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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生。災害関連死を含む28人が犠牲になりました。

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熱海土石流の大雨、箱根・大涌谷でも土砂崩れ 旅館に温泉供給できず

土石流災害の影響もあり、閑散とするJR熱海駅前の商店街=静岡県熱海市で2021年7月8日午前9時45分、手塚耕一郎撮影
土石流災害の影響もあり、閑散とするJR熱海駅前の商店街=静岡県熱海市で2021年7月8日午前9時45分、手塚耕一郎撮影

 静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区で起きた土石流災害の影響で、全国有数の温泉地・熱海の観光業も打撃を受けている。ホテルや旅館にはキャンセルが相次ぎ、商店街も人影はまばら。土石流の被害は伊豆山地区の一部にとどまっているものの、観光への影響は市内の他の地域にも広がっているといい、観光業者などから懸念する声が出ている。

 首都圏有数の観光地、箱根温泉(神奈川県箱根町)の源泉地・大涌谷でも3日に大雨の影響による土砂崩れがあり、温泉をつくる装置が流された。大涌谷は土石流があった静岡県熱海市伊豆山地区の北側約15キロに位置する。3日朝から約50軒のホテルや旅館に温泉が供給できておらず、復旧には1週間以上かかる見通しだ。

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