米、カスペルスキーを「脅威」リスト追加 ロシアのウイルス対策企業

有料記事ウクライナ情勢

ワシントン=榊原謙
[PR]

 米連邦通信委員会(FCC)は25日、安全保障上の脅威と見なす企業のリストに、ウイルス対策ソフトを手がけるロシアの企業「カスペルスキー」を加えた。FCCのリスト入りは通信機器大手「華為技術ファーウェイ)」など中国企業だけだったが、ロシア企業の認定は初めて。

 米政府から補助金をもらっている通信会社などは、FCCの「脅威リスト」に入った企業の製品やサービスを購入することが禁止される。米政府はカスペルスキーとロシア政府の関係を懸念し、2017年から政府機関による同社製品の使用を禁止。今回の措置も、ロシア政府が同社の製品やサービスを悪用するリスクを懸念したとみられる。

 FCCは25日に発表した声…

この記事は有料記事です。残り204文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

ウクライナ情勢 最新ニュース

ウクライナ情勢 最新ニュース

ロシアのウクライナ侵攻に関する最新のニュース、国際社会の動向、経済への影響などを、わかりやすくお伝えします。[もっと見る]