米連邦通信委員会(FCC)は25日、安全保障上の脅威と見なす企業のリストに、ウイルス対策ソフトを手がけるロシアの企業「カスペルスキー」を加えた。FCCのリスト入りは通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」など中国企業だけだったが、ロシア企業の認定は初めて。
米政府から補助金をもらっている通信会社などは、FCCの「脅威リスト」に入った企業の製品やサービスを購入することが禁止される。米政府はカスペルスキーとロシア政府の関係を懸念し、2017年から政府機関による同社製品の使用を禁止。今回の措置も、ロシア政府が同社の製品やサービスを悪用するリスクを懸念したとみられる。
FCCは25日に発表した声…
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