(セ・リーグ、中日4-3ヤクルト、13回戦、中日9勝4敗、6日、ナゴヤD)ヤクルトは6日、中日13回戦(ナゴヤドーム)に3-4で敗れ、今季4度目の5連敗。借金は19となった。先発のデービッド・ブキャナン投手(28)が6回、89球を投げ、自己ワーストの10安打を浴びて4失点で5敗目(5勝)。真中満監督(46)は厳しい表情で振り返った。
「(ブキャナンは)普段からよく投げてくれているので、何とも言えない。でも、いつもよりボールが真ん中に集まっていた」
追い打ちをかけるように大引が7日に、出場選手登録を外れることが分かった。試合前の打撃練習を回避し、先発メンバーから外れた。九回二死一塁から大松の代走で出場したが、左肩の状態が思わしくなく抹消が決まった。
大引は今季67試合に出場し、打率・226、5本塁打、25打点。遊撃のレギュラーとしてチームを引っ張ってきただけに大きな痛手だ。代わって西浦が登録される。山中、小川の投手陣に加え、中村も1軍に復帰したが、故障者が続くチームの中で今度は雄平、秋吉に続き、大引まで。負の流れが断ち切れない。(赤尾裕希)