指紋による個人特定では、浮き出ている線状の隆起「隆線」などの特徴点12カ所が一致することが必要とされる。だが、テープから採取されたものは不完全で一致したのは8点だけだった。捜査本部は「証拠としては不十分」と判断。指紋の男性が事件当時、現場にいなかった可能性が高いことも分かった。
捜査本部は遺留指紋などから複数犯の可能性を視野に入れており、事件との関連を慎重に調べる。
指紋による個人特定では、浮き出ている線状の隆起「隆線」などの特徴点12カ所が一致することが必要とされる。だが、テープから採取されたものは不完全で一致したのは8点だけだった。捜査本部は「証拠としては不十分」と判断。指紋の男性が事件当時、現場にいなかった可能性が高いことも分かった。
捜査本部は遺留指紋などから複数犯の可能性を視野に入れており、事件との関連を慎重に調べる。