを用いたおやつも多く、「いものこ」(南部町)はさつまいもを輪切りにし、ゆで、中心部に開けた穴にわらを通して乾燥させた保存食品である。...

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  • 静岡県の家庭料理: おやつの特徴

    高塚 千広, 川上 栄子, 新井 映子, 市川 陽子, 伊藤 聖子, 神谷 紀代美, 清水 洋子, 中川(岩崎) 裕子, 竹下 温子, 村上 陽子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 223-, 2017

    ...日常食として、さつまいもや小麦(粉)の料理が静岡県全域にあり、ときには間食に用いられていた。その他、魚介 (イカ嘴、イワシ等の稚魚、貝類)、寒天、小豆、落花生、雑穀(キビ、ソバ)、種実類(トチ)等が間食になることがあった。炒ったソバやアズキを石臼で挽いた「たてこ」や、複数の穀類と豆を組み合わせた「とじくり」は西部特有である。...

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  • 大正末期から昭和初期における調理者のジャガイモ料理に対する意識

    関本 美貴, 大橋 きょう子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 53-, 2017

    ...この意識を「豊かな日常食への期待」と定義した。<br /> 以上より,調理者がジャガイモに対して里芋とは異なる意識をもっていたことを定量的に明らかにできた。この結果は現代のジャガイモ料理の多様さへとつながる要因の一つと考える。...

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  • 漫画における料理の特徴

    矢口 美音里, 河村 美穂 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 51-, 2017

    ...また、掲載料理は初心者が試しやすいように基本的な調味料(塩、しょうゆ、砂糖)や入手可能な食材(たまねぎ、にんじん、卵、じゃがいも)を使用した再現可能な日常食が多く、料理の種類としては和食が多い(掲載料理の56%)ということが明らかになった。...

    DOI

  • <b>次世代に伝え継ぐ岐阜県の家庭料理(第5報)飛騨地域</b>

    長屋 郁子, 長野 宏子, 堀 光代, 山澤 和子, 木村 孝子, 辻 美智子, 西脇 泰子, 坂野 信子, 山根 沙季, 横山 真智子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 114-, 2017

    ...【目的】日本各地にはその自然環境で育まれた食材を利用した日常食及び行事食がある。しかし現代は地域の伝統的な料理が親から子へ伝承されにくい傾向にある。そこで1960~1970年頃までに定着した岐阜県飛騨地域の郷土料理について、当地域の生活環境や時代背景とともに聞き書き調査を実施した。...

    DOI

  • 東北B県の農産物生産経営

    稲垣 伸子 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2017f (0), 265-268, 2017

    ...農業は国家の複合的責務であり、国内日常食の安定供給と同時に国土・環境・文化の保全と一体性をもつ。農産経済振興はこれらの一側面を構成する概念群である。我が国は人口減少と農産地居住の著減を見通し、農用地は区画拡大と汎用化のもと永代資産の利活用を求められる。地方都市は農産至近の本来性に向かう可能性があり、域外向け量産には別途、再編議論がある。...

    DOI

  • レボドパの薬効に影響を与えるビタミンB6摂取量に関する系統的レビュー

    佐藤 陽子, 休石 千晶, 千葉 剛, 梅垣 敬三 食品衛生学雑誌 58 (6), 268-274, 2017

    ...強いビタミンB6摂取量について検討した.論文は2017年8月に2つのデータベースにて検索し,11報を採択した.その結果,ビタミンB6摂取量が50mg/日以上でレボドパの薬効が減弱する可能性が高くなると考えられた.したがって,ビタミンB6欠乏がなく,かつ,レボドパとの相互作用が回避できるビタミンB6摂取量は日本人の食事摂取基準における推奨量と上限量の範囲と同等と推定された.以上より,ビタミンB6は通常食品...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献12件

  • デグーの高嗜好性食物の検討と食後血糖値への影響

    前川 友香里, 鈴木 馨 ペット栄養学会誌 20 (1), 7-11, 2017

    ...臨床的に健康な成熟個体(n=6)を用いて、あらかじめ空腹時血糖値(64.2±2.2mg/dl、平均値±標準誤差)を測定後、通常食(ペレット)、高繊維質食(チモシー)、高糖質食(乾燥パイン)、および高脂質食(ヒマワリの種)の嗜好性、ならびに給与後の食後血糖値変動を調べた。...

    DOI Web Site 医中誌

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