名古屋市の黒田・住宅都市局長が退任
名古屋市のまちづくりを指揮してきた同市の黒田昌義・住宅都市局長(51)が6日付で退任した。国交省出身の黒田氏は2014年から住宅都市局長として名古屋駅周辺や栄の再開発などを推進した。7日以降は内閣府で防災を担当する総括の参事官として、九州北部の豪雨対策にあたる。
黒田氏は6日の退職のための辞令交付式のあと、記者団に対し3年間を振り返って「名古屋のまちづくりに貢献できたかなと思う」と語り「リニア時代にふさわしいリニアキャピタル(首都)としての名古屋の発展を東京から願っている」と話した。名古屋市が局長に国家公務員を起用するのは黒田氏が初めてだった。
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