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ペットボトル星座早見を作ろう

ペットボトル星座早見のできあがり

2003年8月17日の工作イベントで、ペットボトルの望遠鏡型星座早見を作りました。
 初の試みで内容も詳しくお知らせできなかった中、集まっていただきありがとうございました。このコーナーでは、実際に自宅でも作れるよう型紙のダウンロードと、作り方の解説を設けました。

用意するもの

  1. 円柱状のペットボトル
    500ccの炭酸飲料用・一部サイズの合わないものもあります
  2. 型紙
    印刷の時に設定が「用紙に合わせて拡大」になっていないことを確認してください。
    • No.1(600KB) A4サイズ3枚に印刷。紙は厚めの紙のほうがきれいに作れます。印刷したら、裏面を墨汁などで黒く塗ってください。
    • No.2(1.7MB) A4サイズ1枚に印刷。プリンターの一番高い解像度で印刷してください。
  3. その他
    • 乾電池
    • 乾電池ボックス
    • ムギ球
    • アルミホイル
    • フェルト
    • 工具類

作り方

[(1)時間の用紙(長方形)]などは型紙の番号ですまちがえないようにネ!

1 印刷した型紙を切る(全部で8パーツ)
2 ペットボトルの底から 5cm と 9cm の所で印をつけて、「 5cm」 の印の所をカッターで切る。
3
  1. 切り取ったペットボトルの底の部分に、穴を2箇所開けて、ムギ球の導線を穴に通します
  2. ギ球の周りに、底の形に合わせてアルミホイルを敷きます。
4  
  1. No.2の[星図]のまわりの、白い線に切れ込みを入れます
  2. 「3」でできたものに、[星図]をすき間ができないように、セロテープで貼り付けます
  3. 周りに、4cmくらいに切った両面テープを4ヶ所にはります(写真の白いもの)
 
5
  1. 上側のペットボトルに、[(5)時間の用紙(円形)]をセロテープで貼り付ける
  2. 「2」でつけた9cmの線にそって、フェルトを貼ります
(右の写真のように、フェルトの一端を印をつけた線にあわせる)
6 [(1)時間の用紙(長方形)]の裏(時間が印刷されている部分のちょうど裏側)に両面テープをはります
[(1)時間の用紙(長方形)]と、[(2)月の用紙]をまるめてくせをつけておきます
7 [(1)時間の用紙(長方形)]を上ペットボトルの周りにはる。のりしろ部分には両面テープを使用。
ポイント1(右図参照→)
[(5)時間の用紙(円形)]に書いてある時間と [(1)時間の用紙(長方形)]に書いてある時間を合わせる。
8 (↑[(5)時間の用紙(円形)]の”0時へ”を[(1)時間の用紙(長方形)]の”0時”にあわせる)
ポイント2(右図参照→
飲み口のでっぱりの部分を[(1)時間の用紙(長方形)]の一辺にあわせる。
9 「(2)月の用紙」を下ペットボトルの周りにはる。のりしろには両面テープを使用。
ポイント(右図参照→)
星図のオリオン座を[(2)月の用紙]の6月にあわせる。
ポイント(右図参照→)
ペットボトルの底と紙の一辺をあわせる。
10 乾電池ケースに乾電池をセットして、ペットボトルの底にはる(両面テープ又は、セロハンテープを使用)
11 [(7)/(8)フード部分]をのりしろでつないで円筒状にし、[(3)フード部分]を上からはめて接着する。
12
  1. フードにペットボトルを差し込む(ぐらぐらしないように内側からテープでとめる)
  2. ムギ球が点灯するようにコードをつなぐ
  3. [(6)のぞき口部分]をペットボトルの口の所へはめる
[(4)レンズ部分]をはめたらできあがり!!
のぞいてみると‥
ペットボトルの中間部がくるくる回るようになっていて、見たい月日、と時間を合わせます。
ペットボトルをのぞくと、その時に見られる星が見られます。方角は下の図のとおりです。
電池のスイッチはありません。レンズのふたをしてしまうと、電池の操作ができないので必要に応じて工夫してください。